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ホームページ用写真の撮り方<料理を美味しそうに撮る編>

「ホームページに載せる写真をもっと上手く撮りたい」
「おいしそうな料理写真を載せてお客様を呼びたい」

皆さま、こんにちは。
飲食店や料理関係企業さまのホームページでいちばん重要なものは写真です。おいしそうな写真ーシズル感のある写真などと言われることもありますーが自然にお客様を呼んできてくれます。おいしそうな写真は、それ1枚が広告となるのです。

そのため、冒頭のような”どうやったら写真を上手く撮れるのか“との悩みを聞くことも多くあります。もちろんプロカメラマンに撮影してもらうのがいちばん確実なのですが、物入りな時期に数万円の撮影料を準備するとなれば大変です。

そこで今回は、写真の初心者でも簡単に撮影できるコツと、便利なアイテムのご紹介をします。何となく無意識に撮るよりも、格段に撮影レベルが上がりますので、ぜひ実践してください。

はじめに:プロに頼むと撮影はいくらかかる?

気になる料理撮影の費用ですが、プロのカメラマンといっても地域差もあり、料金はマチマチです。

  • カメラマンにお店まで出張してもらう
  • スタジオに出向いて撮ってもらう

まずはこのどちらかを選ぶのですが、ホームページ用ですので、基本的にはカメラマンに出張してきてもらうことになります。そのため、出張費用(交通費)も必要です。

撮影の方法ですが、カメラマンを時間で雇うのと、写真の枚数を先に決めて金額を決めるのと2通りあります。

  • 時間で依頼(例:13時〜15時まで)
    →参考金額:2時間程度で3万円〜5万円
  • カット数/写真の枚数で依頼(例:1枚いくら、15枚までいくら)
    →参考金額:5枚程度で3万円

どちらがオトクかはケースバイケースなのですが、カメラマンと相談しながら何をどう撮るか考えたい場合は時間で依頼し、撮ってもらいたいものがはっきりしている場合はカット数(枚数)で依頼するとカメラマンもその日の仕事の内容がわかりやすく、トラブルも少ないかと思います。

カメラマンに来ていただければこれ以上なく頼もしく、思ったような写真が撮れるのですが、なかなか費用の捻出が難しい場合は、以下の4つのポイントをぜひ参考にしてご自身で撮影してみてください。

料理撮影のコツ①:お皿を置く場所

撮影のときにカギとなるのはライト・光です。
それはどこにお皿を置くかでほとんど決まります。お店の照明は変えられないと思いますので、まずはお皿の置く場所を考えます。

■窓際の自然光が当たるところ

お店のライトが暗かったり、自分の影が入ってしまったりするときは、まず窓際へお皿を移動して自然光で撮ります。やわらかな自然光はいちばん手軽で美しく撮れるライトです。

  • 時間帯はできるだけ午前中
  • 直射日光ではなくレースカーテンなどで少し遮る

少し窓に近づくだけでずいぶん違います。
夕暮れ時になると黄色い光になって、写真も黄色くなるので午前中の早めの時間帯がオススメです。

料理撮影のコツ②:見せたい部分をアップに

カメラの構え方で困ったら、その料理の中でいちばんこだわりの部分、見せたい部分、お客様に伝えたいところにピントを当てて、その部分に少し近づいて撮ります。

真上からバランス良く撮るのは難しいので、できれば思い切ってグッと寄ってみましょう
ピントを見せたい部分に合わせます。

スマホのカメラでも、しっかり料理に近づいた寄りの写真は美味しそうに撮りやすいです。

料理撮影のコツ③:小物で写真をイキイキさせる

テーブルの上に料理を並べただけよりは、少し小物を一緒に撮影するとイキイキと活力ある写真になります。ホームページのヘッダー写真やSNSのカバー写真等には、お料理と小物をコーディネートした写真がオススメです。

◯小物なし

◯小物あり

賑やかさが演出されて、「おいしそう」が一段と引き立ちます。
そのメニューと一緒に頼まれやすいものを合わせて写真におさめるのもいいですね。

料理撮影のコツ④:ライトで色鮮やかな写真が撮れる

ライトを点けると、色がはっきりと鮮やかに出ます。
目で見ているより鮮やかに映るので、Instagram映えなどを意識するにはぜひライトを使ってください。

同じような明るさで撮れているように見えても、「ライトあり」はパッケージの色合いがはっきりと映っています。華やかな印象、おいしそうな印象にするには、やはり「ライト」の威力は凄いです。

■オススメの格安ライト

プロカメラマンにオススメされて、私もよく使っているのが【Godox LEDP120 – C】です。なんとAmazonでは4,900円(2020年1月現在)で買えます!

ノートくらいのサイズですが、明るさは抜群。
バッテリー式なのでケーブルもなく、ひとりでも使いやすいです。

LEDのパネルが光るタイプで、この全面から光がでます。
明るさを調整するのはダイヤルで、誰でも直感的にわかります。光の色合いも白っぽいものからオレンジっぽいものまで撮りたい写真の雰囲気に合わせて変えられます。

色鮮やかな写真が撮りたいときは、お店のライトや自然光にこのライトをプラスして撮ってみてください!これ1つでグレードアップした写真が撮れます。

まとめ

今や写真は誰でも撮れるものになりました。スマートフォンには必ずカメラが付いていて、現像する費用もいらず、何度でも撮影のし直しが可能です。

ただ、それだけ世の中には写真がたくさん見られる状況になったので、見ている人の目も肥えてきています。より美しい写真、よりおいしそうな写真のお店に行くという行動は当たり前になりました。写真がおいしくなさそうであれば、どれだけ評判のお店でも尻込みするものです。

ぜひこの記事でまとめた<料理を美味しそうに撮るコツ>を実践して、よりたくさんのお客さんをお店に呼んでくださいね!

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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