「ホームページ作成時にブログを強く勧められたが設置するべきか」
「トップページのお知らせ欄を設けたが更新しないので削除するべきか」
皆さま、こんにちは。
この記事は、【ホームページのブログやお知らせ欄の運用】について課題やお悩みを持たれている方々へ向けて書いています。
制作会社のディレクターさんやデザイナーさんから、ブログやお知らせなど更新できる枠を設けたほうがいいと勧められたことはありませんか?もしくは、ただ「皆が設置しているから」という理由でお知らせ欄を作って、更新方法がわからずにそのままにしてしまっていませんか?
このお知らせ欄にはさまざまな効果があり、メリットが大きいから制作会社は設けることをお勧めしています。例えば更新することでホームページが活かされていることが外部に伝わり、躍動感やアクティブさ、営業が続いている信頼感などを感じ取ってもらうことができます。また、定期的な情報発信でお客さんに知ってもらいたい情報を届けることができる(飲食店であれば新メニュー、企業であれば新事業の開始等)メリットがあります。
更新しないとその効果はなくなってしまい、更新しなければならないスペースを持っていることが企業信頼度を下げ、デメリットになってしまうこともあります。
そこで、今回はブログやお知らせ欄などのホームページ内にある更新スペースを放置してしまうデメリットや、逆に上手に使うコツについてご紹介します。
更新欄放置のデメリット①現在も営業しているのか顧客が不安になる
実際の顧客や問い合わせをしようと思っているユーザーには「この会社は今も営業しているのか」「お店を開けているか」をチェックするためにホームページを確認するという方も多いです。
またなんとなく検索からやってきて目にしたホームページだったとしても、ブログやお知らせ欄が数年間動いていないとなると非常に不安要素が高くなります。
更新していない=営業していない
どうしてもこのような印象を持ってしまいます。
営業している側からすると、忙しいから更新できていない、特に変化がないから更新していないなど理由があるものなのですが、それはなかなか伝わらないようです。
季節ごとのあいさつ文だけでも”更新されている”というだけで印象は上がります。例えばお店であれば季節に合わせたメニューが出たとき、商品が出たときにお知らせを載せるのはいかがでしょうか。
ぜひ顧客が不安にならない程度の頻度で更新することをお勧めします。
更新欄放置のデメリット②営業状況がわからないため新規の問い合わせが来ない
更新していないホームページを持っているだけで、売上に直接デメリットも出てきます。前述したとおり、ホームページを見た方が不安要素を感じてしまうので、なかなか新規の問い合わせや集客につながりません。
新規で問い合わせをしようという方は、その会社が実在しているかどうかをまず確認したいのですが、更新されていない状況を見ると疑念が生まれてしまいます。そこから一般ユーザーはGoogleMAPで住所を確認したり、問い合わせ電話番号や代表者のプロフィールを読んだりとチェックすることになるのですが、最初に抱いたイメージがよくないとなかなか信用してもらうところまで持っていくのは大変です。
ホームページを設置する理由の一つに、新規顧客獲得があります。
せっかくコストをかけてホームページをつくったのですから、少しずつでも更新してみてはいかがでしょうか。
更新欄放置のデメリット③Googleなど外部サービスからの評価が下がる
Googleなど検索エンジンはその順位を決めるために、ホームページをさまざまな角度からチェックしています。その中に「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」という項目があります。
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja
以下の質問に照らしてご自身のコンテンツを評価することで、作成しているコンテンツが有用で信頼できるものであるかどうかを判断できます。これらの質問について自問するだけでなく、ご自身のサイトと無関係な信頼できる第三者に率直に評価してもらうことを検討してください。
その中に、第三者に率直に評価してもらってくださいというGoogleからのアドバイスがあります。第三者の目で見たものと同じ評価をGoogleがしているということです。
更新されていないホームページを「信頼できる」とする人は大変少ない現状ですので、Googleからも信頼性が低いと評価されるかもしれません。
「企業名(店名)で検索エンジンから検索で見つけてもらえれば問題ない、SEO対策はしなくていい」と思っていても、更新しないことで評価が下がれば、検索エンジンでも見つからないホームページになってしまうかもしれません。
逆に考えれば、更新をすれば信用が得られる、ということです。その更新の内容については高いハードルだと思わず、挨拶文や商品紹介でもいいので、ぜひ更新できる体制を整えていただければと思います。
更新するコツ①お店・企業内の変化は些細なことも載せる
では、何を更新したらよいかについてですが、更新情報として載せてよい内容は以下のようにたくさんあります。
- 営業日に関するお知らせ(営業時間、休日等)
- 商品の変更、新発売に関するお知らせ
- 従業員入社、異動のお知らせ
- 年度の切り替わりや決算時期など経営の節目でのあいさつ
- 年頭のあいさつ
- 季節のあいさつ
実績については載せられない企業も多いと思いますので避けるとしても、これだけ自社、自店舗について情報発信する事柄というのはあります。もし広報誌をつくっているのであれば、その中から切り出して掲載するのもよいですね。
些細な社内変化であっても、顧客からすると興味深いことであることも。「社長のあいさつ文など載せてもユーザーにとってメリットにならないのでは!?」という声もよくいただくのですが、この記事内でお伝えしている通り「順調に営業している」ことを心配する声が何より大きいので、あいさつ文はその声に答えられるコンテンツですので、安心して掲載していただけたらと思います。
更新するコツ②更新担当者と更新日時を決める
ホームページを定期的に更新するには、更新を管理する担当者を決めることが第一条件です。経営者の方が時間が空いたときにやろうと思うと、忙しいときほど(お知らせすべき多い状況とも考えられます)更新が滞りがちです。
忙しいとき=ホームページを更新するべきとき
であることがほとんどですので、できれば別にホームページ更新担当者を決めておくと忘れずに更新できるかと思います。商店さんや飲食店さんではアルバイトやパートタイムの従業員が担っていたり、経営に関わっていないご家族を担当にしたりされていることが多いです。
普段経営に関わっていなくても、「季節のあいさつ文をホームページ用にください」とお声がけすることはできますので、任せることができる業務だと思います。どれくらいの頻度で更新するのか、そのための準備にはどれくらい期間をかけるのか決定し、担当者に伝えておくことで放置を回避できるだろうと思います。
まとめ
ホームページが更新できない、という問題は多くの企業・店舗で発生しています。特にSNSで日々の情報は発信しているのでホームページは大きなことが起こった時だけ更新するということも増えています。
けれど、ホームページを持っている限りは更新しないことで信頼や評価が下がることは間違いありません。些細なことでも定期的に更新して、より経営にポジティブな影響を与えてくれるホームページに育てていきましょう!
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