「ホームページをつくる業者がたくさんありすぎて、決めきれない」
「失敗したくないので金額以外にホームページ制作業者を選ぶポイントがあるなら知りたい」
この記事は、【これからホームページをつくるために業者を探しているが、たくさんの会社がありすぎてどこに依頼したらよいのかわからない】と悩んでいる皆さまへ向けて書いています。
皆さま、こんにちは。
2000年ごろから今に至るまで、「ホームページを制作します」という業者は数え切れないほど誕生しました。ホームページ制作業は参入障壁が非常に低いため、フリーランスの個人事業者から株式会社まで規模はさまざまですが、とにかく数が多くなっています。
その中から選ぶのは本当に大変ですから、ついつい「知り合いの…」であるとか、「人気のホームページを作ったらしいから…」といった理由で決めてしまいがちです。それで思ったとおりのものができなかったと言っている人に一度は会ったことがあるのではないでしょうか。
今回の記事では、選ぶ基準として重要な4つのポイントを皆さまにお知らせしたいと思います。もちろん選び方はさまざまで、このポイント以外にも例えば金額の面であるとか、担当となった人とのソリが合うか合わないかなど色々とあり、この4つさえクリアすればOKというわけではないのは確かです。ひとつの参考として読んでいただければ幸いです。
確認すべきポイント1:レスポンスは早いか
まず、いちばん大切なポイントとも言えるのが、レスポンス(返事)のスピードです。
ホームページを作ろうと決めたら、1日でも早く出来上がったほうが得られるものは多いはずですよね。印刷所の都合を考えなければならないチラシやパンフレットなどの印刷物と違い、いつでも公開したり修正したりできるのがホームページのいいところです。
同じ値段で作れるのなら、1日でも早く完成することが望ましいといえます。そこで重要になってくるのが業者のレスポンススピードです。こちらがどれだけスピーディーに連絡をしても、業者が対応しなければ何も進みません。大きな機会損失となります。
- 問い合わせからの第一報
- そこから見積もりが出てくるまで
- 制作のGOサインを出してから、制作に取り掛かるまで
このあたりのタイミングで、ご自身がちょっとでも「反応が遅い、にぶい」と思うことがあれば、業者を変更する価値があります。レスポンスは業者のカラー(体質)ですので、なかなか改善されません。ずっとつきまといます。
では何日までだったらレスポンスが早いといえるのか?
これは一概にはいえません。ただ、”一日でも早いほうがいい”のがベースにあり、それに加えてご自身が遅いと思わないことが基準です。
「遅いのは人気があるから」ともいえますが、取り掛かるのが遅い業者は制作中のレスポンスも遅くて連絡がうまく取れないなどのことが起こりがちです。続けばストレスになってしまいますので、別の業者の採用も視野に入れてみることをオススメします。
確認すべきポイント2:細かな質問をしてくれるか
次に、どれだけ依頼者の気持ちに立って制作してくれるかどうかの確認です。
ホームページ制作だけに限らないかもしれませんが、依頼側がこれからやっていきたいことや制作の意図について、全部説明する前に感じ取ってもらうこと、そして感じ取ろうとする姿勢を持って制作にのぞんでもらうことは非常に重要です。
それができる業者かどうかは、制作についてのヒアリングや見積もり作成時に積極的に質問をしてくれるかを意識してチェックするとよくわかります。依頼側がどんなことをホームページで実現したいのか、どんな利益がホームページから得られるかを“自分ごと”として感じてくれているほど、質問は細かく、多くなってくるはずです。
また、決まりきったテンプレート通りの情報確認だけでなく、「こういうことですか」「これについてはどう思いますか」と多くの質問を投げてくれる業者は、全体の作業を通して安心できます。制作に入ってもコミュニケーションがスムーズに取れるため、結果として、意思疎通ができていないことから引き起こされるトラブル(聞いていない、意図が伝わらない等)を回避できます。
質問力を含むコミュニケーション能力については、なかなか目に見えず、金額等でも図れないところです。非常に難しい部分ではありますが、見積もりを依頼する際などに業者側からどれくらい積極的に質問してくれるかをチェックし、その業者でいいかどうかの見極めとすることが大切です。
確認すべきポイント3:完成後のサポートがあるか
ホームページは作ることがゴールではなく、出来上がって公開された時点がスタートラインです。
作ったあとに内容を改善したり、訪問者が本当にほしい情報を提供できているかどうかをチェックしたりして、よりよいものへ成長させていくのがホームページのあるべき姿です。
ホームページをプロとして制作しているのであれば、それは当たり前のように理解しているはずです。それにも関わらず、完成後のサポートについて何の説明もないであるとか、どうやって更新していくかの確認がないなどといったことが起こるのは有り得ません。
しかし、残念ながら作ったら作りっぱなしで「完成しました。無事に公開できました。ありがとうございました」と去っていく業者が多いのも事実です。そんな業者に当たらないために、きちんと「完成後のサポート、フォロー」についてどういう体制で行ってくれるのか、それに対して費用がいくらかかるのかを制作前に必ず確認しましょう。
確認すべきポイント4:自分で更新させてくれるか
前項と少し内容が相反するように思われるかもしれませんが、新しい記事の追加や既存ページの文章の変更をさせてくれるかどうか、できる仕組みになっているのかどうかの確認も大切です。
実際にご自身で更新するかどうかはさておき、費用の面から考えれば自社内で修正や記事追加ができたほうがいいに決まっています。ホームページは作って公開したところがスタートラインです。そこからはいかに修正、追加を繰り返して、よりよいホームページを目指していくわけです。
それを業者が理解し、制作に入る前段階で更新する方法について説明してくれるかどうか、どちらが更新していくのかというところまで視野に入った提案をしてくれているかどうかが重要なのです。
良心的な業者であれば、「公開後は更新の方法を教えますから、自力でページを増やしていってください」と業者側から提案があるはずなのです。つまり、更新についての言及があるかどうかでその業者が依頼者側を親身に思ってくれているかどうかがわかります。
この点も、なかなか金額には表れづらいので、コミュニケーションを取る中で、このような内容の話に至るかどうかを確認しながら業者の選定を進める必要があります。
まとめ
世の中は目まぐるしく変わっていて、ホームページもそれに合わせてどんどんと変化させていくことが大切です。本当に世の中の流れやユーザーのニーズを理解していて、依頼者側に立って考えている業者であれば、ここで挙げた4つの項目をきちんとクリアしてくるはずです。
制作金額が高い会社に頼めばクリアしてくれるというものでもないので、非常に業者選定が難しいため、「失敗した」との声も多く聞かれるんですね。
「公開した時点がスタートライン」であることを依頼者側もきちんと理解し、トコトン付き合ってくれる業者、付き合ってほしい業者を見つけていきましょう。大変かもしれませんが、数え切れないほど業者があるのですから、相性のよい業者が必ず見つかるはずです。がんばってください。
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