「ホームページでさらに集客できるようにしたい」
「WEB広告を出す前に、集客のためにできることを知りたい」
皆さま、こんにちは。
今回は【ホームページでインターネット経由の集客に力を入れたい】と思われている方々へ向けて書いています。
ホームページで集客するには広告を出すか、SEO対策をがんばるかだと考えておられる方も多いのではないでしょうか。実際に広告はすごく効果がありますし、SEO対策も身を結んだときには大きなメリットがあります。
けれど実はどちらの方法を取るにしても、もしくは取らないにしてもホームページの集客を考えるときに必要なポイントがあります。それが”検索ボリューム”です。
検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!、Bing等の検索エンジンで、どのキーワードがどれくらい検索されているかを示す数値のことです。例えば「大阪」というキーワードがGoogleで月間何回検索されているか?を調べて出てきた数値が”検索ボリューム”です。
検索ボリュームが多いキーワードで上位表示ができれば、より多くの方々にホームページを見てもらえるため、集客につながります。今回の記事で”検索ボリューム”について知識を深め、集客を成功させていきましょう!
■検索ボリュームは誰でも調べられる?
専門的なツールを使わなくても、”検索ボリューム”は調べることができます。
無料のツールを使って解説していきますので、ぜひ記事を読みながら気になるキーワードの検索ボリュームをチェックしてみてください。
検索ボリュームを調べる①ご自身のホームページに適切なキーワードは?
まずはどのキーワードの検索ボリュームを調べるか、検討をつける必要があります。
みなさんのビジネスでは、未来のお客様にどんなキーワードで検索して見つけてもらいたいですか?
一般的でわかりやすいものをいくつか挙げていきたいと思います。
キーワードは一つでもよいですし、いくつかを組み合わせて(複合キーワードといいえます)もOKです。
●飲食店
(例)地名+業態=大阪 イタリアン、神戸 クレープ、天神 ケータリング
●ネットショップ
(例)主力商品+通販=お弁当箱 通販、日傘 通販、ベビーカー 通販
●美容関係
(例)地名+施術名=金沢 レーザー脱毛、広島 コラーゲンピール、福岡 ハイフ
まずは簡単にイメージで検討を付け、検索ボリュームを調べてみましょう。
検索ボリュームを調べる②利用ツールは2つ
使うツールは2つあります。
キーワードのイメージを膨らませるのに便利な「ラッコキーワード」(無料)と、実際にボリュームを調べられる「aramakijake.jp」です。
●ラッコキーワード
登録不要、無料で”複合キーワード”を調べられます。例えば「イタリアン」「ホームページ制作」「お弁当箱」などメインのキーワードと、どんなキーワードを組み合わせるとよいかヒントがもらえます。
キーワードをみていくと、なるほど!と発見もあります。いろいろと検索してみると、ホームページにどんなキーワードを含めていくとよいか、なんとなくイメージが膨らんできます。
●aramakijake.jp
登録不要、無料で使える検索ボリュームを予測してくれるツールです。集客効果が高いキーワードがどれか見つけ出すために使います。
月間推定検索数:検索窓に打ち込まれている回数です
月間検索アクセス予測数:1位〜になったときに得られるアクセス数
予測ですので、この通りに行くわけではないことが前提ですが、だいたいのアクセス数のイメージができます。
検索ボリュームを調べる③狙いたいキーワードを見つけたら
検索ボリュームが大きく、ご自身のビジネスに適していると思うキーワードを見つけたら、ホームページのトップページに盛り込んでいきます。
ホームページのタイトルやキャッチコピーの部分に、キーワードを盛り込んでいきます。制作会社やデザイナーさんにお願いして制作したホームページでも、文字だけなら簡単に修正できるはずです。
タイトルやキャッチコピーを少し書き換えて、検索ボリュームが大きくて集客に役立ちそうなキーワードを使っていってください。まずはそれだけでも効果は出てきます。
検索ボリュームを調べる④どれくらいボリュームを”多い”とするか
ご自身のビジネスにどんなキーワードがよいかピンとこない間は、とりあえずボリュームの大きいキーワードをチョイスしたくなると思います。そうなると、どれくらいのボリュームなら”多い”と判断してよいのか?が気になってきますね。
●トップページに入れるなら
Googleで1,000以上(5,000程度まで?)
※上限は業種によりますのであくまでも私の体感です
●下層ページ(トップページ以外)に入れるなら
Googleで100以上
(例)お弁当箱を販売しているネットショップの場合
「お弁当箱」の検索ボリュームはGoogleで16,751回/月間なので、それだけのキーワードで勝負するにはボリュームが大きすぎるかなと思います。もう一つキーワードを足して、複合キーワードを狙っていきたいところです。
ただ「お弁当箱 わっぱ」にするとボリュームが800程度となり、あまり検索する人がいないのかな?と感じられますね。
「曲げわっぱ 弁当箱」になるとボリュームが5,000ほどとなりました。
少しの違いでもボリュームが変わってくることがわかります。
このツールで弾き出されている数字はあくまでも予測ですが、キーワードを変えるとボリュームの数値が変わることがわかっていただけたかと思います。
どのキーワードにするか数値をチェックしながら決めていくことはとても重要なので、できるだけ集客効果を高めるためにも、時間をかけてキーワードをピックアップしてみてください。
まとめ
検索ボリュームをチェックしながらキーワードを見つけていくと、より適切なキーワードを見つけやすくなります。トレンドによっても変わってきますので、定期的にチェックし直すと、また新しい発見があるかもしれません。
インターネット経由の集客は、みなさまのビジネスの底上げにつながります。ホームページをお持ちであれば、追加費用をかけずにできる施策ですので、ぜひキーワード探しにも注力してみてください。
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