ホームページの作り方

ホームページデザインテンプレートの選び方

「デザインの知識がないが、見た目のきれいなホームページを作りたい」
「テンプレートを使いたいと思っているが、どれを選んでいいかわからない」

この記事は、【ホームページを作るためにデザインテンプレートを使いたい】と思っておられる皆さまへ向けて書いています。

皆さま、こんにちは。

デザイナーに頼む予算がないけれど、見た目のきれいなホームページを作りたいとき、味方になってくれるのがデザインテンプレートです。

テンプレートはデザインのプロがいろいろな人に使いやすいように考えて作ってくれているので、それがあれば誰でもきれいなホームページを作ることができます。

テンプレートによっては自分で持っている画像やロゴ、リンクなどを書き換えることで、かなりオリジナルの見た目にできるものも。

無料のものもありますが、有料のものもあります。
有料のテンプレートはネットで決済して購入し、ダウンロードして使います。

そのほか、ホームページ作成サービスに付属しているテンプレートもあります(サービスに登録すれば、その中にあるテンプレートを自由に使える)。

ただ、数が多くなれば、どれを選んだらいいのか迷いますよね。そこで、今回はテンプレートをどうやって選べばよいかのポイントをお伝えします。

はじめに:無料にこだわりすぎないこと

プロのデザイナーに依頼する予算がないからテンプレートを探すというのは、間違っていません。担当者がイチから勉強して作るよりも、作業効率がよく、正しい選択といえます。

しかし、「予算がないから」といって、「とにかく無料(フリー)のものしか探さない、絶対有料は使わない」と決めつけてしまうのはナンセンスです。

テンプレートは価格が高いものであっても、1デザイン1万円程度。
これがいいなと納得できるデザインに出会ったのであれば、思い切って買うのもよいと思います。ずっと使えるものなので、それほど高い買い物ではありません。

無料のテンプレートでなければと探し回っているうちに、時間がどんどん過ぎていくようなら、人件費の無駄。有料のテンプレートも視野に入れて考えましょう。

有料テンプレートは、有料にするだけの価値があるものです。
使い勝手だったりデザインの品質だったり、有料ならではの良さもあります。

無料にこだわり過ぎず、機能やデザインで気に入ったものがあれば思い切って購入しましょう。

選び方1:それ使えないかも…!?規約を必ず確認しよう

ご自身でデザイナーに依頼して作った専用のデザインとは違い、テンプレートには必ず「利用規約」があります。

利用規約の中身は例えば・・・

  • 著作権のリンク(クレジット)を外してはならない
  • 利益を得るためのホームページ(商用)利用に使用してはならない
  • 再配布禁止

などがあります。

特に無料のテンプレートには、「著作権表示を消してはならない」という規約がついていることが多いです。でも、いくらかのライセンス料を支払うことで、著作権表示を消せることも。

また、企業や店舗等の商用のためのホームページには使用できないというテンプレートもあります。無料のものに多いですね。必ず内容をきちんと確認しましょう。

商用で使うのであれば、そもそも商用利用がOKかどうか。そして著作権表示を消したい場合はどうするかなどチェック項目もたくさんあります。

ダウンロードしたり購入したりする前に、まずは規約上OKなのかどうかチェックしてから次の段階へ進みましょう。

選び方2:サンプルサイト、デモサイトをしっかりチェック

テンプレートの配布ページには、必ずサンプルサイト(デモサイト)と呼ばれるものがあります。

実際にそのテンプレートを作ってホームページをつくった場合、どういった動き、見た目になるのかがわかります。

また、最近ではパソコンから見た場合、タブレットから見た場合、スマホから見た場合…とシーンを分けて、それぞれにサンプルが見られることも。

そのページがご自身が思っているデザインになるかどうか、意識してサンプルサイトを見ると、よりよいですね。

選び方3:○○向けを探そう!

あなたがデザイナーでなければ、さまざまあるホームページデザインテンプレートの中で、どれを選ぶのがよいのか、とても悩んでしまうと思います。

基本的には、まず「業種」ごとに分けられたりタグが付けられたりしているテンプレートから探します。

テンプレート提供側は、殆どの場合でデザインを業種ごとにカテゴライズしてくれています。例えば、クリニックであれば「クリニック用」、美容室であれば「サロン用」、そして「飲食店用」などと書いて、デザインテンプレートをざっくり分けてくれています。

それを頼りに、自分の業種ならどういったテンプレートがいいのかどうか、知るところから始めます。

テンプレートはそれぞれ対象者のニーズを取り入れ、ビジネスタイプやサービスに合わせてデザインを施しています。

デザインの知識がゼロでどれを選んでいいのかわからなくなった場合も、テンプレートのカテゴリを確認すれば安心です。

選び方4:レイアウトで絞ろう!

デザインまで絞れたら、最終段階です。
次は、「レイアウト」で絞っていきます。

  • サイドバーは必要?
  • 1カラムで細長く下に伸びているテンプレートがいい
  • サイドバーは固定しておく?
  • ロゴの下にメニューがあったほうがいい?
  • トップページに写真をたくさん入れたい

など気になることを詳細に書き出し、どんなホームページをつくっていくか考えます。

そして自分がホームページ上で行いたいと思っていることが、そのテンプレートでできるかチェックします。

これは非常に大事です。
最初からレイアウトがテンプレートに組み込まれていることが多く、購入してから自分で変更するというのは非常に大変です。

1カラム(サイドバーなし)が良ければ、1カラムのテンプレートを買うのがいちばんトラブルがありません。

いちばんイメージに近いテンプレートを購入して、デザインのベースとしましょう。

まとめ

ここまでホームページテンプレートを選び方について話を進めてきました。
テンプレートは費用と時間をかけずにホームページを作れる、素晴らしく便利なツールです。

うまく使えば、ホームページ制作費の大幅なコストカットができます。
ウェブデザインの基礎がゼロでも、十分にキレイなビジュアルのサイトが作れるのは本当にありがたいですね。

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