「ホームページ作成前に相談したいが、誰に相談したらよいかわからない」
「広告代理店から提示された金額やプランが適正かどうか相談したい」
皆さま、こんにちは。
この記事は、【ホームページ作成やSNS活用】の相談窓口を探している方々へ向けて書いています。
タイトルにある「エキスパート・バンク」とは、全国の小規模事業者を応援する支援制度です。全国の商工会連合会や商工会議所が経営や技術面の強化を目的に、専門家の無料派遣を行っています。
全国の事業所が対象で、専門家もさまざまな道のプロが登録しているので、お悩みにぴったりの方とマッチングできるはずです。
これはなぜ無料かというと、各都道府県の商工会連合会(県連といいます)が国と都道府県の補助を受けて実施しているものだからです(一部の商工会議所も実施しています)。
事業者は【1テーマにつき、1回】、無料で専門家の相談を受けることができます。専門家にはしっかりと県連から謝金が支払われていますので、「無料だからめちゃくちゃなことを話された」ということはありません。安心して利用できるサービスです。
さて、今回はそんな便利な「エキスパート・バンク」についてご紹介します。
エキスパート・バンクの利用方法①商工会議所に登録していないと使えない?
この事業は商工会議所の会員になっていなくても利用することができます。実施しているのが県連(商工会議所)というだけで、対象となっている規模であれば、全国の事業者、事業所が活用できます。
ただそれぞれの県連、商工会議所で対象となるエリアがあるので、例えば札幌市で営まれている方であれば札幌市を管轄するところへご相談の連絡を入れてください。
エキスパート・バンクの利用方法②対象の事業所規模は?
エキスパート・バンクの制度を無料で使えるのは、以下の事業所です。
- 製造業:従業員数が20人以下
- 商業・サービス業:従業員数が5人以下
その中から、経営の向上を図ろうと考えている、経営革新に取り組んでいる、新商品開発や新分野進出を目指しているなど、経営課題を解決する意欲を持っている事業所とされています。
国と都道府県が旗を振っている支援制度なので、対象となっている事業所であれば、受けられないことはないと思います。各地域の窓口へ派遣を受けたい旨のお問い合わせを行ってください。
エキスパート・バンクの利用方法③専門家は自分で選ぶor選んでもらえる
登録している専門家はプロフィールが公開されている県連もあります。地域によるのですが、ご自身で確認して「この方にお願いしたい」とリクエストすることも可能です。
どの専門家が適切かわからない場合は経営課題を伝えることで、事務局が適切と思う専門家を選んで派遣してもらうこともできます。
(参考:https://expertbank.wakayama-cci.or.jp/list/)
面識のある専門家がいたら、この制度の活用のチャンスです!知り合いだと頼みたいけれど頼めない(いくら払えばよいか迷う)ということもあると思いますので、この制度を使って、専門家には国や都道府県から規定の謝金をもらっていただき、気兼ねなく相談しましょう。
エキスパート・バンクの利用方法④謝金だけでなく交通費も無料
専門家とのスケジュール調整等も県連や商工会議所の窓口が行ってくれます。
謝金はもちろん、交通費等の必要経費もすべて無料となっていますので、遠くで活動されている専門家の方でも、もしかすると足を伸ばしていただけるかもしません。
気に入った方がいらっしゃいましたら窓口に伝えてみましょう。
(参考:https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1329184751030/index.html)
まとめ
実は当メディアの編集長で株式会社アイデアクリップ代表の小林も、和歌山の商工会議所のエキスパート・バンクに登録し、地域限定ではございますが事業所様のところへ訪問しています。
ホームページの設計方法やドメインの移管方法など、ご自身では難しくて全くわからないと思われていることも、1時間程度ですぐに解決、ということも多いようです。悩みがあればまずはエキスパートバンクで相談というのも良いかもしれませんね。
また、ホームページの作成だけでなく、従業員教育や保険、労務管理、システム導入の相談などいろいろな専門家の方がいらっしゃいますので幅広く対応してくださると思います。なにかの契約前に、相談をすると失敗や無駄が減るのではないかと思います。
是非一度お近くのエキスパートバンクを調べてみてください。
どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。
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