ホームページのコツ

ホームページ作成サービスはテンプレで選べ!〜選び方と4サービス比較〜

「ホームページを自分で作りたいが、どのサービスを使うか決めきれない」
「ホームページ作成サービスは値段だけで選んでいいのか」

皆さま、こんにちは。

WordPressやHTMLを使えなくても、自分で気軽にホームページが作れる”ホームページ作成サービス”が多く登場しています。ランニングコストを抑えるために、ホームページ制作会社に頼まず、これらのサービスを選択する方も多くなりましたね。それぞれのサービスに強みやメリットがありますが、今回はデザインテンプレートに焦点を当てて、選び方を解説します。

デザインはブランド力を高めたり、精読率や成約率に直結したりする大切なホームページ構成要素です。どのホームページ作成サービスにも使えるテンプレートが多数用意されていますが、それが使い勝手の良いものでなければ非常に苦労します。納得いくものがなければ自分でデザインすることになりますから、余計な仕事が増えてしまいます。

これからホームページをつくりたい人はデザインテンプレートに注目して、作成サービスを選んでほしいなと思います。この記事をぜひ参考にしてください。

はじめに:無料の落とし穴

ホームページやブログ作成が無料とうたっているサービスであっても、気に入ったデザインテンプレートを選ぼうとすると「プレミアムサービス会員のみ」であったり「プロ会員のみ」であったりします。

無料サービスはどこかで収益を上げないと存続できないため、広告が表示されたり、上級機能を使おうと思うと有料になったりします。それはサービス提供のために仕方のないことですが、結果的に費用がかかるのであれば、皆さんが「絶対無料のサービス一択!」とこだわって選んだ時間が無駄になります。

無料サービスにはデメリットが絶対にあります。
特に商用利用であればある程度のコストは仕方がないと判断し、無料サービスのプレミアム会員にアップグレードすることや、月々の費用も数千円までであれば払ってもOKという気持ちで探すことをオススメします。

今回比較する4つのサービスは、月々の費用が2000円台までで収まるものばかりです。有料とはいえ、格安といえるものに限定しています。

これからの4つの比較を読んで、各サービスで用意されているデザインテンプレートや管理画面の使い勝手で気に入ったサービスがあれば、無料か有料かに関わらずシンプルに選んでいただいてよいと思います。

ホームページ作成サービス1:WIX

基本機能は無料のWIX(ウィックス)。
デザインテンプレートは商用利用も視野にいれたラインナップになっており、業種別にカテゴリが分かれていて選びやすいです。

用意されているデザインカテゴリは、不動産、コンサルティング、ペット&動物、ネットショップ、旅行、イベント、教育など。細かく見ていくと、合唱団、同窓会、学習塾…何でもあるのではと思う位です。

デザインセンスがなくても、ご自身がつくりたいと思っているホームページに合ったデザインが見つけられるので、とても気楽です。デザインは全くできない、自信がないという方にオススメです。

ただ一度テンプレートを選んで編集をし始めると、そのアカウントでは二度とテンプレートを変えられないというデメリットがあります。有料のテンプレートもあるので、最初の段階で1つに決めるは大変です。

たくさんのテンプレートがあることが仇となり、最初は何となくいいなと思ったものでも、他のデザインを見ていれば変えたくなることも。また、一担当者が選んだデザインテンプレートを上司がNGという場合もありますよね。そうなればアカウントからすべて取り直しとなります。


無料でできることが多く、デザインカテゴリがたくさんあるのが特徴のWIXですが、デザインを一発でコレと選べない場合は、WIXでホームページをつくらないほうが良いでしょう。


https://ja.wix.com/

ホームページ作成サービス2:Jimdo

ドイツ発のホームページ作成サービスであるJimdo(ジンドゥー)。
2009年から日本で使われていますが、デザインテンプレートは日本では少々馴染みがないような海外サイトでよく見るようなデザインも多くあります。具体的に言うと、余白がしっかり取られていて、文字や写真が目立つデザインテンプレートが多いです。

海外で使いやすいデザインをベースに考えられているため、英語を書き込んだら綺麗でも、日本語の漢字を打ち込むと何だかなじまない…ということも。ただ、最近「Tokyo」という日本語が映えるデザインもできてきているため、だいぶ見栄えは改善されてきています。

もう一つ、Jimdoならではのポイントは、有料プランにするとモリサワフォント(自分のパソコンにダウンロードして使おうと思うと年間約5万円かかる)が使えること。月額2,415円を払えば、176書体が使えます。


美しいフォントが使えるため、クールさを際立たせることができます。
オシャレでクールなデザインにしたいときは、Jimdoを選ぶのが良いでしょう。


https://jp.jimdo.com/

ホームページ作成サービス3:Ameba Ownd

Ameba Ownd(アメーバオウンド)は、Amebaを運営するサイバーエージェントが提供する無料のホーム ページ作成サービスです。ページ数が10ページまでは無料。それ以上になる場合はプレミアムプランとなり、年間9,600円(月々換算で800円)が必要です。

Jimdoと違い、日本発のサービスなので日本語にマッチしたデザインテンプレートがほとんどです。スターバックスがホームページをつくっていることからもわかるように、どれも非常にスタイリッシュです。

ただ、テンプレートの数は少なく、2018年末の時点で19種類。
ちょっと少ないため、業種によっては馴染むものがないかもしれません。

個人ブログやフォトグラファー・ライターさんなどの個人ホームページ、カフェやコーヒースタンドなどおしゃれなお店には使いやすいと思います。


https://www.amebaownd.com/

ホームページ作成サービス4:PAGEKit

ビジネス用のホームページが15秒でつくれるPageKit(ページキット)。
商用利用がしやすいようにサービス全体を構成しており、ビジネスユースに使うのであれば無駄な機能が少なく使いやすいです。

デザインテンプレートも流行に左右されない安定感のあるものが多く、日本の企業や事務所、NPO法人等で使いやすいです。

実際にPAGEKitを使っている会員は中小企業や士業の方から整骨院や歯科医院などのクリニック、学習塾などの教育系が多く、落ち着いた印象が大切なビジネスに選ばれているといえるでしょう。

無料サービスではなく月額1,440円(年払いの場合)かかるサービスですが、すべての機能が使い放題。料金プランも1パターン(払い方は月々払いか、年払いかがあります)。無料プランの上にプレミアム会員制度などがあるサービスに比べると料金形態は明朗でわかりやすいです。

落ち着いた安心感のあるデザインを重視するなら、PAGEKitがオススメです。

まとめ

ホームページ作成サービスも比較する点は様々ありますが、今回の記事ではデザインテンプレートに焦点を絞って比べました。

使いたいデザインテンプレートがなければ、結局は自分で一から色々と触らなければならず、慣れていないと非常に大変な作業です。

やはり制作を外部に依頼しないのであれば、デザインテンプレートありきでサービスを選ぶのがよいのではと思います。

納得いくデザインで、胸を張って自社ブランドを築き上げていきましょう!

ホームページ簡単制作 PAGEKit

どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。

かんたん3ステップ最短15秒で、業種ごとにぴったりの文章が入ったホームページが作れます。サポートつきで30日間無料でお試しいただけます。

サンプルを作ってみる