ホームページのコツ

ピアノの先生、ピアノ教室のホームページで集客を成功させるコツ

「ピアノ教室の生徒が増えないのでホームページを作りたい」
「ホームページで生徒を集めている先生がいると聞いたので、私も少しやってみたい」

皆さま、こんにちは。

少子化の中でピアノの先生も生徒さん集めに苦労されていることと思います。
これまでは紹介(口コミ)や自宅前の看板、チラシ等で集められていた生徒も、子どもが少なくなるにつれ同じような集客の形では集まりが悪くなくなってきます。

そんな中で、冒頭のような声が先生方から多く挙がるようになりました。
ホームページづくりはピアノを弾くのとは全然勝手が違って大変な苦労もあると思います。

「ホームページで集客を成功させるためには…」というノウハウは巷にあふれています。ブログがいいという人もいる一方で、FacebookなどSNSを使うほうがいいという意見もあります。本当にホームページをつくることが正しいの?別の方法があるならそのほうがいいと思われている先生もいらっしゃるでしょう。


何が正解なのか…はピアノ教室を探している人(お母さん)方の気持ちになって考えてください。
その方々は何が知りたいのでしょう。そしてどういう形でインターネット上に情報が載っていれば安心して問い合わせを入れられるでしょう。

  • どんな先生か、どんなピアノ教室かわかる
  • 公式な情報(ピアノの先生が直接発信している情報)がインターネット上で見つけられる

この2点が最重要ではないでしょうか。
いくら口コミでどんなピアノ教室かわかったとしても、ホームページなどが見つけられなければ問い合わせを入れるのは躊躇します。ブログやSNSも間違ってはないですが、安心感という意味合いから考えると、やはり正式なホームページがないとダメではないでしょうか。

“先生自身がつくっている公式なホームページ”があり、そこに問い合わせ先が載っていて初めて安心して電話なりメールなりをできるのではないでしょうか。

レッスンの合間で時間をつくることは大変だと思いますが、ぜひホームページを一度きちんとつくってみることをオススメします。今は費用をかけなくてもホームページをつくることは可能です。

この記事では少しでも参考になればと思い、ホームページに載せておくべき7つの項目をピックアップします。

※実際に地方で自宅を改装してピアノ教室を開き、定員MAXの生徒を集めている30代のY先生にお話をうかがって構成しています。

これからホームページを作る先生はぜひこの7項目は抜けモレなく載せてください。また、すでにホームページを持っているけれど載せていない項目があった先生はぜひ追記してください!

はじめに:自分でつくっても、誰かにつくってもらっても、中身を先生自身が考えることが大切

自分でホームページをつくることができると言われても、慣れない作業に気が乗らなかったり手を動かす時間がとれなかったりすることもあると思います。

最近は格安でピアノ教室のホームページをつくってくれる業者もあります。手作りするにしろ、プロの頼むにしろ、載せる文章は先生が未来の生徒さんのことを考えて書くことが大切です。

逆に言えば、そこさえ押さえれば、誰かに頼んでもOK。
将来の集客も考えれば早くホームページができたほうがよいので、あまり気が重くないほうを選びましょう。

載せる項目1:教室のエリアをホームページタイトルに入れる

通いたいピアノ教室を探すとき、全国どこにあってもいいという人はいませんね。
そのため、
先生のピアノ教室がどこにあるのかをホームページのタイトルでしっかり表示させましょう。

例)Aピアノ教室〜京都市◯◯区、◯◯駅近く〜

できれば小学校区や最寄り駅も入れるとよいでしょう。
特に子ども向けのレッスンをされる先生であれば、どの小学校の子がたくさん来ているかなども書いておくとお母さん方は助かります。「同じ小学校の子がいるなら大丈夫かな」と安心するお母さんは多いです。

自宅で教室をしている場合は、詳細な住所を書くのが気になることもあるでしょう。
エリアのほかに、大まかに「◯◯バス停から200メートル」「◯◯スーパーから北へ徒歩1分」など地元の方がだいたい検討を付けやすいように書いておき、体験レッスンや説明をする段階になってから住所を知らせるようにしましょう。

載せる項目2:お月謝、必要となる費用

やはり教室を決めるときにいちばん気になるのがお月謝です。
よい先生に付かせたい気持ちはあっても、続けられる金額でなければ難しいからです。

また、そのほかに月々・年間でかかる費用があれば掲載しておきましょう。

  • 施設維持管理費
  • 楽譜・テキスト代
  • 発表会の費用

これらを月謝以外に徴収している教室も多いと思います。
保護者とすると、入会前にお金のことを細かく聞くのはなかなか気が引けますので、書いておいてくださると不安がひとつ解消されます。

載せる項目3:先生の経歴

先生がどちらの大学を卒業されているかというところまで気にする人は少ないと思いますが、音大受験やある程度の上達を願っているお母さんであれば調べるポイントとなります。

