皆さま、こんにちは。
高機能なデジタルカメラやスマートフォンの普及により、昔ながらのフォトスタジオ・写真館は需要が減少傾向といわれています。一方で、新しい切り口でフォトスタジオを立ち上げるカメラマンも実は多くいらっしゃり、InstagramなどのSNS→ホームページ予約へ誘導し、一定数の集客に成功しているスタジオを見かけるようになりました。
新しいフォトスタジオを開業したカメラマンに聞くと、やはり写真を撮ってもらいたい人は一定数いるとのこと。ただ過去のように広告で集客するのは難しくなってきていることから、独自で情報発信をするのが大切とのこと。
広告で集客できなくなっているのは、フォトスタジオを選ぶ基準が金額や立地だけでなく、「どんな写真を撮ってもらえるのか」に絞られてきているので、広告で限られた枚数の写真しか見せられないと難しいからとのこと。やはりホームページやSNSでサンプルの写真や情報をこまめに発信して、「このスタジオでこのカメラマンに写真を撮ってもらいたい!」と思っていただくことが集客に直結するようです。
そこで今回は、フォトスタジオのホームページに必要なコンテンツ、7項目についてピックアップします。皆さまの集客活動の参考となれば幸いです。
フォトスタジオのコンテンツ①コンセプト、テイスト(どんな写真を撮るか)
フォトスタジオ利用を検討されている方は、仕上がりの写真がどんなテイストになるかをまず確認されます。ナチュラルな表情をおさえるのか、セットでしっかり撮るのか、家族写真がメインかコスプレ系かなども含めて、フォトスタジオのテーマやテイスト、方向性をしっかり伝わるように掲載すると安心して問い合わせていただけますね。
- 家族写真
- ブライダル
- マタニティ
- ニューボーン
- 入園、入学
- プロフィール
- ポートレート
↑コンセプト文はそのまま検索キーワードになる言葉を含めやすいので、ホームページの目立つ部分に書いておくと集客にも役立ちます。
(例)
家族のナチュラルな表情をおさめた家族写真を得意とするフォトスタジオA。リビングのようなセットや庭でのロケで、今の家族の姿をそのまま残すファミリーフォトを撮影します。
昔ながらの写真館での記念写真を希望する方もいれば、おしゃべりしているようなナチュラルな写真を撮って欲しいという方まで、ご希望は広がりを見せています。しっかりスタジオの方向性をアピールすれば、遠方からも足を運んでくださる時代です。得意な撮り方などしっかりPRしていきましょう!
フォトスタジオのコンテンツ②サンプル写真
コンセプトと合わせてチェックするのは、これまでにどんな写真を撮ったかです。これをSNSで展開しているフォトスタジオも多くなってきましたね。
例えばInstagramは画像に特化したSNSなので、画像を載せやすいです。本文がなくても、画像だけで投稿が成り立ちます。撮影のオフショットを載せるスタジオもあります。
参照:https://www.instagram.com/papagraphy_home/?hl=ja
たくさん写真を見せることができれば、コンセプトやテーマも自然と伝わります。モデルさんに協力いただいてまとめ撮りをしておくのもいいですし、被写体(お客様)にご承諾いただければ載せることができますね。
フォトスタジオのコンテンツ③カメラマンなどメンバー紹介
特に最近はフォトスタジオも細分化の傾向にあり、特化型にしたほうが伝わりやすく集客しやすいといわれます。コンセプトだけでなく、どんなカメラマンが撮影するのかも個性につながり、そのスタジオ全体の特徴となるので、カメラマンやアシスタントさんの経歴や自己紹介も掲載しておくとよいでしょう。
特別な一瞬を撮りたい、その人の人生が表れるような一枚を撮りたい、お姫様のような変身写真が得意、などそれぞれに想いがおありだと思いますので、自己紹介ページでしっかり書いて、ぴったりのお客様を集客してください。
フォトスタジオのコンテンツ④料金
フォトスタジオ・写真館がコンセプトで選ばれるようになったとはいえ、撮影料金はピンキリでお客様も気にされますので、料金形態やだいたいの客単価(撮影料金例)の表示も大切です。
