「ホームページの記事に使うアンケートをTwitterで取ってみたい」
「商品の認知調査などのユーザーアンケートをTwitter上で実施する計画がある」
皆さま、こんにちは。
Twitter(ツイッター)をご利用の方ならだいぶ馴染みがあるかもしれない「アンケート機能」に今回は焦点を当てていきます。
先日から何度か使う機会があり、とても手軽で便利なものだと実感しました。
リサーチ会社に依頼しても最近はずいぶんと安く済むようになりましたが、やはり簡単さでいうとTwitterアンケートは群を抜いています。
Twitterユーザーもアンケート機能にずいぶんと慣れてきているので、解答も集まりやすくなりました。簡単な認知調査などであれば十分ではないでしょうか。
ただ使い方だけでなく、アンケートは質問項目を考えるのがキモです。
質問の仕方ひとつで結果もずいぶん変わってきます。
そのあたりも含めて記事にまとめていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
Twitterアンケートのコツ①:設定方法
アンケート機能はTwitterの公式機能なので、安心して利用できます。
もちろんアカウントさえあれば無料です。回数制限もありません。
https://twitter.com/hokushinkyuko
さまざまな企業の公式Twitter上でも、このアンケート機能が使われています。
使い方は公式で解説されていますので(Twitter投票について)、ここでは設定途中に気をつけるポイントをまとめます。
◯一度設定すると修正できない
質問の文章など間違えると修正できないので、一からやり直しとなります
◯データはインポート(ダウンロード)できない
Twitterのツイート(発言)埋め込み機能を使ってホームページで紹介することはできるのですが、データをパソコンに落として残すことはできません
◯投票は匿名
回答してくれた総数はわかりますが、誰が投票してくださったかはわかりません
◯回答期間
5分~7日の間で自由に設定できますが、一度設定するとその手前で締め切ることができません
わたしが使っていて気をつけようと思ったポイントは以上です。
やはり修正できないのがネックなので、できれば最初にどこかにテキストを打っておき、コピペするのがよいと思います。
それほど多機能ではないので、公式のヘルプをチェックするとすぐ設定できます。
Twitterアンケートのコツ②:回答を集めるためすべきこと
アンケートはある程度の回答数が集まらないと機能しません。
適切なサンプリング数(回答数)は、研究結果などに使うのであれば決まっていますが、自社で使うのであれば少々誤差があってもいいですよね。つまり、それほど躍起になって集めなくてもよいですが、一応は1万人くらいがターゲットだとすると、100人くらいにアンケートを取らないと有効な回答(実質に近い信頼度の高い回答)には結びつかないと言われています。
Twitterアンケートとはいえ、10票や20票では有効なアンケートとはいえませんので、以下のような工夫で結果を集めるようにしたいところです。
◯根回しをしてある程度の回答数は確保しておく
Twitterユーザーに自由回答してもらうのではなく、お願いできる人に回答してもらえるよう準備しておきます
◯リツイートやコメントでタイムラインへの出現回数を増やす
自分のアカウントからもリツイートや返信(リプ)ができます。少し時間を空けながら繰り返すとタイムラインに何度も現れて目にしてもらえる可能性が上がり、回答数も増えていきます。
◯アンケート前にプレゼント企画などを実施してフォロワーを増やしておく
企業アカウントではこのパターンが多いです。いきなりアンケートをしても回答数が伸びないのはどの企業も同じなので、アカウント立ち上げ時に懸賞(プレゼント)を行ってフォロワーを増やしておきます。
プレゼント企画実施中にアンケートも取ってしまうのがいいかもしれないですね。
フォローが必須のプレゼント企画は発表が終わるとフォロワーが少し減ってしまうので、せっかくですからピークのときに合わせてアンケートを取ってみてください。
Twitterアンケートのコツ③:質問項目の作り方、考え方
Twitterを利用したアンケートでは、タイムライン上にアンケートが出現します。
そのため読みやすい文章で、できるだけ直感的に答えられる質問にするのがベターです。
答えやすい質問にすればするほど、回答率は上がります。
特に自身にメリットがない(プレゼントがもらえるわけでない)アンケートでも答えやすいものは回答が集まります。
◯選択肢は減らす
これまでに何回かアンケートを取ってみましたが、2択がいちばん回答が多かったです。
4択は人気がないですね…。
◯究極は「知っている」か「知らない」かを聞く
2択にもいろいろなパターンがありますが、「◯◯を知っていますか? YES、NO」といった知っているかどうかを問う質問がいちばん答えやすいものです。そのため、まず最初はこのような質問から始め、反応を見るのがよいでしょう。Twitterアンケートは1回(1ツイート)に1つしかアンケートが取れないので、時期をずらし、ちょっとずつ深堀りする質問をしていくと答えてもらいやすいかもしれないですね。
ただし、回答を誘導するような質問をつくってはいけません。
例えば、「サービスAは素晴らしいサービスだと思いますか? はい、いいえ」のようなものです。質問文はできるだけフラットな内容にします。
また、曖昧な表現も避けます。
例えば「最近」や「多い」「少ない」など人によって異なるものは聞き方を変えます。
- 最近→過去1週間以内に
- 多い→1週間に3回以上
- 少ない→1ヶ月に1回
できるだけ具体的に質問内容は決めていきます。
それによって、より答えやすくなり、回答も集まりやすくなります。
Twitterアンケートのコツ④:集計の見せ方
Twitterアンケートは答えると、結果がすぐに見えます。
集計する必要もなく、総数と選択肢ごとの割合が自動で出ています。
アンケートのタイムリミットが来て締め切りとなると、答えていなくてもアンケートの結果が見えます。そのため、このツイートを削除しない限りは、特に何もしなくても皆さんに結果をみていただくことが可能です。
結果をみたコメントを付けたいときは、このアンケートツイートを”コメントを付けてリツイートする”とします。そうすると140字以内のコメントも付けられますし、このアンケートツイートも引用できるので結果を見てもらえます。
■ホームページでも見せたい場合
ツイートはホームページに埋め込むことができます。
Twitterにもともと備わっている”埋め込み機能”を使うので、アンケートを実施した管理者以外も埋め込めます。
集計したファイルを新たにつくらなくても、タグをコピペするだけで結果発表ができます。
紙で結果発表をする必要があれば、スクリーンショットした画像を印刷すればOKです!
まとめ
誰でも無料で使えるTwitterアンケート。
かなり高性能なので、ネットでユーザーアンケートを取るならまずはTwitterから始めるのもいいのではないでしょうか。
手軽なのでさまざまな企業の公式アカウントでTwitterアンケートはつかわれています。ユーザーも慣れてきているので、これからが使い時。たくさん回答を集めて、販促のためのマーケティングやホームページ制作にも活用していきましょう!
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