「美容室のホームページをこれから作るので、気をつけるべきポイントを知りたい」
「地域に美容室がたくさんあるので差別化がむずかしい」
この記事は、【集客効果のある美容室のホームページを作りたい】皆さまへ向けて書いています。
皆さま、こんにちは。
この記事は美容室を経営している、もしくは美容室勤務でホームページ制作を担当することとなった皆さんに向けて書いています。
女性の生活に欠かせない美容室。
ほとんどの女性が3ヶ月に1回程度は訪れる場所です。生活に根付いた、とても大切な場所ですよね。
けれど、約7割の女性が「いきつけの美容室」を決めていて、何年もその美容室へ通い続けています。全国的に美容室は非常に多くあります。その中でどうやってお客様に選んでいただくか、どの美容室も悩まれていることでしょう。
そこで今回は、新規顧客の集客に大変重要な役割を果たしてくれるホームページについてです。作るとき、どういった部分に気をつければより集客できるホームページになるのか。
特に大切な5つのポイントについて、まとめておきます。
ホームページ制作業者に依頼するときも、「このポイントが抜けないように」としっかり伝えておけば、安心です。
はじめに:アンケート調査から選んだ5つ
今回コツとしてピックアップした5つは、美容サロン利用の全国実態調査結果に基づいて分析したものです。
その結果には「リピートしている理由」「リピートしなかった理由」がランキング形式でズラッと発表されているのですが、その理由を分類すると、立地・料金・予約方法・仕上がり・スタッフとのコミュニケーションによるものに分けられました。
経営側からすると立地よりも、技術やお店のコンセプト、ほかのお店にないメニューなどがウリです。ホームページにも、それらの内容についてたくさんのページを割いて掲載しているお店が多いですね。
しかし、ほとんどのお客様は、自分がその美容室に通う理由として、お店の特長を挙げていない(気にしていない)のです。もちろんそういった技量やメニュー等が仕上がりイメージに結びつくので、関係性がないわけではありません。しかし、ほとんど意識されていないため、ホームページに大きく掲載しても新規顧客獲得にはつながりにくいです。
つまり、制作するときにはお客様が美容室を選ぶ基準である、立地・料金・予約方法・仕上がり・スタッフとのコミュニケーションについての記述を増やすこと。それがコツとなります。
制作のコツ1:地域名、細かな地名を何度も書く
利用者が美容室を選ぶ最大の理由となっているのが「自宅や職場から近いかどうか、通いやすいかどうか」です。
自分の生活導線上に美容室があるのがベストであると多くの人が感じています。
そのため、ホームページには住所や地図だけでなく、もう少し細かい場所の説明や、地名、交差点名などを書いておくようにするとお客様が判断しやすいです。
調べてみたところ、ほとんどの美容室が「GoogleMapの地図+住所記載」だけです。これはとてももったいないです。地図を見るのが苦手なお客様も居ますので、ぜひ地名や目印を記載いただきたいです。
例えば、地図を載せるだけではなく「交差点AをB公園のほうへ曲がるとすぐ右手に見えます」や、「スーパーCの3軒隣です」など、できるだけ具体的に説明書きをします。
そうすることでお客様は自分の位置からどれくらいの距離かがすぐ判断できます。
ホームページのトップページに「D交差点から徒歩30秒」「E小学校の正門向かい」など、目印となる建物や交差点名をいくつか書いておくのもよいでしょう。
また、「F公園北側」など東西南北で示すのは分かりづらいと感じる人も多いので、避けたい表現です。方角で書いた場合も、「F公園北側にあるスーパーGの隣」などとできるだけ固有名詞を追加して記すほうが、読み手は”ピン”と来るので親切です。
制作のコツ2:料金表を載せる
料金表は細かなところまでしっかりと載せておきましょう。
特にキャンペーンやセット割引がある場合は、詳細を載せておくほうが印象がよいですね。
美容室は一度決めたら、ほとんどの人が何年か通い続ける場所です。
そのため、料金はとても気になる部分です。これまでの美容室と1回1000円違うだけで、年間4回とすれば4000円の出費増です。かなり気にする人も多いでしょう。
「カット 3000円〜」などのあいまいな書き方ではなく、「カット ショート3000円/セミロング3500円/ロング4000円」など、設定があればそれに合わせて細かく載せましょう。
キャンペーン情報も、美容室を変える気持ちの後押しとなります。
期間限定であっても、「○月○日までカラー20%オフキャンペーン」などと記載するのがベストです。
制作のコツ3:仕上がりイメージ写真を載せる
今はInstagram等でお客様の髪の仕上がりを投稿しているお店も多いですが、できればホームページにも連携して、写真で仕上がりを見せられるようにしましょう。
一般的な女性客で、ヘアカットやカラーの技術・薬剤の違いなどについて知識がある人は少ないと思います。「このようなメニューで、この仕上がりに」とメニュー内容と写真をセットで見せるといちばんわかりやすいと思います。
お客様にお願いして写真を撮らせてもらい、いろいろなパターンを載せるのがよいでしょう。
制作のコツ4:トップページは外観、内観、スタッフの写真
外からお店を見たときに発見しやすいように、トップページには外観写真が必須です。
そのほか、どんなお店かコンセプトが伝わりやすいので内観写真。
そして、コミュニケーションを取るスタッフがどういった人たちなのかがわかるように、スタッフ写真も載せておくのがよいでしょう。
できれば、皆さん笑顔の接客中の写真を。
いつもの接客態度がそのまま伝わるような写真がいいですね。
どんな美容師さんが出迎えるか伝えられると、安心して扉を開けると思います。
制作のコツ5:ネット予約に対応させる
実態調査で、思ったよりも比重を占めていたのが、予約についてです。
予約が取りやすいか、ネットで予約できるか等がポイントのようです。
予約が取りやすいかどうかはお店の経営方針に左右されるので仕方がありません。
ネット予約は費用を投資すればスタートできるので、対応しておくとよいでしょう。
既存のお客様も、予約がネットでできない場合に「お店を変える」としています。
これは増加傾向にあり、今後はネット予約できないお店からどんどんお客様が離れていくだろうと予測されます。
特に20代〜30代の女性が多いお店であれば必須といえるサービスです。
お店のインテリアやメニュー数よりも、重要な項目といえます。
- ホットペッパービューティー等の美容室サービスを利用する
- 美容室専用の予約対応システムを取り入れる
このどちらかになると思います。
その説明書きと、ホームページからの誘導をぜひ行いましょう。
もし、ネット予約を受け付けているのにホームページに記載がない場合は、急いで追加ページを作りましょう。
まとめ
フリーペーパーや雑誌広告からホームページに行き着くお客様も少なくありません。
見込み客が必要としている情報をきちんと提供し、選ばれる美容室になりましょう。
どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。
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