ホームページのコツ

LINEをメールアドレスで開設し店や企業で活用する方法

「お客様とのやり取りにLINEを活用したい」
「組織内の情報伝達のためにLINEをうまく利用できないか」

皆さま、こんにちは。
ホームページやチラシなど従来の集客ツールのほかに、コミュニケーションが取れるツールとして重要視されているSNS。今回はその中でもLINEに焦点を当てて、便利な活用法をお伝えしていきます。

さて、LINEの活用ですが大きなポイントとしては、お店のお客様やクリニックの患者さんとのやり取りに対して、プライベートなアカウントを使わないことがまず第一です。プライベートなLINEを仕事に使うことは公私混同になり、勤務時間とプライベート時間の線引が難しくなります。

そこで、オススメするのがLINE公式アカウントの活用です。
誰でも無料で作成できます。パソコンからも使用できるので、運用管理をスタッフにお任せすることもできます。

お店に来たお客様や患者さんに登録していただければ、一斉に情報を発信できます。例えば臨時休業のお知らせや、キャンペーンのお知らせなどにも使えて便利です。

ではLINE公式アカウントの作成方法から、活用のコツまで順を追ってご紹介します。

LINE公式アカウント活用①準備編:LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウント(旧サービス名:LINE@)は、LINE Business IDを取得することで利用できるようになるビジネス版のLINEです。

利用制限はありますが無料で利用できますし、何よりメールアドレス1つあれば登録が可能です。スマートフォンがなくても、パソコンから利用できます。

使い方は一般的なLINEとほぼ同じ画面です。
友達追加してもらったメンバーさんとは、メッセージを個別にやり取りすることもできますし、全員にメッセージを一斉送信することもできます。

もう少し高機能に使いたい場合は、クーポンを配布したり、広告を出したりと有料機能を使うことで集客の幅を広げられます。

▶LINE公式アカウント
https://www.linebiz.com/jp/entry/

LINE公式アカウント活用②準備編:登録する

登録は公式サイトの右上にある「アカウントの開設」よりスタート。
「LINE公式アカウントを開設(無料)」から順を追って必要事項を登録してけばOKです。

ポイントはメールアドレスで登録すること。
シンプルにお店のメールアドレス、クリニックのメールアドレスで登録しておけば、登録情報もメールで残りますし、担当者が変わる際の引き継ぎもそのメールアドレスが生きていればよいので簡単です。

登録と初期設定は、LINE公式アカウントが公開するYouTube動画を確認しながら行うと簡単です。
https://youtu.be/deKTFEIFq2g

またサービスの状況によって登録方法もアップデートされることがあるかもしれませんので、最新情報を公式よりご確認下さい。

LINE公式アカウント活用③使い方

パソコンからの操作は以下のような画面で行います(2021年12月末現在)。
メールを送るように文章を記載していくと、プレビュー画面に送られるメッセージが表示されるので、読みやすさなど確認しながら書いていけます。

チラシを送りたいときなどは写真に撮って送るか、PDFファイルを画像ファイルに変換してから送るとスマートフォンでも読みやすいのでおすすめです。

YouTubeの動画リンクを送ったり、スタンプを送ったりとメッセージ送信はとても簡単に色々なものを送れるのでメールより便利です。

個別にメッセージが来たときは管理画面からそれぞれのメッセージを確認できますので、そのまま個別に返事ができます。

LINE公式アカウント活用④登録してもらうために

ここに「どうやって登録してもらうのか?」ですが、登録用のQRコードを管理画面からダウンロードできます。そちらを皆さんに配布したり、掲示したりして、友達(登録)を増やしていきます。

URLも発行されるので、ホームページやSNSで告知ができます。

LINE公式アカウント活用⑤不特定多数に登録されたくない場合の注意点

一つ注意する点があるとすれば、ある程度固定の人にだけ登録してもらってリピーターさん向けに情報を出すか、不特定多数にも登録してもらって集客に利用するのか、決めたほうがよいという点です。

というのも、最初に登録してアカウントを立ち上げた段階では、LINE公式アカウントのページからはそのアカウント(グループ)が検索できない状態です。つまり新規で誰かが登録してくれる可能性はゼロ。【認証済アカウントの申請】を行うことで、検索で見つけてもらうことができるようになります。

その状況を上手く使うと、登録してもらいたい人(実際にお店に来た人であるとか、組織内にいる人だけ)にだけポスターやチラシを通して登録してもらって、身内のグループのように使うことができます。

事例

和歌山大学では所属学生をメインターゲットにしたLINE公式アカウントを運用中。

【認証済アカウントの申請】はあえてせず、ポスターや配布物から登録してもらう(=友達)を募っている。

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新規で偶然見つけて友達登録される可能性がゼロのため、集客ツールとしては機能不全になりますが、それはそれでリピーター、身内の範囲内で活用するグループということで、割り切ってカジュアルな雰囲気にしやすく、使いやすいと思います。

■新規顧客獲得に使いたい場合

新規のお客様にも友達登録してもらいたいときは、登録後、【認証済アカウントの申請】を行います。これで検索して見つけてもらい、友達登録をしてもらうことが可能になります。

▶解説動画はこちら→https://youtu.be/UoqHMHgCvIQ

まとめ

LINEを法人として使いたい、お店として運用したいときに、個人のアカウントやスマートフォンを使うことに抵抗があるというお話をよく耳にします。

LINE公式アカウントを活用すれば、メールアドレスだけで無料運用ができるので、リスクなくLINEの導入ができます。

ホームページを更新して新メニューを載せても見てもらえない、臨時休業のお知らせが伝わらないなど情報伝達の面でご苦労がある場合は、このLINE公式アカウントの活用をオススメします。

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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