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飲食店のInstagramには何を書く?有名店が取り入れる宣伝内容5選

「Instagramを始めたが何を投稿すればいいかわからない」
「なかなかフォロワーが増えないので人気店が投稿している内容が気になる」

皆さま、こんにちは。
Instagramを使っている飲食店が非常に増えてきたと感じます。その一方で、何を投稿したら良いのかわからずに更新を止めてしまったり、フォロワーが増えないので手間ばかりかかて大変というご意見もうかがいます。

Instagramを活用しているお店にヒアリングしてみると、皆さん「Instagramを見て来てくれるお客さんが増えた気がする」とおっしゃいます。もちろんお客さん一人ひとりに質問しているわけではないので肌感覚だと思いますが、お客様から「Instagramを見て来た」とお声がけされることも多いとのこと。

確かにお客さんとしてお店に行ってみると、Instagramでフォロワーが多く有名なお店は、いつも繁盛していて、雰囲気から新規訪問客や遠方からの観光客も多いと感じます。やはりInstagramを始めること、更新を続けることは経営に大きな影響を与えるようですね。
そこで今回は、チェーン店ではなく個人経営でInstagramを活用している人気店をリサーチしながら、どんな内容の投稿が多いのかまとめ、代表的な5つをご紹介します(エリアの人口によりますが、1500人以上・都市部では2000人以上のフォロワーを獲得している店舗を中心に調べました)。

※Instagramのスクリーンショットは2020年4月3日現在のものです。お店の名前等がはっきりとわからないように加工していますのでご了承ください。

飲食店のInstagram①:定期的なお店の最新情報発信(毎日更新はしない)

営業日の案内や定休日明けの挨拶など、定期的に「このタイミングで」更新すると決めているお店が多いです。ただ、フォロワーの多い人気店に限っていえば、必ず毎日更新するというお店はありませんでした

飲食店のInstagramアカウントを見ていると、毎日日替わりメニューや、営業開始の挨拶などを必ず投稿しているお店もあるのですが、人気店はしていませんでした。

<人気店に多い定期更新の内容>
  • 定休日明けの挨拶
  • 完売情報
  • 1ヶ月の営業カレンダー

なにかの節目で投稿する、というお店が多いですね。

更新頻度が高いからたくさんの目に止まり、フォロワーが増えるのでは?と思うのですが、そうではないようですね。

Instagramヘビーユーザーの意見のヒアリングをしたところ「毎日の定期的な更新(=日替わりランチの内容や営業開始の挨拶)はタイムラインに上がりすぎるので、解除することもある」とのこと。ほどほどの頻度がフォローしやすいのかもしれません。

飲食店のInstagram②:季節限定メニューの紹介

どのお店も共通していたのが、季節限定メニューや特別メニューの紹介です。
「◯◯がスタートしました」といった内容は、人気店でもとても多く投稿されていました。

実際にデザインなどの観点からみても、季節メニューの紹介は良いと思います。
プロフィールページから投稿一覧を見たときに、季節のメニューの紹介があると、時の流れがわかりやすいですし彩りが増えてキレイです。

「あたたかくなってきたので、このメニューがおすすめです」
といったように、これまでの店内メニューの紹介も、季節に合わせて行うと自然ですね。季節メニューの単価は高めに設定しているお店も多いと思いますので、客単価アップにもつながりそうですね。

飲食店のInstagram③:テイクアウトメニュー、グッズなどの紹介

投稿内容のリサーチをしていていちばん不思議だったのが、この③です。
店内メニュー以外のテイクアウト(お持ち帰り)メニューや、ロゴなどが入ったグッズ、使っている食器の紹介などの投稿が非常に多かったです。

もちろん、人気店になったから店内がいっぱいになってテイクアウトの需要が増えて投稿している、人気があるからロゴ入りグッズをつくっている、といった結果論とも言えますが、アカウントをさかのぼってみるとオープン当初から書いているお店も多かったのです。

Instagramで人気のお店には、ロゴなどのデザインや店内で使用する調理器具・食器・インテリアにもこだわりが強いところが多いのかもしれません。お店で提供するメニューのクオリティにそういった複合的な要素がプラスされ、結果として人気店になっているのかもしれません。

飲食店のInstagram④:店主、店の想い

頻度で言うと時折ではありますが、「想い」がしっかりと書かれた投稿があるのが印象的です。定期的な営業日のお知らせや周年の挨拶時に書いているお店もあれば、改まって投稿しているお店も。

「想い」が書かれているというのは、お店を経営する側の気持ちもわかる”本音投稿”です。お知らせや宣伝以外にそういった投稿があると、読んでいる側からするとすごくお店との距離が縮まったような気がするはず。

ただ、もちろんお店のInstagramアカウントに書くには、リスクも高いかもしれません。想いというのは個人的なもので、読み手が受け取るものは様々です。もしかしたら反発を呼ぶかもしれません。それでもあえて書いているお店も多いと感じました。

飲食店のInstagram⑤:来店時の注意点

Instagramを更新していると、新規のお客様が確実に増えます。
地元以外から、観光と合わせてきてくださる方も。

お店の営業時間や来店時のアクセス、駐車場情報や問い合わせ電話番号など、きめ細かに書いているお店が多かったです。

もしかしたらこういった情報がきちんと載っているから新規のお客様へのハードルも低くなり、「いつか行ってみたい=フォロー」という図式が出来上がり、結果としてフォロワーが増えることにつながっているのかもしれません。

Instagramのストーリーを保存できる仕組みを活用し、プロフィール欄にアクセスや営業日について載せているところもありました。これは初めて行くときに心強いですね!

山の中にあるお店など、そこまでの道を動画で撮ってくれているところもありました。細かなことですが、問い合わせの電話も減らせますのでぜひ実践されると良いと思います。

まとめ

最近は旅行先での立ち寄り先を「Instagramで探して決める」という使い方も定着してきましたし、リピーターさんの楽しみ方として好きなお店のアカウントをフォローして新メニューができたときは一番乗りで行くなどの流れもできてきました。

新規のお客様もリピーターさんもInstagramの活用で増やすことができると感じます。ぜひ今回の記事の内容を参考に、いろいろな投稿をして楽しみながら活用方法を探っていってください。

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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