ホームページの作り方

ホームページ制作費用をクラウドファンディングで調達するコツ

「新規事業を立ち上げるため、ホームページ制作の費用をクラウドファンディングで集めたい」
「ボランティア活動に参加してくれる人をもっと増やすため、費用を集めてホームページリニューアルをしたい」

この記事は、【ホームページ制作にかかる費用をクラウドファンディングで集めたい】と思っている皆さまへ向けて書いています。

皆さま、こんにちは。

クラウドファンディングという言葉もずいぶんと広がりました。
「こんなことをしたい」と声を上げる起案者がいて、

そのアイデアに賛同した人がインターネットサイトを通じてお金を送るシステムのことです。

知り合いに声をかけて集めるパターンもあれば、クラウドファンディングサイトでそのプロジェクトを知った人が共感してお金を送ってくれるパターンもあります。

世界中から広く支援を募るには、とても便利な仕組みです。
ただ、クラウドファンディングも乱立傾向にありますので、支援者を集めるコツをまとめてご紹介します。

はじめに:クラウドファンディングは成功するかわからない

この1年ほど、資金に困ると「クラウドファンディングで集めたい」という声をよく聞くようになりました。確かに大掛かりな手続きもなく、いろいろな人から資金が集まればそれ以上によいことってありませんよね。便利です。

ただ、もちろん資金集めが成功するかどうかはわかりません。
集まることを想定して考えてしまうと、集まらなかったときにどうすればいいか判断できなくなります。

本当に必要なホームページであれば、クラウドファンディングでもし集まらなかった場合自己資金で実施するのかどうか?どうするのかというところまで検討しましょう。

また、プロジェクトを開始するとストップすることはできず、「○○のために資金を集めます」といってしまったからには責任が生じます。失敗しても責められることはありませんが、ある程度プロジェクトが動いているかどうかはチェックされるかもしれません。支援者を募るということは、それだけの責任も背負うということなので、本当に実施するのかどうか検討しましょう。

クラウドファンディングのコツ1:お金は人に集まる

クラウドファンディングは”共感”がすべて、と言われます。
プロジェクトにお金が集まるというよりは、そのプロジェクトの発案者にお金を託すようなイメージで送金する支援者が多いです。

そのため、どれだけ社会的に意義があって、世の中に必要とされているプロジェクトであっても、発案者の人となりであったり、有名か無名かによって支援が集まる可能性が左右されます。

「お金を預けても大丈夫かどうか」という判断を支援者がするわけで、矢面に立ってそれを受けるのはなかなか精神力のいることです。一定のファンがいるような人がクラウドファンディングをする場合には「知っている人だから大丈夫」ということで障壁が下がりますが、知らない(メディアでも見たことがないし、会ったこともない)人の場合は逆に障壁が非常に高くなります。

支援者からの視線をしっかり受けて立てるかどうかも、クラウドファンディングでしっかり資金を集められるかどうかのポイントになるでしょう。

クラウドファンディングのコツ2:ストーリー作りを丁寧に

支援者が発案者を見て、「この人いいな、応援したいな」と思ったら、次にそのプロジェクトのストーリーをチェックします。

「○○のためにホームページを新しくして、情報発信をしたい!」という思いがどこから出てきたのか?なぜこの人はこのプロジェクトに力を注いでいるのか?確認します。

クラウドファンディングのページを読んでいる人が「なるほど、すごい、それならば」と思えるように表現していかなければいけません。

まずは、自分が「こうしたい」「ああしたい」という希望ではなく、読んでいる人に寄り添う文章を書くことが第一です。

“エモーショナル(エモい)”とよくSNS等では表現されていますが、一人ひとりが自分ごとのように、目の前に課題があるように感じられる文章や写真を用いてページを作っていきます。

このあたりは初めてのプロジェクトでは非常に難しく感じると思いますが、クラウドファンディングを実施するサービスの担当者が意見してくれることも多いですし、クラウドファンディング成功者から事例を聞くだけでも、コツがつかめてできるようになってきます。


自分を伝えたいという意識を強く持って、書き直しながら工夫していけば、共感の生まれるストーリーを作り上げていくことができるでしょう。

クラウドファンディングのコツ3:ユニークなリターンを(直接・間接両方準備)

クラウドファンディングのリターン(返礼品)には大きく分けて2つの方向性があります。

まずは直接会ったりコミュニケーションできたりするもの。
例えば、「パーティー参加券」や「会ってお礼を言う」「お店の商品が買える商品券」などです。発案者のファンは直接会って話したいと思っているので、このように直接的なリターンが人気となります。

ただ、全員がその場所に行けるわけではないので、間接的なリターンも必要です。
よくあるのは「お礼のメール」ですが、ほかにも「商品(もしくはオリジナルグッズ等)を送る」「ホームページで名前を紹介する」などがあります。

このリターンを目当てに支援する人も多くいますので(もちろん発案者に共感し、プロジェクトのストーリーに納得した上で)、どんなものが提供できるか、そして提供して喜ばれるかを検証してから決める必要があります。

クラウドファンディングのコツ4:SNSでの発信を忘れずに

クラウドファンディングの成功は、SNSで拡散されたかどうかにもかなり左右されます。
一気に支援が集まると、そのプロジェクトは”急上昇””注目”などの形で、クラウドファンディングサービスサイトのトップページに載ったり、露出を増やせてもらえたりします。

友人・知人に支援をお願いすることで一定の金額を集められたとしても、それには限界があります。
その先で支援を集めることがクラウドファンディングの最大の目的となりますが、
そこにはSNSでの発信と拡散が必須と考えておいて間違いありません。

個人でSNSをしっかり運用し、そこでもプロジェクトについて言及して発信していく必要があります。

まとめ

無名の一般人がクラウドファンディングで資金を集めるのは大変なことです。
街角に立って、募金を募ることを想像すると、その困難さがわかると思います。1000円、2000円を集めるのは簡単でも、募金で100万円を集めるのは相当の労力が必要です。

でも募金箱をそのへんに置いておくだけよりも、募金箱を抱えて声を上げ、「お願いします!」と言ったほうが集まりそうですよね。

さらに自分をしっかり表に出すというのは、募金箱を持って演説をするようなもの。
慣れていないと大変ですが、共感者=支援者を集めることは、後々のビジネスにも好影響があるはずです。

資金集めの一つの方法として、クラウドファンディングを意識するのはいいことだと思います。銀行で融資が下りなかったとしても、やりたいことを実現できる可能性が広がりますから。

これから取り組みたいという方は、このコツを参考に、ぜひ成功させていただきたいと思います。

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