ホームページの作り方

SNSより集客効果アップ!イベント用ホームページの作り方

「イベント用の告知ホームページをつくるが、中身をどうすればいいか悩む」
「あまり手間と費用を書けずにイベント用のホームページをつくりたい」

皆さま、こんにちは。

イベントの告知をFacebookなどSNSに頼ってしまうことが多くなりましたね。
けれど、やはり情報が1箇所にまとまったホームページがあると、行こうかなと思っている人にはすごく便利でありがたいものです。

Facebookでも十分では?と思われるかもしれませんが、登録していない人にとってはFacebookのページはなかなか見づらく、直感的に内容を把握できないものです。

ホームページは皆が見慣れていますので、やはりつくっておくと親切です。
また、Google等でイベント名が検索されたときもSNSよりホームページは優先して表示されやすいです。これはGoogle等検索エンジンも、ホームページの重要性を認識しているから。簡単なもので大丈夫なので、がんばってつくってみましょう!

今回はイベント用ホームページをつくる段取りと、掲載しておくと喜ばれる内容(コンテンツ)についてご紹介していきます。

イベント用ホームページのコツ①:ホームページをつくるツールを決める

無料でつくれるホームページや、簡単に設置ができる格安ホームページ制作サービス、WordPressで自分でつくるホームページなど様々な選択肢がありますが、費用と手間を考えるとわざわざWordPressでつくる必要はないかもしれません。

継続して記事を載せていきたい場合はWordPressは非常に優れたシステムですが、決まった内容を載せるだけなら、機能が多すぎるともいえます。

※過去記事に「ホームページ作成サービスはテンプレで選べ!〜選び方と4サービス比較〜」を掲載していますので、ご活用ください。

主に作業する人の技術レベルに合わせる
→負担なくつくれるものを選択してストレスの緩和を

イベント当日までの情報提供が主となるので機能が多すぎるWordPressは避ける
→簡単なブログ(お知らせ)はWordPressでなくても書けます

この2点はかなりツール選びで重要なポイントです。
イベントの前後は非常に忙しく、出費もかさむため、【手間とストレスがかからない】【無駄な時間と費用がかからない】ことを重視して選びましょう。

イベント用ホームページのコツ②:過去開催の写真かイメージ写真を1枚探す

デザイナーを入れずに自作すると仮定すると、ホームページ作成サービスについているテンプレートデザインをつかうと思います。それで十分ですが、写真だけ1枚用意しましょう。

チラシに使った写真のデータがあれば、できればそれを合わせるとイメージが共通化されるので覚えてもらいやすくなります。チラシに写真をつかっていない場合は、過去開催の写真か無料の素材サイトから1枚選んでおきます。

※過去記事に「無料で使える写真素材サイトおすすめ6選」を書いていますので参考にしてください。

例えばスポーツ関係のイベントであれば、競技場やグラウンドの写真など。
会場となる場所に近いイメージのものを使うと、違和感がありません。
少し加工する時間があれば、写真の上に文字を載せるだけでも華やかになります。

※文字の載せ方などは過去記事に「Illustrator を使わず、無料ソフトできれいなバナーを作る方法 2018」を掲載していますのでご参考にしてください。

イベント用ホームページのコツ③:チラシに掲載した(する)文章、情報を準備する

ほとんどのイベントでチラシもつくると思いますので、ホームページもその掲載に準じます。まずチラシの掲載内容を用意し、それをベースとします。
(チラシをつくらない場合はこの項目はスルーしてください)

  • 正式イベント名
  • 日時
  • 開催場所
  • 主催者
  • イベント説明文

このあたりはチラシを表記を必ず揃えます。
特に正式なイベント名は必ず共通化させてください。片方が英語で書き、片方がカタカナで書く…などすると、違うイベントと認識されることも。できればフォントも合わせます。

日時も令和か西暦か、AMPM表記か午前午後表記かなども、書き方をしっかり合わせてください。

「書いていることに間違いがなければいいのでは?」と聞かれることもあるのですが、イベントはできる限りイメージを”共通化させる”と覚えてもらいやすく、集客にも関係してきます。

