「マッサージ店をオープンさせるので信頼されるホームページの作り方を知りたい」
「リラクゼーションマッサージのホームページ内容をより良くしたいが何を足したらいいのかわからない」
皆さま、こんにちは。
マッサージサロンやエステサロン、リラクゼーションサロンを経営しているオーナーからいただく質問に答えるためにこの記事を書いています。
マッサージサロンは年々増えていて、市場規模も少しずつですが拡大しています。ただサロンが増えたことでお客様を獲得するのも大変になり、新規のお客様獲得のための広告費が増えてしまっている状態です。そこでできるだけ取りこぼしがないようにと自社のホームページを作り直したり、コンテンツを追加したりするサロンオーナーが増えているようです。
新しくマッサージサロンを見つけたい人は、インターネットを使って探すことが本当に多くなりました。そしてお客様候補の方々の多くは、その地域(自分が通える範囲)にあるサロンすべてをチェックする勢いで探し、ホームページをしっかり読んで、実際に行ってみるかどうか考えています。サロンに通うこと自体に慣れた人が増えたので、探し方もマニアックになっているんですね。そのため「ホームページの中身をそのような方々に向けて拡充して工夫すれば、来店につなげられる可能性がグッと上がる」のです。
そこで今回の記事は、ホームページ上でできる工夫についてまとめていきます。実際にマッサージサロンによく行くという女性に対してヒアリング調査を実施して、その結果をもとに構成しました。「どんなことがホームページでわかったら来店の決め手になるか」「どういうサロンを探しているか」といったヒアリングからわかったことをまとめてお知らせします。
集客案を練るときや、ホームページー制作時、リニューアル時の参考になれば幸いです。
マッサージサロンで新規顧客獲得①:サロンの強みを明確に打ち出す
マッサージといってももみほぐしからバリニーズまで、本当に多くの種類があります。マッサージサロンをインターネットで探す人は通い慣れているので、「どんな種類の施術を受けられるか」「それが自分の好みのものか」をまず最初に確認する傾向にあります。
メイン施術が何か。リラクゼーションなのか痩身なのかを確認します
(きのこさん・北海道)
自分のしたいマッサージのコース(足つぼや指圧)などがあるかどうかを確認しています。
(なななさん・鹿児島)
マッサージサロンのホームページで最初に確認することとして、このような意見が多くありました。やはり今は「足つぼの気分」「ロミロミの気分」など、はっきりと好みがあり、それに合うサロンかどうかをチェックするので、“当サロンの強み、テーマ”をトップページで大きく書いておくと親切ですね。
キャッチコピーとメニューを合わせて、トップページに表示するデザインがよく使われています。これはニーズにもマッチしているので、迷ったときはこの形式を採用してみてください。
マッサージサロンで新規顧客獲得②:メニューには価格とその内容
サロンになるメニューには、金額と内容を明記します。
「40分〜」「5,000円〜」といった上限を表記しない記載方法もありますが、「90分の場合はいくらなのか」など細かく事前に確認したいニーズがあるので、一般的な時間についてはすべて表記するほうがよいと思います。
ホームページに書いておいてほしいことは、時間ごとの料金やどのようなメニューがあるのか
(ななせさん・沖縄)
値段、時間、マッサージの内容など書いてほしいです。
(あんちゃん・千葉)
「このコースはこんな内容で料金がこれですよ」、プラス「料金○○円」で初回限定サービスなどがあるなら大きめに。
(みゆりけさん・北海道)
だいたい皆さん予算を決めていて、「6000円でどれくらいの施術が受けられるか」と具体的に試算しています。高いサロンに行くときはご褒美、お手ごろ価格のサロンに行くのは日常、とリズムが決まっていることも。
料金とコースの施術内容がわかれば、決定しやすいですね。
イメージとぴったり合ったときは、即予約につなげられます。
マッサージサロンで新規顧客獲得③:施術の流れも詳しく
施術もそれぞれのサロンでこだわりがあると思います。
そのようなこだわりも事前に知っておきたいという方が多いので、流れは詳しく書いておくと喜ばれます。
特に気になるのは、足つぼに足湯が付くのか、カウンセリングなど話す時間があるのか、服は着替えるのかそのままなのかなど。施術の流れの中に「お着替え」や「足湯」「カウンセリング」とあると、それが含まれているのだと自然とわかってもらえます。
施術の流れは書いて欲しいです。あと、もし脱衣だった時はシャワールームはあるのかアメニティはあるのか気になります
(rainyさん・愛知)
来店から退店までの簡単な手順が知りたい
(なななさん・鹿児島)
施術以外にも、来店からの一連の流れを写真入りで見ると安心できるという方も。
受付、施術室、足湯のシーン、シャワールームなどそれぞれの写真があるとよりよいですね。
マッサージサロンで新規顧客獲得④:予約やキャンセルのシステム
新規顧客獲得という経営側の視点から考えると、実はいちばん大切なのがこの項目です。
インターネット経由やLINE@などのサービスから予約できるのか、当日予約もできるのか、キャンセルすると料金はどうなるのか?など。
指名料があるのか。予約キャンセルはいつまで可能かは必ず確認します。
(ゆいさん・愛知)
実際にサロンへ行こうと決め、行動にうつすときに必要な情報なので、トップページに書いておく必要はないですが、わかりやすくナビゲーションに載せておいたほうがよいですね。
最近は特にLINE@を使うお店が多く、電話以外の手段を導入するならLINE@がオススメです。予約する側が慣れているシステムを選定するのが◎です!
