「インターネット集客セミナーでSEOの重要性を聞いたが、よくわからない」
「SEO対策をして検索順位を上げろと上司にいわれたが、何のことなのか」
この記事は、そんな悩みを持っている【これからSEOについて学びたい初心者】の皆さまへ向けて書いています。
皆さま、こんにちは。
今回はインターネット集客の基本中の基本ともいえるSEOの話題です。
最近ホームページを作り始めたという人や、ホームページ管理の担当になったという人に読んでいただきたい内容です。
そもそもSEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字を取った略語で、アメリカ発祥の言葉です。
日本語に訳すと、「SEO=検索エンジン最適化」となります。
検索エンジンとはGoogleやYahoo!など言葉を入れてホームページを検索するサービスのこと。わからないことがあると検索しますよね。そのときに使っているのが検索エンジンです。
では、その検索エンジンに最適化するとはどういうことか?
この記事では、ホームページ作成の初心者でもわかりやすいようシンプルに解説していきます。
はじめに:最適化という言葉に含まれる意味とは
さて、SEOの訳として「検索エンジン最適化」という日本語が当てられています。しかし検索エンジンはまだしも、最適化という言葉を日常的に使う人はほとんどいないでしょう。
まずはじめに「最適化」という言葉に含まれた意味を解説します。
ITの専門用語ではないので、日常的にも使おうと思えば使える言葉です。
最適化を簡単に言うと、“いちばん作業効率がいい、整理した状態にすること”です。
例えば床に積み上げていた本を、取り出しやすいようジャンル毎に分けたり巻数を順番に並べたりして本棚に収納する作業を指して「本棚を最適化した」のように使います。
床に平積みになっているより、本のタイトルが分かるように本棚に並んでいるほうが取り出しやすいし便利ですよね。意識してそういう状態にすることが最適化です。
では「検索エンジン最適化」とはどういう意味かというと、検索エンジンがそのホームページの中身を認識しやすいように整理しておくことです。検索エンジンのために行う整理ですね。
あなたのホームページは、そのような意識を持って整理されていますか?
されていれば、「検索エンジン最適化ができている=SEO(対策)ができている」と言えます。
整理できていない人は、以下の項目をしっかり読んで意識を高めてくださいね。
SEOとは1:SEOの目的は、検索エンジンでユーザーに見つけてもらいやすくすること
では、どうして検索エンジン最適化すべきなのか。
この作業の目的は、検索エンジンを利用しているユーザーに自社ホームページを見つけてもらいやすくするためです。
それは、インターネット集客の第一歩です。
どんなにきれいで立派なホームページでも、見てもらわなければ利益につながりません。
ここを避けておいて、インターネットで集客したい、売上をアップさせたいということはできませんので、多くの人が「SEOが重要だ」というのです。
具体的に、見つけてもらいやすくするにはどうすればいいのか?
次の項目にまとめます。
SEOとは2:SEOのために最低限やるべきこと
「SEOのために何をすべきか」というセミナーも多く開催されていますが、まずはGoogleが「やっておいてほしい」と発表していることを最低限として行います。
検索エンジン最大手のGoogleは、ホームページの作り方を指南するガイドラインを設定していて、そのガイドラインに沿って作ることを提唱しています。
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
まずはこのガイドラインを読んでいただくことがSEOのスタートです。
ウェブマスター(ホームページ作成者/管理者)向けにGoogleからのお願いが書かれています。
いくつもの作業内容が書かれていますが、まず手を付ける優先順位として高いものを4つ挙げておきます。何からするか迷ったら以下の4つを実施してください。
- サイトマップを用意する
ホームページにある重要なページをまとめてサイトマップファイル(sitemap.xml)を作り、ホームページ上に用意しておきましょう。Googleがそのホームページ内にどんなページがあるのか把握するときに使います。▽作り方は以下を参照してください
https://www.sitemaps.org/ja/ -
ユーザーが検索するときに入力する可能性の高いキーワードをホームページ内に含めるあなたのホームページを探しているユーザー(お客さま)が利用しそうな言葉を選んでおき、それをホームページのトップページやタイトルに使います。
例えば、さいたま市にある「田村珈琲」という飲食店なのであれば、「さいたま市大宮区のカフェ田村珈琲」のような文言をトップページやホームページタイトルに記載しましょう。
- タイトルにはそのページを表す最適な言葉を入れるホームページ内の各ページには、タイトルをつけられます。そのタイトルは各ページごとに変え、それぞれに内容が明確になるような言葉を入れます。
例えば、上記と同じ「田村珈琲」さんのメニューページであれば、「メニュー」だけでなく、「さいたま市のカフェ田村珈琲のドリンクメニュー」のように説明を入れておきます。
- 代替テキスト=alt設定を必ずする
基本的にユーザーに読んでもらいたい文章は、画像ではなくテキストのまま入力します。例えば社長メッセージなどで、社長の写真とメッセージを1枚の画像のようにしているのを見かけますが、そうではなく社長の写真+メッセージをテキストで載せるのがベストです。
お店や会社の商品や外観写真など、画像を使う場合はその画像を説明する「代替テキスト」を画像1枚ずつに設定します。設定はホームページに写真をアップロードする画面にある「alt」の欄を使ったり、1枚ずつHTMLタグを登録したりします。詳細は使っているシステムやソフト、業者さんにご確認ください。
SEOとは3:スマホサイト(モバイルサイト)とパソコンサイトは別評価
SEOを考える際、実は非常に大切なのがこの項目です。
検索エンジンはスマホサイト(モバイルサイト)と、パソコンサイトを区別してチェックしているということです。
そもそもGoogleはパソコン、スマートフォン、タブレットなどのあらゆる端末やブラウザから読みやすいデザインをしなくてはならないと定義しています。
まず、あなたのホームページがスマートフォンやiPadなどのタブレットから読みやすいデザインになっていますか?パソコンからのアクセスにしか対応していないのはSEOができていないということになります。
さまざまな端末から確認し、対応していなければ(スマートフォンで見ているのにパソコンサイトがそのまま表示されるなど)デザインリニューアルも念頭に入れましょう。
SEOとは4:間違っているSEOの知識
世の中にはSEOについて語られたページが山ほどあり、全国で多くの業者がセミナーを行っています。
しかし、SEOの本当の正しいやり方というのは、誰もわかりません。
公開されていない情報だからです。
そのため、「成功する」「上位表示できる」「ライバルに勝てる」などといった断言する内容のSEOについての知識は間違っていたり、Googleなど検索エンジンが推奨していないものだったりすることも多いのです。
GoogleやYahoo!で検索したときに見つけやすいページにする努力はできても、完璧な答えというものはありません。基礎的なことを抜けなくコツコツすることが正しいSEOであり、どれだけお金を払ったからといって飛び道具のようなものはないと心得てください。
実は何か抜け道があるのではないか、SEO対策業者に頼めば成功するのではないかという考えを持つことが間違ったSEOの知識です。
まとめ
何をもって最適とするかというのは、年々更新されて変わっていくものです。
今回の記事の中で触れた「SEOのためにすべきこと」は最低限度(普遍的なもの)であって、ほかにもGoogleが出しているガイドラインにはさまざまなことが書かれています。
まずはそのガイドラインに沿って、できることをコツコツ行い、ホームページ内を整理することがSEOであるということをご理解いただければと思います。
SEOの最新情報はGoogleのウェブマスター向け公式ブログでも発信されていますので、参考になさってください。
▽
https://webmaster-ja.googleblog.com/
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