「ホームページは独自ドメインで公開したいが仕組みがよくわからない」
「自分の好きなアドレスでホームページを公開するには独自ドメインを取得する必要があるが手順がよくわからない」
皆さま、こんにちは。
この記事は、【独自ドメインの管理について知りたい】という方々へ向けて書いています。
ご自身で好きなホームページアドレスを決めたいときは、.comや.netなどの独自ドメインを取得してホームページを公開します。
弊社が運営するホームページを簡単に作成できるサービス「PAGEKit」でも、独自ドメインを取得し、そのホームページアドレスで公開することが可能です。
https://www.norioka.com/
↑こちらのホームページは「PAGEKit」で作成しています。独自ドメインを申し込んで使っているため、「PAGEKit」で付与される”○○.p-kit.com”というドメインは使われていません。
この独自ドメインはどうやって取得し、契約、管理をするのかについて詳しく解説しておきたいと思います。仕組みをわかっておくと、例えば途中でドメインを変えたくなったり、制作会社を変えたりしたくなったときに、手続きのハードルが少し下がります。
日常生活の中ではあまり出てこない専門用語も多いのですが、できるだけ的を絞って、端的にわかりやすく説明していきたいと思います。
■独自ドメインのメリットは?
独自ドメインを取得せずとも、ホームページは表示させることが可能です。ホームページ作成サービスやレンタルサーバーから割り当てられた初期のアドレスが必ずあるため、そのアドレスを利用すれば独自ドメインなしで表示させることができます。
例えばPAGEKitでは、https://お客様のID.p-kit.com/ というアドレスを皆さんにお渡ししていますので、このアドレスを使えば、独自ドメインの取得や管理に悩む必要はありません。それでも独自ドメインを取得してホームページを公開する企業、お店が多いのは以下のようなメリットから決断されていると思います。
- 企業名やサービス名を冠にできる
- 覚えてもらいやすい
- 見た目がよい
- ホームページを移転させやすい(ドメインを引き継げば)
今は独自ドメインの取得ハードルも下がっており、メリットを考えると金額もそれほど高くはありません(年間数千円〜1万円程度)。ホームページをリニューアルする折や、新しく制作する際には独自ドメインを検討されるとよいと思います。
独自ドメイン取得、利用の仕組み①ドメインは専門の管理会社で契約する
独自ドメインってどうやって申し込むのか、日常生活で知ることはなかなかないですよね。独自ドメインは専門の管理会社があり、そこで申し込んで契約し、費用を払いながら維持していくシステムになっています。
お名前ドットコムやムームードメインなどが有名な管理会社でしょうか。ご自身でこの管理会社に申し込んでIDを取得し、お好きなドメインを申し込んでクレジットカード等で費用を払うと、ドメインの利用がスタートします。
誰でもいくつでもドメインは取得できます。そのため、1つの管理会社でまとめてドメインを取得すると管理が楽になります。
独自ドメイン取得、利用の仕組み②自分で取得するか、制作会社等に取得代行をお願いするか決定する
誰でも取得できるので、ご自身でドメインを取得・管理することもできます。ただ、サーバーやホームページ作成サービス(PAGEKitや、WIX等)との紐付けをご自身で行うことになるので、その点の仕組みや方法を理解する必要があります。
そのため、多くの企業・店舗さんは制作会社等に取得と管理の代行をお願いするサービスを利用しています。
参考:独自ドメイン取得代行サービス | ホームページ簡単作成のPAGEKit
弊社のホームページ作成サービスPAGEKitでは、PAGEKitで11ヶ月以上(330日以上)のご契約が残っていれば、ドメインの取得から設定まで無料(一部除外あり)で行っています。そのため、新規でご契約時にドメイン取得代行も申し込まれることが多くなっています。
ご自身で管理すればドメインに対しての理解が深まるので、自分でいろいろと考えながらやりたいという方には向いています。
ただほとんどの制作会社、ホームページ作成サービスでドメインの取得・代行サービスがあるので、ご活用いただくと手軽に独自ドメインが利用できるようになります。もちろん制作会社によっては有料ですので、その費用を見ながらご判断いただくのがよいと思います。
独自ドメイン取得、利用の仕組み③好みのドメインが取得できるか確認する
