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Google離れの若者をインターネットで集客する方法4つ(実店舗のあるビジネス向け)

「若者のGoogle離れといわれるが、それ以外の方法でどうやって集客するのか」
「TwitterやInstagramは企業の性格的に使いづらく、それ以外の若者向けネット集客方法を知りたい」

皆さま、こんにちは。
10代、20代の若者がGoogleを使わなくなったといわれています。書籍や経済誌等でその状況について把握した方々も多いのではないでしょうか。

これまでSEO対策を中心に検索エンジンからの集客を主な手段とされてきた皆さまにとっては、今後はどうやって10代、20代をインターネットから集客すればいいのかと新たな悩みができ、頭が痛くなる状況といえます。

そこで、今の若者はどこから情報を仕入れているのか、インターネット経由で若者とつながっていくにはどうすればいいのか。特に実店舗のある飲食店や小売業、美容院、サロンなどに使っていただける施策について、広告コストをかけずにできるものを4つご紹介します。

はじめに:ホームページを見るきっかけづくりが必要な時代に

Googleで検索する人が少なくなっているとする人が多くなってきました。日本経済新聞にも、2019年9月10日付けで「検索結果「作為的」 Google・百度離れじわり」との記事が掲載されました。

実際に中学生や高校生がスマホを使っているのを見ていると、検索エンジンで調べるのは学校から出された課題(単語の意味、地名、問題の解き方など)や、通販サイトURL、行きたいお店の営業時間が知りたいときなど、非常に調べる内容が具体的になってきています。全くGoogleを使わないわけではありませんが、「これを知りたい」とはっきりとわかっているときのみGoogle検索を使い、「何かいいところ、商品はないかな」と希望はあれど調べているものの存在が漠然としているときは、検索エンジンは一切使っていないことがわかります。

どうやって調べるかというと、InstagramなどのSNSや、LINEニュースなどのネットニュース、YouTuberなど自身がチャンネル登録しているインフルエンサーによってオススメされている情報などを見ています。

これまで定番といわれてきた、Google検索エンジンから新しいお客様を呼び込むということができなくなってきています。けれど、ホームページが見られなくなった、必要がなくなったという結論ではありません。公式のホームページをチェックすることは若者にも定着しています。

「ホームページを見よう」という気持ちになるまでの導線やきっかけが、Google検索エンジンではなくなったのです。そのため、新しい”きっかけ”をつくるために動かないといけなくなりました。その”きっかけ”に含まれる4つについてご紹介していきます。

若者のネット集客方法①:SNSでタグ付けできるようにする

検索エンジンを使わずに、どうやって情報を探しているかというと、主な方法はSNSのハッシュタグ検索です。Instagramなどで「#カフェ好きさんとつながりたい」や「#かわいい」「#東京」など、自身が関心のあるキーワードをチェックし、新しい情報がないか調べています。

また、自身がフォローしているインフルエンサー(Instagramであればモデルさん、YouTubeならYouTuber)が発信している情報についているタグ(お店のアカウント、位置情報など)を辿っています。

https://www.instagram.com/sappyon38/?hl=ja

どのSNSでもタグ付け機能もしくはリンクを付ける機能があり、それをきっかけとして公式のアカウント→ホームページと調べていきます。

そのため、まずはタグ付けできるように①店舗があれば位置(スポット)情報が取得できるよう設定する②公式アカウントを作ることできっかけをつかみやすくなります。

若者のネット集客方法②:お店にフォトスポットをつくる

スマホを持っている若者世代なら、買ったもの、食べたものを写真に撮るのは日常的です。そのため、お店の看板やキャラクターがわかりやすいところは、必ずそこで写真を撮ります。

https://www.instagram.com/explore/locations/2573773379362782/akichi/?hl=ja

お店のロゴや店名、キャラクターなどが入る場所があれば撮影場所として最適です。
そこで、この日常的な習慣を利用して、お店のどこかに”フォトスポット”をつくると、SNSに載せてもらいやすくなります。前項で説明したタグ付けもできるようにしておけば、そこからお店の公式アカウントやホームページへ流入してきます。

スペース的に”フォトスポット”をつくるのが難しければ、お皿や容器にロゴや店名を入れておくと写真に残ります。

https://www.instagram.com/explore/tags/%E3%81%A8%E3%81%A0%E3%81%8B/?hl=ja

これらは「写真に撮られる」ことを前提に考えられたプロモーションで、広告のようなものです。広告代理店に費用を払ってWEBやSNSに広告を出しても消えてしまいますが、写真にそのものが写る、残ると消えない広告となり、費用対効果が大きくなります。従来の広告費をこのような施策に回すのも1つの方法です。

若者のネット集客方法③:GoogleMAPにお店を登録する

スマホで自分の現在地がすぐわかるようになった今は、近くのお店を探すにも「現在地を起点に探す」ことが多くなりました。GoogleMAPにも「近くのカフェ」などのキーワードで現在地に近い順番でお店が出るようになりました。

そこで、GoogleMAPにしっかり自店の情報を追加しておくと、”近い”ということをきっかけにして人を集めることができます。

登録していなければ出ないので、きっかけを一つ逃す結果になります。
お店を持っている人であれば、誰でも無料で登録できます。
「Googleビジネス」という機能を使いますので、以下の記事を参考に登録してみてください。

https://groow.info/162/

若者のネット集客方法④:取材を受けてネットメディアに出る

LINEニュースやSmartNewsに自店や商品の情報を出すためには、広告記事として費用を払って出してもらうか、メディアから取材されるかの主に2つの方法があります。

広告記事は費用に高額で大手様しかできないと思われますので、“取材されること”を目指してみてください

今はテレビや雑誌のディレクター、編集者も取材先をインターネットで探しています。ユーザーのクチコミや公式ホームページを確認し、取材依頼を出しているのです。

取材してもらいたい場合、経営者ができることは以下の通りです。

お店を取材してもらうためにできること

①公式ホームページをつくり、商品、サービスの説明をきちんと書く

これでまずはメディア関係者に信頼してもらうことができます。

②公式ホームページに「取材の申し込みについて」のページをつくる

“取材お断り”のお店、商品も世の中にはたくさんあります。「当店(当社)は取材を受けます」と意思表示するだけで、メディア関係者は非常にうれしいものです。書くだけですので、まずは1ページつくって表明しておきましょう。

③プレスリリースを書いて送る

プレスリリースとは、メディア(報道機関)へ向けた”企業からのお知らせ”です。この形が正解というものはなく、メディアへ宛てて自社の情報を送ればすべてプレスリリースです。メールやWordファイル、FAXなど何でも構いませんので、新商品が出たときや新店舗ができたとき、リニューアルしたとき、◯周年を迎えたときなどをきっかけとしてリリースを書いてみましょう。それを見て取材先を決めるメディアもたくさんあります。

まとめ

従来通りの”広告費”は消えてしまうものでしたが、公式アカウントの登録やプレスリリースの作成など、消えないものに手間暇をかけて集客すると、若者へもインターネット経由で情報が届きます。

特にSNSやGoogleのスポット登録は非常に有効ですので、まずはここから実践してみてください。

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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