「キャンプ場を新規オープンするがホームページに何を書いておけばユーザーさんに便利か知りたい」
「競争が激化してきたキャンプ場経営のために集客強化していきたい」
皆さま、こんにちは。
この記事は、【キャンプ場の集客をホームページで行っていきたい】という方々へ向けて書いています。
事業再構築補助金やクラウドファンディングサイトに出ている事業を見ていると、アウトドアやキャンプに関連する事業がとても増加しています。新しく本業以外で始めたという方々も多いと思いますので、ホームページに載せておきたい情報をご紹介します。
■なぜキャンプ場にホームページが必要?
宿泊施設(ホテル、ゲストハウス)も含めて、予約を取らないといけないのでインターネット上に何かしらの情報を出さなければいけません。キャンプ場の予約サイトもたくさんありますが、やはり初めて訪れる方は公式ホームページを確認するという方が多いです。
そしてホームページの情報=内容をなぜ充実させるかというと、集客ともう一つの理由が電話での問い合わせを減らすためです。キャンプ場運営の方々にお話を伺ったことがあるのですが、設備や環境について電話で問い合わせがとても多く、スタッフの手が取られてしまうとおっしゃっていました。
問い合わせる気持ちもわかります。やはり初心者キャンパーも増えていますし、小さいお子さんを含むファミリーキャンプも非常に割合が高くなってきています。不安が大きいのでホームページに載っていないことは「電話して聞いてみよう」、載っていてもよくわからないと「一旦電話で相談してみよう」との判断になるのだと思います。
しかしキャンプ場は少ないスタッフで回していたり、無人運営でできるだけ人件費を削減していたりというところが多いです。電話対応に一日中取られてしまっては大変ですよね。そこで、ホームページを充実させておく必要性が出てきます。
ユーザーの声をリサーチし、キャンプ場のホームページに何の情報が載っていたら便利かまとめた上で、5つに絞ってご紹介します。これからホームページを作られる方の参考になればと思います。
キャンプ場のコンテンツ作り①ロケーション、キャンプ場の魅力
まずはやはり「このキャンプ場に行ってみたい」と思わせる特徴、魅力をはっきりと言葉で伝えます。特に特徴が何もなければ「何もないからこそいい、自由に過ごせる」という論調で、ポジティブな言葉に切り替えてキャンプ場の魅力を伝えていきます。
参考:https://www.camp-cabins.com/
参考:https://www.innthepark.jp/numazu/
言葉だけでなく写真も大きく使うとロケーションや魅力をビジュアルでふわっとニュアンスも含めて伝えることができます。
キャンプ場のコンテンツ作り②区画の広さや施設設備
それぞれのサイトの広さと形やシャワーやトイレなどの設備のほか、売店の品揃え、管理棟内の設備、電源など、たくさんキャンプ場がある今だからこそピッタリと自分達の希望に合うかどうか確認してから予約を入れたいというキャンパーが増えています。
キャンパーも好みはそれぞれで、設備が揃っているほうがよいかというとそうでもなく、何もないことを望むキャンパーも多いですので、すべての情報をしっかり書いておくことが大切そうです。
区画についても広さ以外にコンディションを知りたいというキャンパーも多いです。地面が固い、石がある、傾斜しているなど、初心者向けキャンプ場であれば詳細に書いたほうが喜ばれそうです。
キャンプ場のコンテンツ作り③ターゲット層を明記する
自由に誰にでも使ってもらいたいというキャンプ場経営者様も多いですが、集客の面から考えると「Aの理由でファミリーにオススメ」「Bだから女性グループの利用も多い」「キャンピングカーでも安心」「大人数歓迎」などと明記したほうが、初めてのお客様に選んでもらいやすくなります。
キャンパー側も不安があるので、どういう人が行っているのか、子どもやペット連れだけれど迷惑にならないかなどクチコミを読みながら悩んでいます。「こういうグループが多い」と書いてくださっていれば、「それならここにしよう」と決めやすくなります。
