ホームページの作り方

農家のホームページに書いておくこと5つ

「農園のホームページを作るが何を書いたらいいかわからない」
「農産物をこれから売っていくためホームページを作るがコンテンツは何が必要か」

皆さま、こんにちは。
インターネットを活用して農産物を販売する農家さんがとても増えてきました。特にメルカリでの販売は大幅に伸びているようですし、実際にも「メルカリが売れる」とよく聞きます。送料が一律などのメリットがメルカリにはあるようですね。

そのほかにも、食べチョクなど農産物の通販サービスを活用したり、BASEなどネットショップサービスを使って販売したり、YouTubeで収穫の様子などを発信したり…農家の皆さまがとても工夫してネットで情報発信されている様子が感じられるようになりました。

そこで今回の記事では、農家さんのホームページ制作のフォローができる内容をまとめていきます。コンテンツ作りの参考になれば幸いです。

農家のホームページコンテンツ①おいしさの理由

まず無くてはならないのが「作っている農産物の自慢ポイント」の紹介です。
農家さんの作り方でそれほど特長がない…としても大丈夫です。消費者がわかりやすいように書くものなので、以下のような形で書いていきます。

  • 他の産地との違い
  • 他の品種との違い
  • ブランドのこだわり

説明文の内容は一般的なもので構いません。
その産地、ブランドで統一されているものがあれば、そのまま書きます。消費者としてはどのブランドにどういう特長があるかはわからないので、この文章でも十分な納得感があります。

「無農薬」「自然農法」「オーガニック」 などわかりやすいキーワードがなくても大丈夫です。はっきりと「ここがこだわり」「ここが他と違うところ」と書き、【他とは違いがある】ことをアピールしていきます。

農家のホームページコンテンツ②生産エリア(産地)の紹介

次はどういうエリアに農地があるか、農産物がどういう土地で育っているか伝えられるように場所を紹介していきます。

(参考)https://www.ja-furano.or.jp/products/carrot/

有名な産地でなくとも、その土地がどういう場所か伝えられればOKです。
「高知の○○山地のふもと」「北海道でも特筆すべき豪雪地帯」など、その土地の特長を書いていきます。JAのホームページなどが参考になります。

地形のこと、気象のこと、何でもいいので情報量が多ければ多いほど、具体的にイメージしやすく、購買へのハードルが下がります。その土地の特産物ではないし…と考える必要はありませんので、しっかりとご自身の農地の紹介をしていきましょう。

(参考)https://www.sowakajuen.co.jp/about/

土地の歴史を紹介するのもいいですね。
その土地のことが具体的にわかればわかるほど、覚えてもらいやすくもなります。

農家のホームページコンテンツ③作り手のストーリー

これは農家さん、農園さんのホームページ以外でも大切なコンテンツです。
どんな人が作っているのか?誰が運営者なのか?自己紹介を書いていきます。ご自身のことを書くのは照れてしまうかもしれませんが、その農園の成り立ちや、どういう想いで作られているかを知りたい消費者は多いです。

(参考)https://thetango.kyoto/food/1411/

書き方はWEB上にストーリー紹介の記事がたくさんあるので、いくつか読んでみるとポイントがわかります。

  • なぜその土地で農家をしているのか
  • ご自身はなぜ農家になったのか
  • どんな農産物を育てたい、届けたいと思っているか
  • 農家としてやりがいを感じるとき
  • これまででいちばんうれしかったこと

最初は自分への質問を並べて、大喜利のように答えていきます。
それを文章にまとめていくのですが、慣れていないと文章化が大変かもしれません。そんなときは誰か友人やホームページ制作会社の方などを相手に、改めて話してみると言葉が出てきます。

(参考)https://www.takaminouen.com/

ご自身が取材を受けたような気持ちで答え、出てきた言葉をまとめていきましょう。
特別な内容でなくても、歴史や思いがまとまった文章は唯一無二です。他の農園と全く同じになることはないので、かっこよい文章でなくてもオリジナル100%の魅力ある文章になります。率直に、素直に書いてきます。

農家のホームページコンテンツ④買える場所のリンク一覧

農産物、土地、生産者の紹介が終われば、あとは買える場所を一覧にして購買へ誘導します。地元の産直からネットショップへのリンク、メルカリのアカウントなど、販売している場所をまとめましょう。

直接飲食店等へ卸しているなら、その飲食店のお名前もぜひ。
飲食店さんのPRにもなり、喜んでもらえるはずです。

(参考)http://hisamatsufarm.com/restaurants

農家のホームページコンテンツ⑤栽培日記

栽培日記はリピーターさん向けに最善のコンテンツです。
「今年は無事に育っているかな?」と、リピーターさんにとっては、とても気になる情報です。

(参考)https://www.yokeso.com/mikan-diary/2020-1-12.html

通販で大部分を販売する果樹農家さんが書いているイメージが多いですが、どんな農産物でもネットで買う前には「どうやって育ったか」知りたいものです。

特に長雨や冷夏などニュースで報道される情報がその農産物の育成にどう関わったか気になるという消費者さんも多いです。

スマホで写真を撮ることも大変だとは思いますが、広々とした農園の写真に癒やされる方も多いです。ぜひこまめな日記の更新をお勧めします。ホームページで書きづらい場合は、ブログサービスを使ったり、SNSを活用したり、書きやすいものをチョイスしてOKです。ホームページからは「栽培日記はこちら」とリンクしておきましょう!

まとめ

ご自身の農園のホームページがあれば、より農産物の魅力が伝わりやすくなります。
産直などに出している場合は、購入した方が生産者の名前を検索することもあります。リピーター獲得、新規購入の確率をアップさせるなどメリットがたくさんありますので、ぜひホームページをうまく活用していってください。

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文字が読みやすいバナーを無料ソフトで作る方法

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ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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