「どうしてあのホームページが検索エンジンで上位表示されているのかわからない」
「ライバルがSEOのためにどれくらいのことを実践しているのか知りたい」
皆さま、こんにちは。
検索エンジンでキーワード検索をしてみると、自分のホームページより上位に来ているページ、たくさんあると思います。そして自分のところより上位に来ているところは、何かすごく高度なテクニックを使っているのか、はたまた単なる偶然なのかどうなのか…気になったり心配になったりすることもあると思います。
ただ、検索エンジンはとても高度なプログラムからできており、上位表示する順番はものすごく複雑な評価付けによって決められています。そのため、なぜそのサイトが上位に来ているか、本当の答えは誰もわかりません。
ですが、実は秘密のテクニックやお金で買えるテクニックというのはほとんどないのが現状です。基本的なことをコツコツと続けているホームページが上位に来ているのです。つまり、私たちも基本的なことをコツコツと続け、ホームページの改良を続けていけば、もっと今よりも上位表示される可能性があるのです!何をしているのかさえわかれば、そのホームページに私たちも追いつけます。
そこで今回は、上位表示を成功させているホームページが何を実践しているのか。誰でも使える無料ツールを使って、目に見えるようにする方法をご紹介します。これである程度は真似ができるようになります。上位表示をしてみたいな…と思う方は、見つけた方法を参考にして、1つずつ実践していきましょう。
はじめに:よくわからないままSEO業者にお金を払うのはNG!
今、Googleの検索窓に”SEO会社”と入れて検索すると、SEOを専門とする業者さんがたくさん見つかります。
これだけあるのであれば、多くの人がSEO会社を使っている証拠とも言えますので、どこかに依頼してしまったほうがいいのでは…と思われるかもしれません。
しかし、SEO会社の良し悪しを見極めるのはとても難しいです。実際に目に見えないことをしますし、Googleの検索エンジン上位の法則は誰も正解を知りません。費用対効果が分かりづらいんですね。
どこにどれくらいの費用で頼んだらいいのか、初心者がしっかり理解して業者を選ぶというのは大変です。だからといって、「とりあえず予算内で頼めるところに頼もう」というのは気をつけていただきたいと思います。
だいぶ前にしたSEO業者(新宿・梅田にある会社)に、また騙されてた。。
検索順位も全く上がらず、営業マンが嘘ばっかりだった。
違う人が担当だと連絡があり「規約に基づいてやってました」の一点張り。
大きい会社だからといって信用なんてできないなぁ。
失敗って、本当にいい勉強になる!!— 山口克志「グッチ」 (@gucchi_rakuto) 2018年9月20日
適当なSEO業者にクライアントさんが搾り取られてるのを目の当たりにしてるんですが、危険信号を出しても中々聞き入れてもらえない。
専業の方が正しいと感じる罠もあるし、僕の説明が悪いのもある。
時間かけて説明重ねてきたけど、最後はクライアントさんが判断すること。
でも辛い。
— 松永渓佑 (@seno_dez) 2019年3月5日
このように、SNSをちょっと調べてみると、多くの人から声が上がっています。
「このSEO会社なら大丈夫」とはっきり思えるまでは、依頼せず、自分たちでできることを試行錯誤しつつやってみることをオススメします。
方法①:被リンク(外部リンク)チェックツール
被リンク(外部リンク)とは、自分のホームページに別のドメインを持ったホームページからのリンクのことを指します。原則として被リンクを付けてくれるのは他人(第三者)です。
そのような被リンクがどのようにして付くかというと、自分のホームページが紹介されたときや、引用されたときです。被リンクがたくさんある状態を検索エンジンから見ると、多くの人がそのサイトを知っているという客観的な証拠となりますので、たくさんの人から必要とされているホームページなんだなと判断されます。
そのため、被リンクが多くあるホームページは検索エンジンの評価が上がり、検索結果でも「多くのユーザーがこのホームページを見たほうが有益」となり、上位表示される可能性が高まるのです。
この被リンクがどこから付いているのか調べるツールがあります。
