ホームページのコツ

求人の無料掲載こそ、自社ホームページが本領発揮!

「人材不足で困っているが、採用につかえる広告費がない」
「大手求人サイトに費用をかけて掲載しているのに、なかなかいい人からの応募がない」

この記事は、【人材を探しているが、なかなか集められなくて困っている】皆さまへ向けて書いています。

皆さま、こんにちは。

企業の人出不足に関するニュースが毎日出るほどになり、全国的に深刻な状況になってきています。正社員が足りないと答える企業も増えており、その危機感が伝わってくるかのようです。

どこも人が足りないとなると、かさむのは採用にかかる費用です。大手求人サイトや地域のフリーペーパー等に出す求人広告は、希望者が来なければ払い損。そして皆が困っているから、その中で目立つのも大変になってきています。

費用をかけずに作れる人材募集ページといえば、自社のホームページです。自社サイトに掲載するのは365日無料です。使わない手はありません。

これで応募が来るのか?と思われるかもしれませんが、いまの学生や転職希望者の情報収集能力は優れていて、広告がでていなくても検索で気になる企業を探し出してくれます。

今回の記事では、ページの作り方や掲載する情報について皆さまにお知らせしたいと思います。

採用ページはスマホ対応が必須

いまやほとんどのページがスマートフォン対応されているかもしれませんが、特に人材募集ページはスマホ閲覧率が高く、スマホ対応が必須です。

就活中の学生や転職者がネット接続するのは、面接会場へ向かう電車の中や、普段の通学通勤中です。普段の生活+就職・転職活動をしている彼ら彼女らは非常に忙しく、なかなかパソコンでゆっくりと…はできない状況にあることを理解しましょう。

デザインよりも文字がきちんと読みやすいサイズで表示されるかどうかが大切です。その気配りができていない会社は「時代遅れだ」と思われてしまうかもしれません。シンプルなデザインでかまわないので、スマホで読みやすいページを作っておきましょう。

求人をしていなくてもページを作るメリット

少し話がずれるかもしれませんが、今人材募集をしていないので求人ページは急がなくていいかなと思われている人もいるでしょう。けれど、それはとても大きな機会損失かもしれないのです。

大手求人サイトは、本当にいま求職活動をしている人しかみないでしょう。そのため、人を探していないのにお金を払って掲載する必要はありません。

しかし会社のコーポレートサイト(会社紹介のサイト)をみている人は、さまざまな人がいます。同業他社の人もいれば、友人が勤めているからという人もいたり、お客さんとして見ていたりです。

その人たちの中に、もしかしたらとても優秀な人材がいるかもしれません。思いがけない人が「この会社で働きたい」と思うかもしれないのです。違う目的でホームページを訪れた人でも、求人ページがあれば「この会社で働く方法もあるのか」と思ってもらえます。

採用する余裕がなくても、「お問い合わせください」でフォームを準備しておき、必要な人材であれば次の面接の連絡をするなど方法はあります。いつ、急に人が足りなくなるかわからない時代です。アピールしておいて損はないと思います。

採用ページに必要な項目 1. 募集要項

さて、採用ページを作る時に、何を載せておけばよいのか。
まずは基本情報となる募集要項ですね。

  • 応募資格
  • 雇用形態
  • 業務内容

など、働き方や応募できる人はどんな人かがわかるものを記載します。

ここは特に伝えておかなければ求職者が困るであろうこと(社会保険があるのかないのか、転勤があるのかないのか)は意識してわかりやすく書くようにしましょう。

採用ページに必要な項目 2. 社風

重要な項目は募集要項よりもこちらです。

募集要項だけを書き、それで「応募してきてほしい」というのはなかなか難しいです。どんな会社なのか、どんな人といっしょに働くことになるのかがわからないからです。

条件だけをみたら、大手企業や勢いのあるベンチャー企業等に勝てる企業はそうそうないでしょう。せっかくページを作っても人が応募してきてくれないページになってしまいます。

他の企業との差別化ができるのは、条件ではなく社風です。

「うちの会社は女性で長く勤めている人が多いのでアットホーム。楽しんで働いてもらえると思う」であったり、「やる気がある起業家精神を持っている人を探しているので、たくさんのことを教えていく。将来独立したい人歓迎」だったり、いろいろなものがあると思います。

それではっきり書きすぎると「いい人が来なくなるかもしれない」という声もありますが、社風に共感せず入社した人の在職率は短くなりますし、もめる原因にも。

社風が合っていればそれだけで働きやすく、働きがいのある日々が過ごせます。条件だけでなくそれが大切なことを求職者もわかっています。

不特定多数の応募が来るページではなく、「この人だ!」という人に応募してきてもらえる、そんなページを目指して作りましょう。

採用ページに書いてはいけない項目

ページが出来上がったところで、書いてはいけない内容を記載していないかのチェックです。今はとても人の目が厳しくなっていますので、このチェックは重要です。

基本的には、“限定”した募集をかけるのは法律違反です。
年齢、性別、国籍、住まいの地域などを絞って求人をかけるのはNGです。

いくつか例文を出してみます。

  • 25歳以下のやる気のある男性募集
  • 会社から10キロ以内にお住まいの方募集
  • 日本人募集
  • 運転免許をお持ちでマイカー通勤できる方募集

このような内容はすべて法律違反と言われます。

また、必須ではない資格を書くのもNGです。例えば飲食店の店長を募集するとして、「調理師免許を持っている人歓迎」などと書くことがNGです。もちろん、医師や看護師など有資格者でなければできない仕事について資格取得者であることを条件と上げるのは問題ありません。

かなり書けることが限られるとお思いではないでしょうか。
募集側が「こういう人」という人物像はほとんど書けないのです。

そこで絞り込むために社風を書いたり、社員からのメッセージを書いたりして、情報を発信する必要があるのです。社風は客観的なことを書くので「男性が多い職場」「近隣に住む女性が多く働いているため、休憩時間は自宅に食事に帰る人がほとんどです」という文章で表現すると、だいたいどういう人物がそこで働いているのか伝わります。

そのため社風をきちんと書くことがとても重要なのです。
これについては非常に表現が難しいので、詳しくお知りになりたい方は、「求人 NG表現」などで検索し、弁護士さんが書かれている情報等をご参考にしてください。

まとめ

採用ページを作ることは、自社について見つめ直す機会でもあります。そして、これだけ人材不足が言われている中で、いつ会社も人が必要になるかわかりません。

人材不足が長引いて広告費用がかさみ、大手求人サイトや広告に頼る方法から脱却しなければならないこともあるでしょう。せっかく自社ホームページがあるのですから、1ページだけで構いません。求人ページを作っておきましょう。

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