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AIチャットツール「ChatGPT」に頼める文章作成の分野6つ

「話題のChatGPTがホームページに載せる文章作成に使えるのか知りたい」
「AIが原稿を自動で作ってくれると聞いたが本当に使える文章ができるのか気になっている」

皆さま、こんにちは。
2022年12月にイーロン・マスク氏を中心とする団体が、対話できるAIツールを発表し、話題になりました。

https://openai.com/blog/chatgpt
↑このURLの「Try」ボタンから利用を始められます。必要なものはメールアドレスなどで、費用はかかりません。ツールにログインすると、会話のきっかけとなる質問文を書き込む欄がありますので、そちらに質問文を入力。それにAIツールが答えてくれます。

この仕組みはニュースでもたくさん取り上げられたので、「気になっている」「使ってみたい」という方も増えています。まずは無料で使えるので、とりあえずいろいろと会話してみるのがオススメです。私もホームページに載せる文章を上手くつくってもらえたら便利だなと思い、先日から使い始めてみました。

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いくつもの文章を作ってもらっているうちに、ChatGPTが得意とする分野、不得意な分野があることがわかってきました。

不得意な分野はリアルタイムで動くニュースに関することや、地域情報、情報の正確性が求められる文章です。データをAIが蓄積しないと返せないので、まだ蓄積できていない、速報性の高いニュースについては全く役立ちません。災害などもそうですね。

また、地域情報もインターネット上になかなか情報がないので、現実的に使えるような答えはあまり返ってきませんでした。

そのほか、歴史やランキングなど間違いがあると意味をなさない文章については、文章の正確性がチェックできないのでAIに聞いて楽になるというものではないと思いました。結局合っているかどうかの確認は人間がしなければならないのなら、最初から自分で調べたほうがいいですよね。

では、今回の記事では得意だと感じた分野を6つご紹介します。もし今、この分野の文章作成で悩んでいらっしゃったら、一度ChatGPTに聞いてみると助けてもらえるかもしれません。

ChatGPTが得意な分野①あいさつ文(お礼、謝罪、メッセージなど)

定型文はどんな内容でもうまく返してくれます。かなり仕上がりのレベルは高いので、そのままコピーできる文もたくさんあります。そのままコピーはしなくとも、「なるほど、このような文章を入れておけばいいんだ」と思えるので気が軽くなります。

■提出が遅れる謝罪文

謝罪文は気が重いですが、将来に向けての意気込みや、今をしっかり頑張ることも文章に入れておけば悪い印象にはならないんだなと思いました。

■社長メッセージ

紙媒体に載せるメッセージ文など文字数が決まっているものは例文が見られるとすごく助かりますね。

自分一人であいさつ文を考えているとつい抜けてしまうポイント(例えば、相手への気配りなど)がありますが、AIと一緒に考えればあいさつ文で失敗してしまった、ということはかなり減りそうです。

ChatGPTが得意な分野②ビジネスメール文

ビジネスメールも定型文なのでAIの得意分野ですね。特にビジネス分野はインターネット上に情報が多いので、より一層精度が高くなります。

■ネットショップの顧客に注文のお礼を伝えるメール

注文のお礼など、伝えなければいけないことが網羅されています。ネットショップの開業時にテンプレメールをたくさん作らないといけないときなど時短できそうですね。

ChatGPTが得意な分野③用語の解説や定義の説明

はっきりした答えのある文章もAIは得意です。ただ正解か間違いかのチェックはできないので、このままホームページに載せたり、誰かに伝えたりするのは慎重に。けれど精度は高いですし、事例を交えて説明してもらうことができて、理解がスピーディーになります。いろいろと急いで調べたいときに助かります。

定義だけ聞いても理解できないかも?というときは、成功事例や活用事例も合わせて質問すると、具体的な回答が出てきます。私もITの専門用語を詳しく知りたいときや新しく勉強している分野で事例を知りたいときなどに活用しています。

ChatGPTが得意な分野④企画や一定条件に基づいたアイデア出し

いくつもの企画案を出さないといけないときはAIにアイデアを聞いてみましょう。人気のある企画は普遍的といわれているので、AIも分析して答えを返すのが得意な分野です。

AIが分析しているということは、どこかで複数回同じような企画が実施されている可能性があります。そのため、AIに提案されたまま実施するのは難しいかもしれませんが、多くの人たちから人気を集めた実績のある企画であるはずなので、エッセンスをいただくとよい企画が仕上げられるのではないでしょうか。

ChatGPTが得意な分野⑤ハウツー

方法論やハウツーはブログやWEBメディアに非常に多く載っているので、十分AIからの返答を活用できます。ホームページにブログを書いていかなければならない、SNSに掲載するネタを集めたいときはAIは心強い味方になります。

ハウツーについてもっと具体的にしたり、答えの幅を広げたりしたいなら、ターゲット層を明確にしたり(例えば30代で3歳の子供を持つ女性に向けて、など)、具体的な事例も質問したりすると、より説得力のある文章ができます。このままブログやSNSに載せられそうなほどの仕上がりになります。

ChatGPTが得意な分野⑥SEO対策のためのキーワードを入れた文章

指定されたキーワードを入れた文章もAIはすごく得意です。ホームページにSEO対策を施したいとき、できるだけ掲載する文章内にキーワードを盛り込んでいきたいですよね。ベースの文章がAIから提案されると、生み出す苦しみがなくなるので、スピーディーに記事制作が進みます。

盛り込みたいキーワードと、文章量、その文章を誰に向けて書くかということを忘れずにAIに伝えてください。特にブログ記事にするときは書き出しで悩む方が多いので、書き出し部分だけでもAIから提案を受けると、すごく筆が早く進むようになります。

まとめ

ChatGPTは情報が間違っていることもありましたが、ナチュラルな文章を返してくれるので、挨拶文などは本当にそのまま出せそうです。英語で開発されたツールですが、日本語もすごくうまいですね。

AIの仕組みを使ったツールは他にもたくさんありますし、これからも増えてくるはずなので、ChatGPTに限らず、いくつも気になったものは使ってみてはどうでしょうか。皆さんの仕事を時短してくれる、素晴らしいツールだと思います。

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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