「テレビ番組や雑誌で取材を受けてみたいがどうしたら受けられるのか」
「ロケや取材に来てくれる店舗はどのようにして連絡をしているのか」
皆さま、こんにちは。
経営者様からお悩みとしてよく聞かれるのが、テレビや雑誌、新聞等のマスメディアから受ける取材についてです。どこから連絡が来るの?など率直な疑問を感じることありますよね。
しかも、いつもテレビや雑誌で取り上げられているお店がありますよね。たくさんのお店がある中で、同じお店が選ばれている。そしてメディアで取り上げられると行列ができたり商品が品切れになったり…と羨ましいなと思うことがたくさんあります。特にテレビ番組の影響力は凄いですね。
でもどのお店、どの商品にも取材を受けるチャンスはあるのです。そしてその可能性はインターネットにあるのです!
実はこのような取材を企画する人(テレビであればディレクター、雑誌であれば編集者という肩書の方が多いです)は、インターネットで人気店や流行っている商品を探しています。例えばブロガーさんが書いた記事などを検索でチェックするであるとか、InstagramなどのSNSでの露出度、飲食店であれば食べログのクチコミなどを参考にして探しています。
紹介したい食材が決まっていれば、その食材が食べられるお店、買えるお店をインターネットで探します。「大阪 たこ焼き おみやげ」とか「大阪 お好み焼き デカ盛り」「神戸 海が見えるカフェ」など一般的なキーワードで検索をかけて探しています。
そのため、取材先を探している人に見つけてもらえるページをつくればOK!なのです。そこで今回は取材を受けやすくするコツ、取材先を探している人に見つけてもらいやすくするコツをお伝えします。
取材を受けるコツ①:取材がOKであることを書く
これがなくては始まらないというのが、「取材依頼お受けしています」という文言です。取材拒否の店というものがあるように、テレビや雑誌の取材依頼を受けないお店というのも実は結構あります。それぞれのポリシーなので取材拒否は問題ありません。
ただ、そういったお店があるために「このお店は取材を受けてくれるのだろうか」「どこに連絡すれば話が通りやすいのだろうか」と依頼者は考えています。そのため、はっきりと「取材を受け付けています」との姿勢を見せることは相手方からしてもありがたいことなのです。
- 取材のご依頼について
などのページを1ページつくり、そこにメールフォームを設置したり、メディアに届けたい情報や条件を書いたりしておきます。
一般的な流れとしては取材依頼の一報がメディア側から届き、その後に初めてのメディアであれば取材依頼書を出してもらうというパターンにしているお店・企業が多いですね。どういう企画でどういう内容で取り上げられるか確認しないと、ネガティブな形で取材されることがあるかもしれないからです。
取材を受けるコツ②:取材依頼を出す先(名前と連絡先)を明記する
連絡先ですが、テレビの取材は非常にタイトなスケジュールが多く、メディア側の気持ちが焦っていることもあります。「早く取材先を決めたい」というニーズがあるので、可能であれば取材を依頼する先の担当者名や電話番号も載せておきましょう。
メールフォームであれば、連絡までに丸一日以上かかることもあるでしょう。
電話であれば、すぐにやり取りができて双方に効率的です。
広報担当者がいればその担当者名だけでも掲載。直接経営者様が取材依頼を受け取る場合は、できれば携帯電話番号とお名前を書いておいてください。ずいぶんと話が早くなり、取材を受けられる確率が上がると思います。
取材を受けるコツ③:わかりやすい自己PRを書く
メディアが探しているのは、以下のような取材先であることが多いです。
- ご当地色があるか
- トレンド、ニュース性があるか
- 社会性があるか
- わかりやすいキーワードがあるか
旅番組では地元のものが食べられるお店を探しますし、情報番組では今のトレンドに則したお店を探します。そしてもちろん報道ですから、社会的に意味のあるものかどうかもチェックされます。そして、最大のポイントが“わかりやすいキーワード”があるのかどうかです。
- 最大で半年待ち
- 最大1000人が行列
- 毎月1日に限定で50個だけ販売
- 旬の時期の2週間しか食べられないメニュー
- SNSのフォロワーが1万人
などです。
このお店にしましょう、と決めるときに「なぜ他の店でなくここを取材しているのか」言い訳が必要だからです。その言い訳を先に用意してあげるのです。
具体的にどのようなことを書けばいいか、例文は情報番組のテロップを参考にしてください。
https://www.catari.jp/article/detail/?id=6670
テレビ番組も雑誌も、紹介時に用いるタイトルが必ずあります。
それを見ていると、こういうことを書いておけばわかりやすいんだなと理解が進みます。
そしてこうやって自己PRをホームページに散りばめて書いておくと、メディアからは内容がわかりやすいため取材しやすく、取材の確率が上がるでしょう。また、一般の訪問者様にも貴重な情報となりますので、わかりやすい他社との違いを書いておくことで売上を伸ばすことができます。
取材を受けるコツ④:自分から攻めるならプレスリリースを書いて送る
ホームページにいろいろな情報を載せて準備ができたら、自分から「取材を受けます」と連絡をしたくなると思います。そのとき、予算があればPR会社に依頼し、PR会社の方々の知恵と情報網を使います。
ただなかなか高額ですので、まずは自分でできることから始めましょう。
自分で動ける唯一の方法が「プレスリリースを書いて送る」ことです。
プレスリリースとは、”メディアに向けて公式に発表する内容をまとめたペーパー”です。広報宣伝活動の一つで、日常的に行っているお店・企業はたくさんあります。個人店ではなかなかそこまで手が回らないという方も多いのですが、ぜひやってみましょう。
直接それぞれに送る以外にもホームページに載せておけば、ダウンロードして読んでもらえます。
※プレスリリースの書き方、送り方は別の記事「プレスリリースの書き方のコツと報道機関に無料で送る方法」で詳しく解説しています!
まとめ
取材の依頼が来る流れや、できるだけ依頼が来やすいよう準備をしておくことが大切ということがわかっていただけたかと思います。
気をつけていただきたいのが、取材は広告ではないため、”編集方針”というメディア側の取り決めがあります。放送前にチェックをして修正してもらうことなどはできないので、どう放送されるかはメディアにお任せとなります。
もしかしたらあまり喜ばしい内容でないこともあるかもしれませんが、そこは無料の宣伝とわりきることも重要なのかもしれません。ほとんどの場合でポジティブな取材ですので、ぜひホームページを活用して取材を受け、人気店になっていってくださいね。
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