ホームページの作り方

会計事務所のホームページを自作するコツ(事例もご紹介)

「会計事務所のホームページを自分でつくりたい」
「お客さまに伝える情報を税理士事務所のホームページに載せて更新していきたい」

皆さま、こんにちは。
会計事務所さん、税理士さんもホームページを持っていれば便利な時代になりました。新規顧客を見つけられるかも…というのはもちろん、既存顧客の皆さまに必要な情報を発信できるよいツールとして使われる会計事務所さんも増えています。

ただ、会計事務所・税理士事務所等のホームページでは何かを直接販売するわけではないため、「利益を生み出さないホームページ制作に予算をかけられない」というのは会計に関わっておられるプロの皆さまならより強く思われることだと思います。

そんなときにオススメの形が自作型のホームページです。ホームページには制作会社に頼んでつくるパターンのほかに、ホームページ作成サービスを使って自作でつくるパターンがあります。必要な機能が網羅された作成サービスを活用すれば、専門的な知識は不要でホームページを簡単につくることができます。最低限のサーバー利用費だけにおさえながらも、皆さまが思い描く適切な情報発信ができます。

今はどのホームページ作成サービスを利用したとしても、スマートフォンからきれいに見えるデザインになります。また、プロが手掛けた豊富なデザインテンプレートが用意されていて、その写真を入れ替えてつくり上げるスタイルが一般的なので、自作だからといってデザイン性が劣るといったこともありません。

実際に当社が運営するサービス「ホームページ作成のPAGEKit」では多くの税理士、会計士の先生にご利用いただいています。

ぜひ自作ホームページも視野に入れてご検討ください。
今回の記事では、自作するときに知っておきたいコツをご紹介します。

会計事務所ホームページ自作のコツ①地名を入れる

会計事務所、税理士事務所さんを探している人は全国にたくさんおられますが、先生方が対応できる地域というのは事務所を構えているエリアの周辺に限られてくると思います。どのあたりまで対応できるか、はっきりとホームページ上に地名を書いておくことは非常に大切です。

税務で困っておられる方が新しく顧問になってもらえる会計士さん、税理士さんを探す場合、ほとんどの方が地名をセットで検索します。例えば「大阪市 会計事務所」「高松 税理士」などといったキーワードです。見つけてもらいやすいようにするには、サービス対応している地名をしっかりホームページに書いておくと断然有利です。事務所がある地名だけでなく、周辺の地名も書いておくことも重要です。

https://choumei-tax.p-kit.com
(↑自作でホームページをつくられている税理士事務所様のホームページです)

皆さんの顧客がおられる地名を並べておくだけで十分効果があります。地名の細かさは市町村レベルでOKです。

会計事務所ホームページ自作のコツ②ポリシー、こだわりを入れる

先生方がお持ちの理念、ポリシーはそれぞれに違いがあると思います。どのような視点でサポートしていくのか、自分たちが譲れない部分はどこなのかなど、しっかりとホームページ(できればトップページで)に文章で残していきましょう。

http://trise-partner.p-kit.com/page188934.html
(↑自作でホームページをつくられている税理士事務所様のホームページです)

こだわりやポリシーを代表の先生のごあいさつ文の中に入れて書かれているホームページもあるのですが、できれば「こだわり」「ポリシー」「理念」などといったタイトルを付けておいたほうが伝わりやすいです。

会計事務所ホームページ自作のコツ③業務、サービスの紹介は詳細に

会計事務所、税理士事務所の業務内容も多岐にわたると思います。
提供サービスの概要と(記載できれば)料金表をできるだけ詳しく載せておくことをオススメします。

大きく分けると顧問、相続関係、設立関係の3本柱かと思いますが、先生によって得意な方向性があると思います。英語対応可能、できるだけ顧問料は低額に設定している、相談はスポットでも受けている等。細かく書くことで、検索エンジンからピンポイントに見つけていただけるので、ぜひ細かく記載されてみてください。

https://tax-kobear.p-kit.com/page0003.html
(↑自作でホームページをつくられている税理士事務所様のホームページです)

事業所の顧問といっても、どこまで対応しているかはそれぞれの先生によってさまざまだと思います。記帳や税務調査の立ち会い、新事業立ち上げフォロー、確定申告の書類作成など、先生方にとっては日常的で当たり前のサービスでも、初めて依頼する方々にとっては「どこまでお願いできるのか」は不安な部分ですので、ぜひホームページを作成する場合は詳細の明記をオススメします。

会計事務所ホームページ自作のコツ④先生の時事的なコラムを載せる

ホームページに付帯していることが多いブログ機能等を使って、日々のコラムを書いていくことをオススメしています。これはホームページを見つけてもらうテクニック(SEO対策)でありつつ、事務所の信頼を高めていくことに有効です。

https://choumei-tax.p-kit.com/userblog/index.php?action=view&blog_id=1817605

制度の改正についてや、新制度が導入されたときの解説、給付金の注意点など、顧問先で説明しているような内容や質問を受けたことなどをピックアップしてブログ記事に仕立てます。

ページが増えていくことでホームページの価値も高まりますし、時事的な内容・ノウハウを共有することで事務所の信頼も高められます。

また、コラムを通じて制度や給付金の解説をすることで、先生方の考え方や人となりも自然と伝えられます。それは今後の事務所の発展に役立ってくるコンテンツになりますので、手間のかかることではありますがぜひ執筆されることをオススメします。

会計事務所ホームページ自作のコツ⑤新規開業の方へのアドバイスを載せる

会計事務所、税理士事務所を探す方々は、これから新規開業される方も多くいらっしゃいます。新規開業・設立に向けたアドバイスを発信することで、ホームページが見つけてもらいやすくなり、新規顧客獲得のために役立ちます。

https://shikatax.p-kit.com/page0009.html
(↑自作でホームページをつくられている税理士事務所様のホームページです)

会社設立時はいちばん会計に対して不安が大きい時期です。不安のある方々は検索エンジンからさまざまなWEBページをご覧になられますので、皆さまのホームページにたどり着いてくださる可能性も高いです。

顧問先でアドバイスされていることや、細かな段取りのコツなどを情報として発信していることが伝われば、「この先生なら」と信頼してくださるはずです。

まとめ

ここまで紹介した5つのほかに、顧問先の声(お客さまの声)を載せておく、よくある質問ページをつくって答えるなどもホームページの内容としては有益です。自作ホームページであることで、ページを追加するコストが減らせているはずですので、ぜひさまざまなコンテンツをつくって積極的な情報発信を行ってみてください。

会計事務所、税理士事務所のホームページは内容がいちばん重要で、デザインは二の次です。どこに事務所がありどんなサービスをされていて、どんな考え方の先生か伝われば、問い合わせに結びつきます。プロのデザインがなくても、自作のホームページで十分な魅力が伝わります。

お忙しい中ではありますが、ぜひ細やかな情報発信を行ってみてください。

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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