ご自身で取得し管理するか、もう全部を代行でお願いするか決めたら、どのドメインを取るか考えるステップです。ドメインは世界共通で使われているので、先着順になっています。自分が欲しいドメインが残っているか、確認しましょう。
確認はどのドメイン管理会社でもできます。
検索窓が設置されていますので、そこから欲しいドメインを入力して残っているか確認します。
ドメイン管理会社ムームードメインで検索してみると”取得できません”もしくは、”お申し込みへ”のボタンが出ます。取得できませんと表示されたら、誰かが先に取得しているということです。
ドメインは世界共通ですので、この管理会社で取得できなければ、Bという別の管理会社で検索しても同じです。
早い者勝ちになってしまいますので、できるだけ早くドメインは取得しておいたほうがよい、と思います。
ご自身で管理されるのであれば申し込みを。代行を頼むのであれば「このドメインでお願いします」と連絡してください。
独自ドメイン取得、利用の仕組み④ドメインを取得しホームページのサーバー(サービス)に接続する
独自ドメインの申し込みが終われば、ホームページのサーバーやサービスと接続して利用を始めます。代行サービスを使えば、それもまとめてやってもらえますのでスキップできるのですが、仕組みを知っておいたほうが安心感がありますので、簡単にご説明します。
参考:https://www.value-domain.com/media/dns/
■独自ドメインでホームページが表示される仕組み
ドメインの管理会社とサーバー(ホームページ作成サービス)は別のもので、それをつなぐ必要があります。間に入るのがDNSサーバーです。
- サーバー(ホームページ作成サービス)が提供するネームサーバーと呼ばれるアドレスを取得
- ドメイン管理会社の管理画面で”ネームサーバー”の項目を探し、サーバーで取得したアドレスを登録
- 自動でつながり、数時間〜1日程度で表示される
ざっくり説明すると上記のような形です。ただ管理会社によって少々異なることもありますので、ヘルプページを探してその通りに手順を進めてください。必ず説明ページ(ヘルプページ)があります。
参考:https://youtu.be/Zjb11kQQlOE
例えばエックスサーバーであれば↑動画が準備されていて、動画を見ながら進められます。ドメインの管理会社側のヘルプページ、サーバー(ホームページ作成サービス側のヘルプページ)と両方を先に読み込んでおくとスムーズです。
しっかりヘルプページがあるのですが、慣れない作業ですのでプロでも初めてのサーバーの管理画面をみると緊張します。代行サービスがあれば、活用されるほうがストレスが軽減されると思います。
独自ドメイン取得、利用の仕組み⑤管理会社の変更(移管)もできる
ムームードメインで取得したドメインを、別の管理会社であるお名前ドットコムへ変更することもできます。これをドメインの移管もしくはドメインの引越しといいます。
参考:https://muumuu-domain.com/?mode=transfer
どのドメイン管理会社にも移管(引越し)の申請窓口や申し込みフォームが用意されていますので、そこから申し込むと移管ができます。条件や段取りは各社いろいろな設定があるので、各社の条件を確認の上で、引越しを決めてください。
■なぜドメインの引っ越しが発生するか?
ホームページの制作会社を変更するときやドメインの維持費用が高くなってきた場合などに管理会社の変更を行います。ドメインの年間の維持費用は少しずつ上昇してきているのですが、他の管理会社のほうが安ければ移管をご検討ください。ただ、移管の手数料もかかりますので、長期的にみてどうか?と考えた上でご判断ください。
ドメインの管理会社はフォームからの申請で変えられる、ということを知っているだけでも先々で選択の幅が広がり、ご自身で決断しやすくなります。
まとめ
ホームページを完全自作ではなく制作会社や作成サービスを通すのであれば、用意されている代行サービスを利用するのがおすすめです。けれど、ドメインの取得から管理、引っ越しまでの流れを知っておくとさまざまな決断がしやすくなりますので、この記事で解説させていただきました。
管理会社も各社でヘルプページをつくり、できるだけわかりやすく解説してくださっていますので、実際にドメインを取得する際には、まず管理会社のヘルプページをよく読んでいただいた上で、登録をすすめてください。
どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。
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