「ホームページに載せるメニュー画像をつくりたい」
「店内用メニューを安くつくりたい」
皆さま、こんにちは。
飲食店にメニューは必要不可欠なもの。そして季節や流行によって使う食材は時間が経つと変わりますから、頻繁に更新する必要もあり、メニュー表の作成はなかなか店舗運営では重い問題です。
デザイナーさんや印刷会社に頼んだ場合、8ページのブックタイプで約20万円が相場のようです。印刷するかしないか、撮影するかしないか等で違いがありますが、通常よくお店で見かけるようなキレイなメニューを外部へ依頼すると制作費は20万円以上かかっていると言っていいでしょう。
でも1回つくって終わりではないメニュー表。そんなにお金をかけられないですよね。でも手書きも手間が大変です。そこで、多くの飲食店オーナーさんたちが使っているのが、ネットで無料でつくれるデザインサービスです。
ページを1枚ずつ印刷し、お店でラミネートしたりファイルに閉じたりしていきます。これで十分なメニュー表ができます。グランドメニューがあるなら、季節のメニューだけをこのような無料デザインでつくるのもいいですね。
それぞれに特徴の違う3つのデザインサービスをご紹介していきます。
使いこなして、メニュー制作費を削減しましょう!
サービス①:canva(キャンバ)
canvaは無料のデザインツールです。
パソコンがあれば、ブラウザ(IEやChromeなど)を開いてアクセスするだけで、メニューの作成作業ができます。
費用:無料(有料会員、有料サービスも有り)
ちなみにメニュー表だけでなく、さまざまなデザインができます。
基本的には無料ですが、課金して使えるサービスもあります。ご自身のお店のメニューをつくるだけなら、無料で使えるサービス内で十分です。
会員登録して、ホームページ内で”メニュー”と検索します。
たくさんデザインテンプレートが出てくるので、好みのものを選択し、編集作業に入ります。
デザインテンプレートの特徴
写真が使えるテンプレートは少なめです。
業種はレストラン、カフェ、コーヒーショップ、パブなどいろいろあり、気にいるデザインが見つかりそうです。
1ページにリストでまとめるようなメニューデザインが多いので、メニュー数が少なめであったりドリンク中心だったりするお店に向いていると思います。
制作が終わったら、ダウンロードします。
- PNG(画像になるので、ホームページに載せられる)
- JPG(画像になるので、ホームページに載せられる)
- PDF(印刷しやすい。USBメモリに保存すればコンビニでカラーコピー可能)
ファイル形式は↑に挙げたほかにもあり、使いやすい形式で保存できます。
印刷するならPDF、ホームページやSNSで使うならPNGやJPGを選びます。
サービス②:MenuExpress
MenuExpressはiPhoneから使えるアプリです。
もしパソコンが手元にないから無理と思っている人がいたら、ぜひこちらのアプリを使ってみてください。
飲食店関係者でつかっている人は非常に多く、基本的には無料で使えます。
写真も入れられるデザインがほとんどで、オススメです。
Appstoreで「MenuExpress」と検索すると見つかります。
費用:無料(有料会員、有料サービスも有り)
デザインテンプレートを選び、写真を入れたり文字を変えたりしていきます。
直感的にできますし、iPhone で撮影した写真をメニューにそのまま入れられるので、手早く仕上げられます。
デザインテンプレートの特徴
1ページに1商品のみ載せるようなデザインが多いです。
季節限定の一品や、イチオシ商品をお客さまに知らせるために使えるデザインです。
デザインテイストはいろいろあり、和風からカフェ、Barなど業態に合わせて選んだり、日替わりランチや限定メニューなど用途に合わせて選んだりできます。
デザインテンプレートを選ぶと、文字を入れ替えるフォームが出ます。
メニュー名や説明文を入れて保存し、写真も入れ替えれば完成です。
iPhoneとプリンターがつながっていれば、そのまま印刷できます。
メール添付で送ってパソコンから印刷することもできますし、SNSならそのまま投稿できます。
サービス③:pixta
写真素材サイトとして有名な「pixta(ピクスタ)」にも、メニュー表のテンプレートがあります。こちらはパワーポイントファイルでダウンロードできるので、officeを使い慣れている人にはオススメです。
pixtaのサービスの中に、無料テンプレートというカテゴリがあり、その中に飲食店向けのデザインテンプレートがたくさん用意されています。
費用:無料(有料会員、有料サービスも有り)
有料の素材ダウンロードもありますが、基本的には無料の範囲内でOKです。
ダウンロードしたパワーポイントファイルを、編集していきます。
かなり細かく触れます。
パワーポイントのソフトがあるなら、この方法がいちばんベストではないかと思います。
メニューの作り方で売れるものが変わる
メニューに写真をつけるかつけないかで、全く売れるものが変わります。
例えばいちばん注文してほしい900円の季節のドリンクを写真付きで大きく載せ、それ以外の500円のコーヒーやアイスティーを小さく写真もなしで載せておくとします。やはり、900円がすごく売れやすくなります。視覚に訴えかけるのは大事ですよね。
売りたいものだけ、1品1ページでメニューを作って、テーブルに置いておくだけで変わります。デザインはこの記事で紹介したように無料のツールを使えばコストは印刷費だけです。コンビニでカラープリントが80円です。元手はほとんどかからないといえるので、ぜひやってみてください。
まとめ
メニューは座席に置く以外にもホームページや飲食店検索サイト、SNSに掲載しておくなど、使い方はいろいろです。やはり新規のお店に行くときは、メニューで内容と価格をチェックしておきたいもの。新規来店数も伸びるはずなので、メニュー表の発信をぜひしてみてください。
どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。
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