マイサイトと書かれていますが、どんなホームページでも調べることができます。
例えば、SEO関連の情報が載っていて便利な「SEOラボ」さんを例として調べてみましょう。
URLを入れてチェックすると、被リンクの数が表示されます。
画面でいうとこの下に、どこからのリンクがあるかもリストアップされています。
リンクがどこから来ているのか見てみると、SEO関連ニュースサイトなどからもありますし、まとめサイトもあります。
つまり、業界のニュースに取り上げられるようになったり、まとめサイトでまとめられるようになったりすれば、被リンクが自然に増えていくということがわかります。
ではどうやって増やしていけばいいのでしょうか…。
業界のニュースやまとめサイトに掲載されるような記事を書いてみる
大変かもしれませんが、多くの人が読みたいと思う記事(コンテンツと呼ばれることもあります)をコツコツと書いていくと、それを紹介したいという人が増えて、被リンクが増えてきます。
業界のニュースを書いている編集部に連絡をする
すでにご自身でホームページに記事を書いている場合は、その業界のニュースを書いている編集部に、「こういう記事を書いています」と連絡メールを入れるだけでも可能性が上がります。見てもらえれば、どこかの記事がニュースで紹介されたり引用されたりするかもしれません。
ニュースサイトやまとめサイト以外にも、リンクしてもらえそうなところはあるはずです。ライバルの会社のホームページを調べてリンク先をチェックし、そこから自分のホームページもリンクしてもらえないか、リンクをもらうためにはどうしたらいいのか考えると、かなり建設的なSEO対策ができます。
方法②:ページの評価点数がわかるツール
前項では外からのリンクについて調べるツールを紹介しました。
次に、ホームページがどれくらいSEO対策できているかチェックできるツール「内部SEOスコア」です。こちらは被リンクとは違って、ホームページの内容をチェックできます。
まずは実際に調べた画面をみてみましょう。
調べたいホームページのアドレスと、上位表示させたい対策キーワードを入れると、点数が出てきます。この「SEOラボ」さんはSEOというキーワードで100点ですね。
問題があると、この点数の下にどうしたらいいか対策のヒントも出てきますので、そちらを参考にします。ライバル会社を入れてみると、タイトルの付け方やサイト概要の書き方など参考になることも多いと思います。
方法③:キーワード出現率チェックツール
続いて、ホームページ内に上位表示させたいキーワードが適切に書かれているかどうかをチェックできる「キーワード出現率チェック」です。
ホームページのトップページに、メインとするキーワードが5%〜7%くらい含まれていると良しとされています。
それでは実際に調べた画面をみてみましょう。
前項までと同じく「SEOラボ」さんを調べてみました。”SEO、対策、Google”と上位表示させたいであろうキーワードがキレイに並んでいます。これが例えば伊豆の干物屋さんでしたら、”伊豆、干物、ひもの”などのワードでしょうか。
このキーワード出現率がどれくらい上位表示に関連しているかはっきりとわかりませんが、訪問者に「ここは何を伝えたいページか」正しくわかってもらうためにもキーワード出現率は役に立つと思います。ぜひ一度ご自身のホームページとライバルを比べてチェックしてみてください。
まとめ
検索エンジンで上位表示するには、手っ取り早い方法はありません。ですが、このようにツールを使ってライバルと自分を比べることで、もっとやるべき部分は明確になってきます。
情報源として参考になるのは、WEB担当者フォーラムという企業ホームページ運営に特化した情報サイトです。こちらはGoogleの社員さんも登場するなど、正確な情報を届けるように配慮、編集されているので、安心して読むことができます。
ツールや最新の情報源を活用して、費用をかけずに少しずつ、よりよいホームページになるようにがんばってください!
どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。
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