イベントの説明文もできれば一言一句変えないのがベスト。
それが覚えてもらいやすさにつながります。

チラシ、ホームページ、SNS、ポスターなど、キャッチコピーや主だった説明文はぜひ共通化させてください。

イベント用ホームページのコツ④:お手本にするホームページを1つ決める

デザインには手をかけないほうが機動力が上がります。
けれど全く何もしないというのも味気がないので、まずはお手本となるホームページを1つ探します。同じようなジャンル、客層のイベントで、何年か続いているイベントがいいですね。

  • レイアウト
  • 書かれている内容
  • 色彩

このような部分を参考に、ご自身のホームページをつくっていってください。
何年か続いているイベントであれば、ホームページも毎年修正をかけているはず。内容も抜けのないものになっているはずなので、お手本として申し分ないです。

お手本があると、掲載内容の抜けも減らすことができます。
「こういうことを書いてあると確かに便利だな」と思う部分があれば、参考にさせていただき、同じような項目・ページをつくりましょう!

イベント用ホームページのコツ⑤:載せる内容を決め、入力していく

チラシに載せた内容、お手本にするホームページの内容を見てきて、「何を書けばいいか」のポイントがつかめたところで、実際にホームページに入力していきます。

開催日程・時間
→いつからいつまで?

開催する場所
→駐車場・駐輪場情報などできるだけアクセス方法を詳しく書く
→GoogleMAPを載せるだけでなく、文章で載せると当日のトラブル回避ができる

参加にかかる費用
→無料なら無料と書く

イベントプログラム
→ホームページは字数制限がないため、できるだけ詳しく書く(チラシを補完するようなイメージで)

申し込み方法
→不要であれば不要と書く

主催者・団体
→団体や企業であれば所在地等も書くと架空でないことが伝わり安心してもらえます

問い合わせ先
→次項でも詳しく書きますが、メールの問い合わせは受けないほうがトラブルが回避できます

このほか協賛スポンサーなども書いておくとスポンサー様の告知につながり喜ばれます。
また、アクセス方法は詳しく書けば書くほど、当日の「場所がわからない」の問い合わせを減らせます。最寄り駅やバスの時刻表やそこからの所要時間、駐車場の台数、周辺道路の混雑予測なども書いてあげるとベストです。

特に室内イベントで雑居ビルや住宅地の中の建物の場合、非常に見つけづらいです。
周りに何があるか、駅やバス停からの目印など方角だけでなく具体的に書くと誰でも理解しやすいです。

イベント用ホームページのコツ⑥:問い合わせ用メールアドレスは載せない

載せる必要のある項目として【問い合わせ先】がありますが、できるだけレスポンスが早いもの1つに絞ります

メールは電話番号がなくても受けられるため便利ですが、当日の連絡がメールで来ると気づきづらく不便です。ただ個人でイベントの窓口となっていると携帯電話番号を載せることになるので抵抗がありますよね。

イベント用の電話番号を1つ取ってしまうのがベストです。
スマートフォンがあればアプリで番号を取得できますので、そちらの番号を掲載します。

メールでの問い合わせは手軽なため問い合わせも増えます。
そのような手間を省く意味もあり、できればメールより電話での受付とするとよいでしょう。

もちろん参加申し込みが必要なものが申し込みフォームを用意し、必要事項を送ってもらうようにすればよいです。【問い合わせ】とメールではなく電話とします。

まとめ

イベントの告知にはチラシやSNSだけでなくホームページもぜひ準備しましょう。
制作や更新はできるだけストレスのないものにすると、負担が減らせます。

イベントのホームページではデザインの良し悪しよりも、情報の確実性のほうが大切です。
チラシやSNSなど他の媒体と表記を合わせたり、開催場所について丁寧な説明を載せたりしてわかりやすさと信頼性をアップさせ、集客につなげていきましょう!

ABOUT ME
Groow編集部
編集長 小林永嗣。 株式会社アイデアクリップ代表取締役。 2004年より、初心者の方でも簡単にホームページを作れるサービス「PAGEKit - ページキット」を運営。丁寧なサポートが評判で、累計25,000人以上が利用。
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