「消費者向けの商品をつくらないメーカーはホームページに何を載せたらいいのか」
「ホームページは必要だと思って制作会社に見積りは取ったが、載せる内容が決まらず、ホームページの制作が進まない状態で止まってしまっている」
皆さま、こんにちは。
この記事は、【製造業やメーカーのホームページ制作担当】の方々へ向けて書いています。
ものづくり企業と呼ばれる製造業、メーカーの皆さまは日々こだわりのある様々な製品をつくっておられると思うのですが、工場内や詳細な製品情報を公開できる企業様は少ないと思います。そのため、ホームページに書くことがない、何を載せたらいいのかわからないというご相談を受けることもしばしばです。
特に必要ないとホームページやパンフレット等を持たれていない企業様も多いですが、やはり採用にあたってであるとか、金融機関等に自社を紹介する場合などに、情報がまとまったホームページがないと担当者が困ってしまうことも。
そこで今回は、ものづくり企業様向けに、ホームページに載せておくと後に役立つコンテンツ5つをご紹介します。
ものづくり企業のコンテンツ①企業概要、沿革
例えばパートナーとして企業を探している場合に、いちばんにチェックするのが企業概要(会社紹介)ページです。
参考:https://www.ogawa-industry.co.jp/company/profile/
代表者名
本社
営業所
創業年
営業品目(事業内容)
など、基本的な情報+本社の外観などをまず載せておきます。
パートナー選びとしての視点で会社概要をチェックすると、事業の規模感や海外との連携、歴史的な背景なども気になりますから、会社の沿革も載せておくと訪問者にとっては知れる情報が多くなり、有意義なホームページになると思います。
ものづくり企業は海外との連携も多いと思いますので、工場や事業所の場所など、グローバルなエリア情報の掲載も載せておくと新たな出会いにつながるかもしれません。
ものづくり企業のコンテンツ②事業内容
どんな製品をつくっているか、具体的に知りたい訪問者も多いはずです。
取り扱う製品情報や主力事業の掲載をしておくことで、今後の縁につながる可能性があります。
そのほか保有設備、得ている認証やライセンス情報、製造実績なども掲載できる範囲で行っておくと、より具体的に事業内容がわかるので、見ている側はありがたいですね。
ものづくり企業のコンテンツ③メーカーとしてのこだわり、想い
工場内や製品そのものを見せらない、または見せても伝わるものが少ない企業様も多いと思います。そのときは言葉の力を使って、メッセージとして製品や生産体制、企業としての強みを文章で伝えるようにします。
参考:https://www.chubu.meti.go.jp/b12mono_woman/message/joshi/joshi005.html
自社サイトに載せるメッセージを書くのは、想いを言語化する作業があり難しい(気が進まないという方も多いです)ので、簡単な社長メッセージ等で終わらせてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、ライターさんに来てもらい、インタビュー記事として「当社の想い」のようなページの原稿をつくってもらうと大変スムーズです。第三者の目線が入るので、専門用語等も平易に表現してもらえます。
都道府県内にいるライターさんは検索すれば見つかるので、インタビュー記事を主力にされているライターさんにお願いすれば、勘があるのでお任せでつくっていただけます。1ページ(1記事)だけでも受けていただけることがほとんどなので、なかなか筆が進まないときはオススメです。
このようなポリシーやこだわりを伝えると熱い想いが伝わり、連携面、採用面でメリットが大きくなります。
ものづくり企業のコンテンツ④製品の特長
どんな製品をつくっているのか、どのような分野に関わっているのかをアピールするコンテンツです。皆様がこだわって開発した製品や製造工程を紹介し、採用やパートナーシップにつなげていきたいですね。
BtoBが多いとはいえ、自社開発の消費者向けオリジナル商品をつくられている企業様もいらっしゃると思いますので、そのような商品を紹介するページをつくれば、写真をたくさん載せられるので特長やこだわりを伝えやすいです。
「こだわりの生産体制だから品質の高い製品をつくれる」というように、生産体制や工夫した工場内部、人材育成へのこだわりなども製品紹介と合わせてアピールする企業様も多いです。
製造業は製品一つひとつの詳細を見せられないかもしれませんが、製品を取り巻く環境を伝えることで、その製品の良さ、こだわりを伝えることができます。
ものづくり企業のコンテンツ⑤採用情報
近年はインターネットを活用して求人情報を集める学生が多くなり、公式ホームページにも採用やインターンシップについて書いておくことが望ましいといわれています。
採用情報は求人媒体(求人に特化したメディア)に掲載しているから…わざわざページをつくらなくても、という理由もあるかと思いますが、ざっくりとした内容は自社ホームページにも書いておき、そこから「最新の情報や現在の求人有無はこちらへ」とメディアへリンクを飛ばす方法もあります。
公式ホームページをしっかり読んでくれているのは熱心な学生に間違いないですし、まだ就職のためのメディアを使う前の年齢かもしれません。公式ホームページに採用情報ページがあれば、優秀な人材を逃す可能性が下がるはずです。
また、求職者が探している情報は多岐にわたるので、求人媒体には載せきれない場合も。自社でつくるページなら、柔軟に情報を載せられます。例えば動画や、長文のインタビューなど、制限なくつくれます。
特にインターネットではなく紙の広告だと、載せられる情報が限られてしまいます。広告から企業名を検索する求職者も多いので、ホームページに載せた求人情報が無駄になることはないと思います。特に人材不足が課題である企業様ほど、多くの求人に関わる情報を載せておくと良い結果が出る可能性が上がります。
まとめ
ものづくり企業のホームページは、製品情報や事業内容の周知のほかに、求人につなげたり、新たなパートナーとの出会いに役だったりと、メリットもたくさんあります。
コンテンツを充実させることで、よりよい結果につながりやすくなりますので、ぜひ今回紹介した5つのコンテンツを中心に、ホームページに掲載する情報の厚みを増やしてみるのはいかがでしょうか。
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