便利ツール

無料で長くオンライン会議を利用したいなら「GoogleMeet」

「オンライン会議が多くなったため、無料で使える便利なツールを知りたい」
「Zoomを使っているが40分で途切れてしまうためストレスがある」

皆さま、こんにちは。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で対面したミーティングや商談がしづらくなり、顧客との対応がオンラインになった方も多いのではないでしょうか。

いちばん有名なオンライン会議(WEB会議)ツールは「Zoom(ズーム)」という名のWEB会議ツールで、Zoomビデオコミュニケーションズが運営しています。

無料版もあり便利なツールなのですが、連続利用時間が40分しかありません。オンライン会議を実施するにはほんの少し短い利用時間です。60分くらいの会議時間を設定する方が多いので、もう少し長く使えるツールはないかとの声も多く聞こえています。

その課題を解決するのが、「GoogleMeet」です。
無料アカウントでも60分間の連続利用が可能です。アカウントはGmailを使うのでお持ちの方もおおいのではないでしょうか。

今回はZoomより長く使える便利な無料WEB会議ツール「GoogleMeet」の使い方や実際に使ってみた感想をまとめていきます。

GoogleMeetの概要

GoogleMeet(グーグルミート)は、検索エンジン「Google」が提供するWEB会議ツールです。パソコンからでもスマホのアプリからでも利用できます。

画面のメニュー等はすべて日本語で、デザインもシンプル。動きも軽く、通信環境があまりよくなくても使いやすい仕様です。

実はこのGoogleMeetはこの間まで有料会員しか使えないサービスでした。Googleの「Gsuite(ジースイート)」という法人向けグループウェアの会員だけが対象となっていたサービスでしたが、2020年5月にGoogleが無料開放。現在、利用者数は急増中です。今の段階ではZoomよりWEB会議ツールとしての知名度は低いですが、いちばん注目されているWeb会議ツールです。

私も使っていますが、必要な機能はほぼ備わっており、WEB会議で使いたい機能がなくて困ったことはありません。十分実用性のある便利なツールです。

GoogleMeetの使い方

WEB会議にはホストや主催者と呼ばれる、会議を立ち上げる人が必要です。GoogleMeetではそのホストとなる人のみGoogleアカウント(Gmail)が必須ですが、そのほかの参加者はGoogleのアカウントを使わずWEB会議に参加できます。

①会議の作成

GoogleMeetのトップページから「会議を開始」をクリック。URLを発行し、参加者にメールやチャットで共有します。

②画面の共有

画面したのメニューバーの「今すぐ表示」をクリックして、どの画面を共有するか選びます。

③チャットや参加者確認

パソコン画面なら右サイドに参加者一覧とチャット画面が出ます。

カメラをオフにすれば電話のように使えます。もちろん参加者全員がカメラ、マイクをオンにして会議することもできます。

録画は有料サービスに登録しないと使えません。
必要に応じて、有料サービス「Gsuite」も検討してみてください。

GoogleMeetのメリット

いちばん便利なのはアカウントがGmailでOKなこと。
そして他の参加者はアカウントがなくても利用できること。

とにかく利用のハードルが低いです。

会議をすぐ立ち上げる(メニューで言うと即席の会議を立ち上げる)ことができるほかにも、会議URLだけ発行して決めた日時で始める、会議を予約する(Googleカレンダーと連携)など会議の始め方を自由に決められます。

とりあえずGoogleMeetのトップ画面に行けば、上記のようなアイコンがあり、主催者の都合に合わせて始め方を決められます。

また、Googleの名前を知らない人がほぼいないため、初めてWEB会議を行うというクライアント様や会議相手にもURLをお知らせしやすいです。「Googleのツールで会議ができます」というと不審がられることはほぼないと思います。

使い勝手の良さと、企業知名度の高さがメリットのGoogleMeetです。

GoogleハングアウトとMeetの違い

Googleにはこれまでも無料で利用できた「Googleハングアウト」という通話ツールがありました。メインは通話を目的としたもので、参加する全員がGoogleアカウントを持っていないと使えませんでした。また、最大参加者が25人と、GoogleMeetの100人(無料版の場合の人数)に比べると少なく、セミナーなどには向いていませんでした。

GoogleMeetはその進化版といえます。実際にGmailの管理画面にはこれまでハングアウトのメニューが出ていましたが、今はGoogleMeetとチャットが出ています。これから移行していくと考えられます。

今後利用していくのであれば、新しいGoogleMeetがオススメです。
今のユーザーに求められている機能が備わっていて、とても使いやすいです。今後の進化も期待できます。

まとめ

WEB会議は打ち合わせに出向く必要もなく、時間を有効活用できるため、これからもっと利用が促進されると思われます。お客様の対応や営業活動に使う企業が増えていますので、新型コロナウイルス感染症の影響でしづらくなってしまった訪問営業やお顔合わせの代わりに、ぜひつかってみてください。

また、GoogleMeetは2020年9月30日まで連続利用時間を24時間と設定しています。長い会議があるなら、GoogleMeetの活用がオススメです!

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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