参考:https://wedding.sia-style.jp/studio/
特にフォトスタジオは撮影料金に含まれるものがそれぞれ違います。例えば衣装やメイクが含まれるのか、プリントやデータ渡し料金、スタジオ使用料など、項目は多岐に渡ることと思います。
基本料金の中に何が入っているのか、お客様がお支払いになる金額の相場というか例なども載せておくと親切です。
参考:http://fujii-shashinkan.net/price/
これはフォトスタジオごとに様々な工夫が凝らされているので、いろいろなスタジオのホームページをご覧いただき、わかりやすいなと思う書き方をご参考にされるとよいと思います。
フォトスタジオのコンテンツ⑤衣装やロケなどのサービス
ブライダルフォト以外でも最近は衣装を来て海や繁華街、ホテルで撮影したいというニーズが増えているといいます。どんな衣装を用意できるか、ロケーションフォトの場合はどういった場所へ行けるかなどのリストアップもあると伝わりやすいです。
参考:https://family.shinjimoritaphotography.com/spot.html
遊園地や協会など撮影権利を持っているフォトスタジオならその場所、オススメのスポットをたくさんご存知ならそのスポットリストなどをご掲載ください。その場所を検索される方もいらっしゃるので、集客にも役立ちます。
フォトスタジオのコンテンツ⑥お客様の声、クチコミ
お客様の声(クチコミ)には細かい情報が散りばめられています。例えば、以下のような文章にも集客キーワードがいっぱいです。
(例)
先日出産したのでニューボーンフォトを予約、撮影していただきました。かわいい小物やドレスもたくさん用意していただけましたし、3歳の長男と一緒に兄弟写真を撮ってもらったのも良い思い出になりました。カメラマンさんにもお子さんがいらっしゃるということで、長男への声掛けも小まめにしていただき、機嫌よく最後まで撮影できました。安心して撮影できるスタジオです。
カメラマンの人柄や撮影風景のイメージがしやすくなります。これはお客様からいただいた声ならではです。素直な感想が自然な文章になるのでフォトスタジオの特徴が伝わりやすいです。
ホームページへの掲載の承諾を事前にいただいておかなければいけませんが、いちばん重要ともいえるコンテンツなので、ぜひ揃えたいところです。「クチコミにご協力いただければ5%オフ」などのサービスを展開しているスタジオもありますね。
フォトスタジオのコンテンツ⑦地域名、アクセス方法
気に入ったフォトスタジオやカメラマンが見つかれば遠方から来店されることも多くなってきているとはいえ、商圏は近隣県くらいまでに留まります。特に小さいお子さんとの撮影は、同じ市町村内か隣町くらいまでで決める方がほとんどです。
参考:https://www.la-viephoto.com/kanazawa/
スタジオの場所や中心となるロケの場所などをしっかり伝えていきましょう。
遠方から来られる方は公共交通機関利用の方も多いはずですし、ファミリーフォトならお子さん連れで苦労して移動して来られる方もいます。土地勘がなくても「辿り着けそう」と思ってもらえるようアクセスページも充実させましょう。
まとめ
フォトスタジオや写真館、カメラマンのホームページに書いておきたい項目について7つまとめました。ニーズが多様化しているので、「どんなニーズに答えられるか」をはっきりテーマとして持ち、それが伝わるようなページを作っていくことが大切です。
集客のポイントはキーワードをしっかり使うことです。ロケーションフォトのスポット名、スタジオのあるエリア名・地名、どんなシーンの写真を撮っているかなどを明記していくと、自然とキーワードが多く散りばめられますので、集客に結びつきます。
今はスマートフォンに高機能のカメラが付き、誰でも写真が撮れ時代になりましたが、だからこそ自分では撮れない写真をプロに頼みたいという希望を持たれている方も多くいます。ぜひ皆さんの個性をホームページで表現して、多くのお客様を呼び込んでみてください。
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