ホームページのコツ

ホームページのアクセス情報ページに必要な項目5つ

皆さま、こんにちは。
ホームページを制作すると決まれば、「何を載せればよいか?」「何を載せなければならないのか」と思案することになるのですが、必ずこれを載せなければならないというルールはありません。ただ、これを載せておくと訪問者に親切、わかりやすい、便利、という情報はあります。

例えば企業のホームページであれば、会社概要や社長メッセージ、問い合わせフォーム、そしてアクセスページです(載せておいたほうがよい情報についてより詳しく調べたい方は、過去記事:会社のホームページに絶対必要な5項目もご参照ください)。

そのような内容にプラスして、多くのお客さま(見込み客含む)が知りたいと感じそうなことは載せておいたほうがよいですよね。飲食店さんであれば予約の仕方やメニュー、営業時間など。企業であれば新規のご相談が来るかもしれないので事業内容など。

そのほか、もう一つ重要なページがあります。
それが実はアクセス情報のページです。

一般的にはアクセスページはホームページ制作時にあまり注目されないページかもしれません。けれど、最寄り駅や地図を載せたページは非常に重要な要素です。なぜなら、アクセスページを見る訪問者さまは、その場所に訪問する意欲が高い=購買意欲が高い人だからです。

わかりやすく充実したアクセス情報を見れば、すぐに足を運んでくださいます。行動してくださる方は新規のお客さまになる可能性が高いですよね。

分かりづらい場所に行くのは、誰でもストレスが溜まります。
詳しい行き方の解説があると、それだけでお店や企業に対して好印象を抱きますし、行動してくださる人も多くなります。

来店型の事業でなくとも、「この場所にあるんだな」とイメージしてもらうだけでも親近感につながります。新規のお客様を呼び込むために、アクセスページはぜひ充実させていきたいですね。

では何を載せたらよいか、5つの項目をピックアップしました。
それぞれを詳しく解説していきますアクセス情報を載せる際の参考にしていただけたら幸いです。

アクセスページに載せる項目①郵便番号、住所、建物名

まずは基本情報として、郵便番号、住所、建物名をわかりやすく載せましょう。
コピー&ペーストできるようテキストで書いておくとコピーしやすいです。

所在地として住所は書いていても、郵便番号やビル名は省略しがちですが、郵便番号とビル名など建物名もぜひ書いておくことをオススメします。これは直接売上貢献やSEO、アクセスアップに結びつくことではありませんが、請求書や資料を送ったり、配達の方がビルを確認したりなど活用されることが多いので書いておくと喜ばれると思います。

アクセスページに載せる項目②建物の外観や入り口の写真

Googleストリートビューや地図で調べてもなかなかわからないのが建物を少し遠くから見た外観と、入り口のドア付近です。写真が載っていると安心して訪問できるので、ぜひスマホ写真でよいので掲載しましょう。

「白い外壁が目印で、25階建ての20階です」など、直感的にわかる情報も付けておくとより親切ですね。

このようにアクセスページの情報の充実というのは、住所だけではわからないことをアクセスページで補完するようなイメージです。GoogleMAPなどナビアプリが広まったとはいえ、やはりビジネスビルが連なっていたり同じような建物名が並んでいたりすると、訪問される方は戸惑います。迷ってしまったからと訪問を諦めてしまわれるともったいないですよね。

アクセスページに載せる項目③最寄り駅やバス停、高速道路出口からの道順、目印

皆さんは目的の駅に着いてから西口に出るか東口に出るか・・・と迷うことはありませんか。私も初めて訪問する場所は、駅に降り立ってから駅の案内看板を見たり、訪問するお店や企業のホームページを確認したりします。たぶんそのような方が一定数いらっしゃるのではと思います。

  • 最寄り駅「A駅」から西へ徒歩3分
  • 高速道路B線C出口から国道を北へ450m

↑アクセスページではこのような記載が一般的ですが、できればもう少し目標物や具体的な経路について触れておきたいところです。

(例)
・最寄り駅「A駅」東口を出て右方向へ。目の前の信号を渡ったところにあるコンビニの西隣です。

・高速道路B線C出口から国道をD方面へ。市立E中学校が右手に見えてきたら、次の交差点Fを左折して100m先。

カーナビやナビアプリがあるご時世ではありますが、具体的な目標物があると何となくイメージを持ってから行動できます。それによって道中で迷うこと、不安に感じるタイミングが減り、ポジティブな気持ちで訪問しやすくなるのではないでしょうか。

アクセスページに載せる項目④GoogleMAPのリンク

スマホでホームページを閲覧することが多くなった今、できれば地図は画像ではなくGoogleMAPの埋め込みやリンク機能を活用して表示させることがベストです。タップ(もしくはクリック)するだけで、GoogleMAPのアプリが開くので、経路検索がしやすくなります。

このような↑埋め込み、リンクはGoogleMAPに標準搭載されている機能を使えば表示させることができます。

GoogleMAPをホームページに埋め込む方法

Googleで住所や建物を検索し、スポットの中にある【共有】をクリック。
地図を埋め込むリンクが生成されるので、コピーしてホームページの管理画面にペーストしてください。

大きさも選択できますし、地図は埋め込まずにリンクだけ貼ることも可能です。
埋め込みではなくリンクにすれば、ホームページのデザインに差し障らない形でGoogleMAPとの紐付けができます。

このリンクがあるだけで【GoogleMAPを開く→住所を入れる】という作業がなくなるのでアクセスページの使い勝手が向上します。

アクセスページに載せる項目⑤駐車場の有無と近隣コインパーキングの案内

車ででかけると目的の場所に駐車場があるのかないのか、心配のタネとなります。
駐車場の有無や、来客用駐車場が定まっている場合はそのスペースがどこなのか事前にわかると安心して出かけられます。

(例)
・建物1階に駐車場があります。奥側3つのスペースが来客用です。
・建物裏側に駐車場がありますが有料(1時間100円)です。駐車料金の割引が可能ですので駐車券を店内までお持ちください。
・当ビルに来客用駐車場はございません。近隣のコインパーキング(30分100円〜200円が相場です)をご利用ください。

このように駐車場がない場合についても少し情報があると親切です。
コインパーキングもどこに停めるのがよいのか現地で迷ってしまうことがありますよね。だいたいの相場感や、近隣にあるのかないのかだけでもわかると助かりますね。

まとめ

アクセスページが充実すると、訪問へのハードルが下がります。
それによって来店型なら直接恩恵があります。企業さまであっても業者さんや取引先の方がスムーズに来社できることで潜在的なイメージアップになるのではないでしょうか。

GoogleMAPや写真を活用すれば、費用もかけず、すでにあるWEBデザインに追加する形で情報を充実させられます。これから訪問される方々のために、「どう説明するとわかりやすいか」考えてみるのはいかがでしょうか。

なかなか何を書いたらよいか決められないときは、電話で場所を尋ねられたときに説明している内容(駅に向かって左です、マクドナルドの左側です、など参考になる目標物を伝えたりしますよね)をそのまま書いてみるだけでも良いと思います。

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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