ピアノ科なのか、声楽などのほかのコースなのか、教育系なのか…。
大手の教室にいらっしゃったのか、演奏会などご自身の活動もされているのか…。

具体的に将来像を考えている人ほど、できれば
どんな分野の先生なのか体験や問い合わせ前に知りたいはず。
指示した先生や、入会している協会などの名称なども経歴の一部として載せておくとわかりやすいですね。

また、簡単にでよいのでピアノ以外の趣味なども少し書いておくと、親近感が出ていいと思います。

載せる項目4:レッスン内容

ほとんどの先生は「生徒さんに合わせて柔軟に内容を変える」という形だと思うのですが、コンクールや受験を目指すこともできるのか、ジャズなどクラシック以外の曲も対応するのか、声楽や他の楽器なども習えるのかなども書いておくと親切ですね。

また、発表会を中心にレッスンを構成するのか、教則本など基礎中心でいくのかなども先生によって考え方がさまざまだと思いますので、
モデルケースなどを書いておくとわかりやすいでしょう。

例)ピアノの鍵盤に興味を持って習いにきてくれている近所のKくん(8歳)。基礎を教えていたところ反復が苦手な様子だったのでいくつかの曲を並行して教え、その曲内で必要な技術をその場その場で教えるようにしています。

そのほか、こまめに目標を決めている、合奏なども取り入れているなど先生ならではの工夫もあるでしょう。教室でのレッスン風景などの写真と合わせて載せておくと、雰囲気も伝わりますし、他の教室との違いをアピールできますね。

載せる項目5:レッスン用ピアノの紹介

グランドピアノかアップライトピアノかだけでなく、メーカーや先生ならではのこだわり、どうしてこのピアノを選んだのかなども紹介ポイントです。

どんなピアノを置いているのかが重要なのではなく、ピアノの紹介をしながら先生のこだわりや熱意を伝えられるところがポイントです。

子どもの頃から使っているピアノなのであれば、物を大切になさる先生なのだなということがわかりますし、たくさんのピアノを試弾して選んだというのであれば生徒のためによりよいピアノをと考えてくれたんだなということがわかります。

先生がレッスンの相棒として選んでいるピアノのストーリーを紹介しながら、先生の人となりも伝えられるので良いコンテンツになります。その際に調律などメンテナンスもどれくらいしているかなど書いておくと安心材料になると思います。

載せる項目6:先生がいちばん大切にしていること

企業でいえば”コンセプト”にあたる部分です。
先生がピアノを教えるときに、いちばん大切にしていることは何でしょう?書いておくと、雰囲気がより伝わりやすくなります。

  • 技術力
  • 人間力
  • 音感
  • コミュニケーション
  • 楽しむ

レッスンの中にはいろいろなポイントが入っていると思います。
その中で、「私はここが最重要だと思っている」ことが教室の特色だろうと思います。

その点を「当ピアノ教室の特徴」としてページを作ったり、教室のキャッチコピーとして入れてみたりするのはどうでしょう。

載せる項目7:問い合わせ先

体験レッスンの申し込みなど、新規のレッスン生を獲得するには教室の連絡先がなければ始まりません。けれど個人情報になるため、ちょっと気になる…という先生も多いでしょう。

一般的には

  • 電話番号
  • メールアドレス

の2つを載せている教室が大半です。ただ、営業の電話や迷惑メールが増える可能性もあります。それを防ぐ対策は2つあります。

  • 電話番号→自宅電話ではなく、教室専用の携帯電話を使う
  • メールアドレス→アドレスを公開せずメールフォームを使う

最近は携帯電話も安く持てるようになりました。
格安スマホなどを使い、教室専用の番号を持ち、レッスン中や休日はオフにしておくと無駄な電話に時間を取られません。

また、メールフォームを使えばメールアドレスを迷惑メールや営業メールを送ってくる業者に収集されなくなります。無料のメールフォームサービスがありますので、そういったものを利用しましょう。

最近ではLINEのビジネス版である「LINE@(ラインアット)」を使うのも効果的です。若いお母さん方であれば電話やメールよりハードルが低く、問い合わせを増やしやすいでしょう。


https://at.line.me/jp/

もう一つ、
問い合わせへのハードルを下げるために、「問い合わせを多くいただくようになりました。希望の曜日・時間でレッスンを行いたい方は空いているかどうかお早めにお問い合わせください」
など書いておくとよいですね。

まとめ

まだホームページをつくったことがない先生は、「ホームページでどれくらい生徒が集まるの?」と不安だと思います。

けれど、これだけの情報を誰にでも見てもらえる状態にしておくことは、何も書かないよりも届く範囲が多いと思いませんか?

今でもピアノは人気の習い事のひとつとして、多くの人が教室を探しています。「エリア名+ピアノ教室」で探す人も多くいます。慣れない作業で大変だと思いますが、ぜひこれらの項目を掲載して、よいご縁とつながってください。

ホームページ簡単制作 PAGEKit

どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。

かんたん3ステップ最短15秒で、業種ごとにぴったりの文章が入ったホームページが作れます。サポートつきで30日間無料でお試しいただけます。

サンプルを作ってみる