マッサージサロンで新規顧客獲得⑤:予約の空き状況も公開
サロン経営されている方にヒアリングしたところ、やはり「どの時間の予約が空いているか」予約の前に確認できるほうが、喜ばれたとのこと。そして予約が空いている時間を狙って予約の連絡を入れてくれるようになり、問い合わせに答えるのも楽になったそうです。
ただ懸念されるのは「予約が空いていないから電話をしない」というマイナス行動が起こってしまうことですが、実際には予約が埋まりやすくなったそうです。空いているかどうかわからないまま予約の連絡を入れるのは気を使う、はっきり予定を決めたいので空きをまず見ておきたいというお客様が多いようですね。
Googleカレンダーを使えば、無料でスケジュール公開ができます。
予約システムを導入しなくても、何時から何時まで予約が入っているかを伝えることはできるので、そのような無料のネットカレンダーサービスを導入してみてください。
スタッフが複数人いらっしゃる場合は、スタッフの勤務時間や予約OK時間を見えるようにしておくのもニーズがあります。
指名するにもマッサージ者の空き状況を知ることができたら良いなぁと思います。
(kawaさん・大阪)
指名制でない場合はこのような書き方をするのは難しいですが、ニーズは根強くありますね。
比較的空いている時間帯が分かればうれしいです。予約は出来たけど、他の方の予約が詰まってて忙しない施術は嫌だからです。
(すうさん・奈良)
サロン側からみても、予約が空きがちなところが埋まるのでメリットがあります。ぜひ公開をご検討ください。
マッサージサロンで新規顧客獲得⑥:スタッフの経歴で安心感
マッサージサロンは触れ合うことが前提なので、どんなスタッフさんがいるのかも非常に気にされます。経歴以外にも「女性の施術者を選べるかどうか」などスタッフさんに関するシステムが知りたいという方が多いです。
女性専用サロンかどうか、女性施術者であるか
(すうさん・奈良)
施術者の職歴が気になります。
(ゆいさん・愛知)
女性マッサージ師の有無とそれを選択可能かは書いていて欲しい。
(さくらさん・大阪)
施術者の顔写真と資格の取得年とどんなマッサージが得意かは知りたいです。
(kawaさん・大阪)
自分の体に直接触れる施術者がどんな人なのか、どんなマッサージが得意かなど知りたいと思うのは、自然なことですので経歴や顔写真なども載せられるのであればサロン選びの決定打になります。
オーナー一人であれば載せやすいのですが、複数人のスタッフがいる場合は取りまとめも大変だと思います。スタッフさんが納得できる範囲内でどこまで公開するか、慎重に決めていってください。
マッサージサロンで新規顧客獲得⑦:お客様の声がお客様を呼ぶ
マッサージサロン側からの言葉だけでなく、実際に通っているリピーターの声を読みたいというニーズも強いです。マッサージはかなりプライベートな情報なので、なかなかSNSなどでクチコミに載りづらく、できればサロン側でアンケートなどの形でお客様から”お客様の声”を集め、ホームページに掲載する形がいいですね。
アンケートを書いてもらったらポイントカードにスタンプをサービス押印する、10分延長サービスするなど、少しお礼を付けると書いてもらえます。写真をOKしてくれるお客様も。長く通ってくださっている方にお願いすると、好意的なコメントをもらいやすいです。
店員さんの紹介やブログ、お店のコンセプト、お客様の声などもあると良いです。価格と店員さんへのクチコミをまず確認します。
(rainiyさん・愛知)
スタッフさんに宛てたメッセージをお客様からもらうのもよいですね。
スタッフさんの経歴が公開できない場合は、この手法で乗り切れます!
まとめ
マッサージサロンもかなり一般的になり、定期的に通うという人も増えました。そのような方々にヒアリングをしたときも、皆さんそれぞれがかなり具体的にサロンを選ぶ方針をもっていることがわかりました。
そのようなニーズがあることをふまえて、ホームページの拡充をしていくと、新規顧客も獲得しやすくなることは間違い有りません。できるところから、実践してみてください!
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