キャッチコピーにターゲットそうを盛り込むと、ホームページのデザインと合わせてナチュラルにターゲット層を伝えることもできます。
- 家族と最高の思い出を残そう
- 一人で何もしない楽しみがある
- 初心者でも安心の手ぶらキャンプができる
- 自然の中でゆったりおしゃべり
- ペットも一緒に自然を満喫
いくつかキャッチコピーを入れる中に、ターゲット層のキーワードを隠しておくと、自然な感じでお伝えしていけます。デザインやブランドを壊さずに必要情報を伝えていくことはできますので、ホームページをこれから作るのであればライターさんに相談してみてはいかがでしょうか。
キャンプ場のコンテンツ作り④詳細なアクセスと近隣施設の情報
キャンプ場は自然の中にあることが多く、高速道路の出口から何分、国道の交差点から何キロとと書かれていても、起点からが長距離になるため、周囲の道路状況などがわかりづらく、不安要素となってしまいます。
周囲の道路や目印となるものの写真を入れたり、近隣施設までの距離を示したりして、できるだけ詳細にアクセス情報を伝えるようにすると安心して予約を取ってもらえます。
特に県外からくるキャンパーは土地勘がないため、キャンプ場の周囲に民家もある程度あるのか大自然なのかなど地図だけをみてもなかなか想像できません。
高速道路の出口からアクセスしやすい、大きな国道からすぐ、人里を離れた山の中、などわかりやすくイメージしやすいように情報を伝えていきたいところです。
キャンプ場のコンテンツ作り⑤キャンセル料が発生する期間
これはシンプルな要素ですが、1年に数回ほどのキャンパーはできるだけご自身の休日や気候のよいときに行きたいと考えるので、できるだけ早くキャンプ場を予約しておきたいと考えます。
しかし人数が変わったり、体調不良で行けなくなったり、他のキャンプ場にすることが決まったりと予定には変更がつきもの。いつからキャンセル料がどれくらいかかるか、はっきりと書かれていると安心できます。
キャンセル料をチェックしてから予約するかどうかを決めるというキャンパーも多く、書いておくと親切だと思います。
■よくある質問の中に書くのはNG
キャンセルについてのルールをホームページ内の”よくある質問”ページ内に書いていることも多いのですが、見つけづらいのが難点です。予約ページや宿泊料金の案内ページなどに併記しておくと初めてホームページを訪れてもすぐに情報が見つけられます。
■キャンセルの場合は連絡を…とだけ書くのはNG
キャンセルのときに連絡をするのはもちろんなのですが、そのときに費用がいるのかいらないのか?はすごく気になると思います。キャンプ場の予約電話番号が書かれているページを見ていると「キャンセルの場合はお電話ください」とだけ書かれているところが多く、キャンセル料はかかるのかなぁ?かからないのかなぁ?と私も感じてしまいました。
予約を入れている段階でできるだけキャンセルはしたくないものの、どうしても発生してしまいます。でもできるだけキャンセル料がかからないほうがうれしい…と思うのがキャンパー心理です。事前にわかっていると心算もできますし、運営がしっかりしている印象を与えられると思います。
まとめ
キャンプは自由なものであるからこそ、キャンプ場ごとの特徴は大きく違っています。初心者なら「自分が行っていいのか」と不安があるでしょうし、慣れているキャンパーなら「自分にぴったりか確認したい」と隅々までホームページを読むでしょう。
知りたいことが書いている=運営がしっかりしているという安心感を与えられますし、それによって電話などで寄せられる問い合わせも削減でき、人手不足解消にもつながると考えられます。
キャンプ場はこれからも増加すると予想されており、各キャンプ場で違いも出していかれることと思います。情報発信も行い、たくさんのキャンパーに愛されるキャンプ場をつくっていってください。
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