「整骨院のホームページの文章を自分で書いているが、正解を知りたい」
「整骨院だからこそ気をつけたほうがよい文章のポイントを知りたい」
この記事は、こんな【整骨院のホームページ作りに関する悩み】を持つ皆さまへ向けて書いています。
皆さま、こんにちは。
これまでホームページのアドバイスを続けてきた中で、多くの整骨院の先生方がご自身でホームページを作っているのを身近に感じてきました。
ホームページリニューアルのご相談なども受ける中で、文章の書き方がいちばん大切で重要なポイントだと感じています。
患者さんたちは整骨院を選ぶとき、本当にしっかりホームページの文章を読んでいるため、デザインや写真がいくらよくても、文章が合ったものでなければ集客に結びつかないのです。
そこで、私が最重要だと感じた3つのポイントをこの記事の中でお伝え致します。悩んだときの参考にしていただき、集客につなげていただければ幸いです。
整骨院に来る患者さんは何を求めているか、考えてみよう
まず本題に入る前に、先生方に考えていただきたいことです。
院へ来られる患者さんたちは、何を求めて来ているのか今一度立ち返って考えてみてください。
考えるときのコツですが、先生が「新しい美容院をネット探す」ことを想像してみてください。どんなことをポイントにして探しますか?
どんな結果になるか(悩んでいることが解決するか?)
どんな先生・スタッフがいるか(実績、考え方、治療方針は?)
大きくはこの2つで、そのほかには場所や営業時間、休みの日などのハード面のチェックではないでしょうか。
内容の筋としては、これらをしっかり書くようにしましょう。
そして、それをどういうふうに書くか、書き方のポイントを以下で解説していきます。
書き方ポイント1:子どもでもわかるように書く
治療方針や先生の考え方について書くとき、特に気をつけてほしいのが「それを子どもや年配の患者さんが読んでわかるかどうか」です。
専門用語やカタカナ用語をできるだけ使わず、わかりやすく書くのがポイントです。
実際に院で何かを患者さんに説明するときには、わかりやすいような例えを出したり、納得してもらえるように言葉を選んだりしていると思います。
文章を書くとなるとついつい難しい言葉で書いてしまう方も多いですが、ホームページでも院と同じように、やさしく平易な言葉を選んで書くようにしてください。
その結果、文章が長くなっても大丈夫です。内容がわかりやすければ、どんどん読み進められますので、長い文章になってしまったとしても問題はありません。
子どもや高齢の方がわかる内容であれば、ほかのどなたが読んでもわかるようになっているはずです。
書き方ポイント2:人柄が伝わるように書く
体を直接触る整骨院では、どんな人が治療をしてくれるのかが患者さんの大きなチェックポイントです。
整骨院の治療の幅はそれほど広くないのは先生方であればわかっておられると思います。できる治療が同じであれば、A院とB院どちらに行くか決めるポイントは、先生やスタッフの人柄や実績です。
実績については変えようがありませんので、人柄がしっかり伝わるように書いていきましょう。
人柄が伝わる文章を書くには?
人柄とは自然とにじみ出る性格や人となりのこと。
会って話せば自然と伝わるものですよね。でも、文章で伝えるのはなかなか難しいものです。
というのも、ついつい文章を書くとなると「格好つけ」たり、「よく思ってもらいたい」のでおおげさに書いたり、「誰かが書いていた文章の真似(=自分らしくない文章になっている)」をしたりするので、本当の人柄は伝わりづらくなることが多いです。
自分らしい言葉で、自分のありのままを見てもらうような気持ちで書いてみてください。テクニックではなく、気持ちのもちようです。
やはり「書く」段階で気負ってしまう人がほとんどなので、気負わない自然体で書こうと気をつけるだけでもずいぶん違ってきます。
書き方ポイント3:広告規制を確認してから書く
このポイントは整骨院ならではです。
多くの先生は熟知されていると思いますが、整骨院や鍼灸院などには広告で使える表現について法的な制限・規制があります。
現状ではこの広告制限にかかるのはチラシや看板であり、ホームページは広告規制の対象外です。しかし、今後どうなっていくかはわかりません。年々厳しくなってきているのは間違いないため、規制対象外のホームページであっても、できるだけ誤解を招かない書き方をしていきましょう。
▽広告規制の疑問についてはこちらをご参照ください
参考:http://www.zenjukyo.gr.jp/koukoku/kisei_qa
法的に誤解を招かない書き方とは?
整骨院という枠を超えて、大きく見せようとすることは誤解を招く可能性が大きくなります。
例えば、このようなことです。
医療行為であるかのように書く(例:治療、東洋医学)
効果効能をうたう(例:治ります、消えます)
保険が使えることを過剰にアピールする(例:すべて保険で、保険がきくから)
これらについては広告制限等に関係なく、書いてはいけない内容です。
医師法や薬事法などに違反する恐れがありますので、十分注意して、整骨院であることを正確に書くようにするのが懸命です。
まとめ
この記事では、私が最重要だと感じた【整骨院のホームページに載せる文章の書き方】3つのポイントをお伝えしました。
書くのは大変だなと思われたかもしれません。
けれど、院のことをしっかり伝えられるのは先生方しかいらっしゃいません。
ホームページの作成は業者にお願いしたとしても、先生の思いを伝えられるのは文章しかありません。それがこれからの患者さんに向けてできる唯一のコミュニケーションですので、ぜひご自身で書くチャレンジをされてみてください。
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