「ホームページ作成の理由は公表する書類を載せるため」
「評価表のPDFをどうやったらホームページに載せられますか?」
皆さま、こんにちは。
制作の相談時には福祉関係の方々からこのように聞かれることが多くあります。私たちが提供しているホームページ作成サービスPAGEKitではPDFも公開できますので、「もちろん大丈夫です」とお答えします。けれどほとんどの事業者さんがPDFをサーバーにアップして、ホームページからリンクを貼るだけなのが気にかかっていました。
そもそも公表したい、という理由は、国のガイドラインで福祉関係の事業者さんについては外部から受けた評価や利用者さんから集めたアンケート結果の公表が推奨されているためです。公表=ホームページに載せる、利用者さんに印刷して配布する、掲示するなどいろいろな方法をそれぞれ取られていますが、ホームページへ掲載している事業所さんが多いとお見受けします。
そして、ほとんどの事業所さんでPDFファイルをホームページに掲載しているのですが、公表するページからPDFへリンクを貼るだけで作業を終わらせています。けれど、利用者さんはスマホから閲覧することが多いのでPDFを画像にしてより読みやすい形で掲載したり、利用を考えている方にとっても有益な情報なので気づいてもらいやすいページに掲載したりと、少しの工夫でもっとよい情報発信ができるようになると思います。
情報発信についても評価項目があるので、少しでも使いやすいように載せておくのは事業者さんにとってもメリットが大きいと思います。
そこで、今回の記事では【利用者アンケートや事業者評価をより活用する】ための方法をご紹介します。
利用者アンケートや事業者評価の有効活用①PDFを画像に変換して掲載しよう
PDFファイルは無料のツールで画像(jpg)に変換することができます。PDFファイルへWEBページからリンクすることで内容は読むことができるのですが、スマートフォンから閲覧する場合は画像のほうが保存できたり文字を大きくズームしやすかったりと読みやすいので、画像も合わせて掲載するのはいかがでしょうか。
参考:https://kikuaikai.org/2021/03/01/2625/
PDFを画像に変換する方法は別記事に掲載しています。
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チラシをホームページに載せる方法(画像に変換)
リンク先がどういうファイルなのかも事前にわかったほうがクリックしやすいですね。
利用者アンケートや事業者評価の有効活用②アンケート結果をトップページで紹介しよう
利用者さんやこれから利用される方々へ向けての評価の公表なのですが、ほとんどの事業所さんがトップページではないところにファイルへのリンクを置いているように思います。
情報発信するという点からみると、「公開されていることを知らなかった」と利用者さんに思われて評価を悪くされてしまうことも考えられますし、ホームページをあまり頻繁に見ない方々にとっては情報がどこにあるのかわからず、「公開されていない」と思われてしまうデメリットもあります。
■見出しは「評価結果」など
トップページからリンクをするときに、各種資料、公開、施設概要などのページタイトルにしている事業者さんも多いですが「評価結果」などがわかりやすいですね。
■ブログ/お知らせで告知
結果を公表しました!というブログ記事やお知らせを書くのもよいですね。
トップページから結果がすぐ見つけられるようにしておくことで、これから利用を検討している方々の目にも触れやすくなり、検討材料にしてもらえます。
利用者アンケートや事業者評価の有効活用③おしゃれなグラフで見やすくしよう
PDFファイルにパワーポイントやエクセルファイルから書き出したグラフでわかりやすくされている事業者さんもいらっしゃいます。そのままでも十分なのですが、ブログやお知らせに載せるときはかわいい円グラフなどにしてもよいのではないでしょうか。
ブラウザで無料で簡単に円グラフ画像がつくれるツールがあります。
■devroom
https://devroom.azurewebsites.net/Chart/Pie
項目を入れるだけで円グラフができます。カラーはセットされているので、その中からお好きなものを選びます。最後は画像でダウンロードできるのですが、画像サイズも希望の通りのものがつくれるので、すぐにホームページにアップできます。
このようなグラフ作成ツールは検索するとたくさん見つかるので、資料作りにご活用されると利用者さん、利用者の保護者さんにも見やすくて印象がアップすると思います。
利用者アンケートや事業者評価の有効活用④集客につながるヒントを見つけよう
ホームページやチラシをどう改良していこうかというときに、これまでのアンケートや自己評価結果が役に立ちます。事業所のよいところ、特徴がぎゅっと詰まっているので、集客のヒントがたくさんあります。
例えば「このような声をもらいました」とホームページで抜粋して紹介する、「アンケートによると当事業所はAとBの対応に満足の声が特に寄せられています」など直接的に活用していくのもいいですね。
客観的な視点の情報は大変集客に役に立つので、特に利用者アンケートなどは情報の宝庫です。制作会社・印刷会社さんに提供して、そこからヒントを拾ってもらい、デザイン等に活かしてもらうのもよいと思います。
まとめ
せっかく苦労してみなさまが集計し、公開している情報なので、もっとホームページに活かしていけるとよりよいですね。実は多くの情報が詰まっているものなので、ぜひ一度振り返って確認してみてください。
どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。
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