「塾のホームページを作ったが、アクセスが全然伸びない」
「ホームページからの問い合わせが多い塾もあると聞くが、うちの塾は全然ない」
この記事は、【学習塾のホームページで集客したいがうまくいっていない】皆さまへ向けて書いています。
皆さま、こんにちは。
少子化が進み、本当に子どもの数が減ってきていると感じます。学習塾経営の皆さまは、とても打撃を受ける、もしくはこれから受けると予想されます。
チラシ配布や新聞広告の費用もかさみますし、せっかくつくったホームページがあるのであれば、そこからの集客がもっと強化できないかと思うのは当然です。
つまり、多くの学習塾がそう思っているため、”ホームページを見つけてもらう”という競争も激化しているということなんですよね。毎月30件以上の問い合わせがある塾もある一方で、1年間を通しても数えられるほどしかないという塾もあります。
そこで先生方の少しでも参考になればと思い、今回は学習塾のホームページで集客できるコツについてまとめてみます。
学習塾の集客1:そのホームページはスマートフォンから読みやすいか
まずハード面からのチェックとなります。
学習塾の場合はそれほどデザインは重要ではなく、ターゲット層である子どもやその母親が読みやすいように設計されているかということが最重要です。
主なターゲットである小中学生を持つ母親は、ほとんどがスマートフォンかタブレットを持ち、そこからホームページを閲覧しています。パソコンから学習塾の情報をチェックする人はかなり少数派となってきています。子どもはパソコンを持っていないことがほとんどですから、よりスマートフォンやタブレットからの閲覧が増えます。
5年ほど前につくったままのホームページであれば、もしかしたら、スマートフォンやタブレットから見たときに読みづらいレイアウトになってしまっているかもしれません。文字が小さかったり、画像が表示されていなかったり。
「ちょっと読みづらいな」と思われると、せっかくいいことを書いていても、そこまでたどり着いて読んでもらえる確率が下ります。とてももったいないですよね。
もしホームページをつくった業者と連絡が取れるのであれば、「スマートフォンで読みやすくしたい」と相談してみましょう。チラシをつくって配布する程度の価格で直せるのであれば、一度ホームページの改修を行ってみてもよいでしょう。
学習塾の集客2:ほかの塾との違いがはっきり書かれていますか
子どもの保護者が責任を持って塾を選ぶのが正しいのですが、どういう塾が「いい塾」なのか、保護者はなかなかわかりかねています。
金額や時間割以外に、「子どもの性格に合うかどうか知りたい」「その塾ならではの特長を知りたい」と思ってホームページを検索したり閲覧したりしています。
多くの塾では、「成績が伸びる」「合格への近道」「きめ細やか」などの謳い文句が並んでいますが、それはほかの塾も書いています。どうやって成績を伸ばしているの?どんな指導があるから合格に近づくの?きめ細やかの基準は?と思うのが親心です。
合格者数や合格した学校が掲載されていることもありますが、「うちの子とその子は違う」とも思ってしまいます。参考にはしますが、それを決め手とする保護者も少ないでしょう。
先生の塾しか行っていないことや、大切にしているポリシーは何でしょうか。
極端なことを大きくうたうと、それに外れる子はきてくれなくなると不安になるかもしれませんが、逆です。その特長に惹かれた人しか入塾しません。
また、何もないと思われても大丈夫です。その場合は「わたしがいます」と個人を全面に出せばよいのです。先生はほかの塾にいません、その塾だからこその特長です。
何か特別な講義の進め方や考え方があるのであればそれを大きく書き、何もなければ先生の人となりを書きましょう。それがほかの塾との違いであり、差別化です。
学習塾の集客3:ホームページのゴール地点は1つに絞れていますか
ホームページから「資料請求もできるように」「体験学習の申し込みもできるように」「問い合わせがしやすいように電話番号を大きく目立つように」などと、ついつい取りこぼしがないように様々な要素を盛り込んでしまうことがよくあります。
しかし、これは逆効果です。
1つのホームページでできることは1つだと考えてください。
- 体験学習申し込みを増やす
- 問い合わせ電話を増やす
- 資料を請求してもらう(個人情報を確実に得る)
など、先生がこのホームページで達成したいことを1つ決めて、その部分を大きく押してください。
比較的に自由に先生が電話口に出られるのであれば、問い合わせ電話をまず得られるように、いろいろなところに電話番号を載せておくのがよいでしょう。
授業のコマ数が多く、電話対応が負担になるということであれば、まず来てもらえるように体験学習の申し込みへの誘導をするとよいでしょう。
小学生から高校までなど広い学年で多くの人数を取る形の塾であれば、個人情報を集めるために資料請求をしやすいように、申込みフォームへの入り口をたくさん置いておくとよいでしょう。
ホームページの中を先生が触れないのであれば、「ゴールをこういうことに絞りたい」と業者に相談してみてください。業者はホームページ設計のプロですから、どういう形に修正すればよいか提案してくれるはずです。
学習塾の集客4:最低月1回は更新していますか
なかなかホームページの修正まで費用が回らないということであれば、いちばん簡単にできる集客のコツは「更新すること」です。
ブログやお知らせを更新できるようになっているホームページがほとんどのはずです。そこで情報発信をこまめに行なっていきましょう。
更新されていないホームページは、「もうこの塾はやっていないのかも」と思わせてしまいます。ホームページではじめてその塾を知った人は、どんな場所にあるのか見ているわけではないので、ホームページがあっても最近の情報が載っていないと信用してもらえないのです。
更新する内容は、それほど凝ったものでなくて構いません。
- 今日の授業風景
- 先生と生徒が写っている写真
- 最近の教育について思うこと
- 季節の話題(塾の近くにある桜がキレイなど)
このようなことで構いません。
その塾が実際に動いていて、通っている生徒がいるということがわかればいいのです。
「ホームページがあるのだから、営業しているとわかるに決まっている」と思うかもしれませんが、ホームページがあってももう閉業しているかもと思われてしまうくらいホームページの信頼性は非常に低いのです。
楽しそうに談笑する生徒と先生の写真などが掲載できれば、いちばんいいですね。
まとめ
ホームページの集客を考えるとき、最善策を行おうと思うと、どうしてもホームページリニューアルや修正費用がかかってきてしまいます。
学習塾は合格人数や授業の様子など更新する内容も多いですから、できれば自分で楽に更新できるような仕組みのホームページをつくってもらうとよいですね。
デザインはあまり関係ありません。オシャレであったりきれいすぎたりするデザインよりは、先生の熱意やこだわりのポイントが伝わるように、シンプルで文章が目立つようなデザインになっていればよいでしょう。
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