「フリー活動中のオファーってどこから入るの?」
「新しい仕事の紹介がないからフリーでの活動が難しい、どうしたらいいか」
皆さま、こんにちは。
俳優さん、音楽家さん、芸人さんなどフリーで活動される方も多い世の中になってきました。独立のニュースもたくさん見るようになりましたので、それだけフリー活動中の皆さまが増えているのだと思います。
ただ、フリーになったけれど仕事が入る当てがなく、悩んでしまっている方も多いと思います。そんなときこそホームページが役立ちます。
演劇や映画をみたとき、エンドロールで俳優さんの名前をチェックして調べる方は思っている以上にたくさんいます。「この人がいいからオファーしよう」というニーズもあります。音楽家さんやダンサーさんも同様で、私もそうなのですが、路上ライブなどを見ると検索して「普段はどんな活動されているのかな」とチェックすることも多いです。
舞台見てて、この役者さん素敵だなと思ったらTwitterやホームページから連絡先探してオファーしたりするのですが、連絡先が見つからないと心がしょんぼりしてきて、またの機会でいいか…となってしまうので、オファー来ても大丈夫な役者さんはプロフィールにご連絡先書いててもらえると嬉しいです
— 國吉 咲貴(くによし組) (@kuniyoshisaki) January 1, 2021
この↑ように演出家さんがおっしゃっておられるように、名前を検索してオファーを出そうと考えている関係者も多いと思われます。
新しいファン開拓や、フリーでの仕事獲得のためにはぜひホームページの開設をオススメします。
ホームページをどうやって作ったらよいのか?、この記事で解説していきますのでよろしければご一読ください。
フリーランスのホームページ①専門知識が不要な無料か格安ホームページサービスを活用
ホームページの作り方は複数あり、専用ソフトを使う方法、WordPressなどサーバーにインストールして構築する方法、作成サービスを使う方法などに分かれます。
専門知識をお持ちでない場合は、勉強せずとも直感的に作れる無料・格安ホームページサービスを活用して開設するのがオススメです。このようなサービスを使うと、マニュアルどおりに必要情報を入れていくだけでホームページが完成、公開できます。
無料だと広告が入ったり動作が重かったりなどデメリットもありますが、それでも最大のメリットとしてお金を使わずに開設できる点があります。「もし開設しても使うことがなかったら?」などと悩まず作り始めることができますね。
ホームページ作成サービスにどんなところがあるのか、どうやって選べばいいのかをまとめた別記事にありますので、ぜひご参考になさってください。
○ホームページ作成サービスはテンプレで選べ!〜選び方と4サービス比較〜
フリーランスのホームページ②プロフィール、連絡先をメインに載せる
ホームページに何を載せたらいいのか?真っ白なページを見ると焦ってしまいますが、いちばん重要な情報は、フリーランサーとして活動するご自身のプロフィールと、連絡先です。
ホームページの目的は、ご自身のことを知ってもらうことと、連絡が取れるようにすることです。まず、その目的が達成できるように、詳細なプロフィールを書き、メールフォームなど連絡手段が載ったページを作っていってください。
プロフィールはホームページのトップページに書いてください。
【参考】https://kobayashi-flutesalon.p-kit.com/
↑こちらのアーティストさんのように、連絡の受け取りには「問い合わせ」というページを作っている方が多いです。そのページにメールフォームを設置すれば、メールアドレスや電話番号を隠した状態で連絡を受け取れます。
SNSのDMを使ってはいけないの?
SNSのDMでお仕事の連絡を受け取っている方も多いです。
メールアドレスを知らなくても気軽に連絡が送れるので、手軽さでいえばDMがナンバーワンですね。
ただ、DMは送る側にアカウントがないと送信できません。
連絡を送る側からすると、自分のアカウント(もしかしたらすごくプライベートなことを書いているかもしれない)を開示しないといけなくなるので抵抗のある方もいらっしゃいます。DMと併用すると窓口が増えるのでより良いと思いますが、DMオンリーにしてしまうのは少しチャンスを減らしてしまうかもしれません。
一般的な認識からすると、「初めての連絡は公式ホームページのメールフォームから」というのがマナーだと思いますので、ぜひホームページを開設したらメールフォームの設置をご検討ください。
フリーランスのホームページ③実績を細かく書いて積み上げの努力を見せる
プロフィールや連絡先のほかに、ホームページで見せておくと良い効果があるのは、これまでの実績です。
【参考】https://jp.linkedin.com/in/ehalla16
フリーランスになったばかりで大きな実績がなくとも、これまでその業界でコツコツとがんばって努力しながら活動してきた経歴が見えれば、信頼してもらえます。学生時代を含めた出演作品のリストなど、もし作品のURLがあればそれも合わせてまとめていってください。
SNSのプロフィール欄に文字数制限がある場合は、実績ページへのリンクを貼れば完璧です!
経歴がないフリーランスさんはどうする?については、以下のnoteに業界の方が書いてくださっています。
プロフィールと一緒にそのYouTube動画のURLとかをメールに載せれたら、事務所のスタッフの方もそれを観てくれて、他の応募者よりも、より注目してくれるキッカケになると思うんですよね。出演できる作品が見つからなかったら、自分で作品作ってしまえばいいということですね。
引用 – https://note.com/kimatashunta/n/nc7ff67b0acc8
これまでの実績を一覧でまとめてアピールできるのは、文字数制限がないホームページを自分で持つからこそ。作品ページや動画へのリンクも貼れますし、作品名の検索でご自身の実績ページがヒットすれば、よりたくさんの方にホームページが見てもらえるかも。可能性が広がりますね。
フリーランスのホームページ④日々のお知らせは拡散性のあるTwitterを使う
出演作品のシェアやチケット販売など、細かな連絡ごと・お知らせにはTwitterを使うと便利ですし拡散性があるのでメリットが多くなります。
これは多くの方が知っていると思うので細かな内容は割愛しますが、SNSにはホームページにない機能「いいね」があるので、モチベーションアップにもつながりますね。特にファンの方にフォローしてもらうとすごくやる気が出ますね。
舞台公演のチケット改定
複数のプレイガイドや主催がそれぞれにチケットを販売している現状だと難しいかもしれないけど
可能であれば
劇場の席種を細かく分けて料金設定して欲しい。大劇場でのセンター5列目と、2階サイド4列が同じS席設定なのにいつもモヤっとしてしまう— 上村由紀子🌹ライター(演劇・ミュージカル・ドラマ考察) (@makigami_p) December 29, 2020
うまくホームページとSNS、それぞれの特長のいいところを使って、活動の記録や発信をしていってください。
フリーランスのホームページ⑤エゴサーチでファンを探して「いいね」
よりホームページの閲覧数を上げたいときの施策としては、一般的なのが作品名や個人名のエゴサーチで見つけて「いいね」や「リツイート」をしていくことです。「あれ?」と思ってSNSのプロフィール欄を見てくださることでホームページへのアクセスも増えます。プロフィール欄をチェックした人の多くが公式ホームページへアクセスしてくれると言われています。SNSのフォロワーを増やすことにもつながりますね。
YouTubeでは人気YouTuberさんがコメントに「いいね」することを続けているので、その文化が定着しています。
【参考】https://youtu.be/XDi4SUHACCM
続けているとファンもうれしいので、たくさんコメントを残してくれるようになります。
TwitterやInstagramも同様で、いいねをもらえるとうれしいので、その関連情報を発信しようというファン側のモチベーションになります。
SNSとホームページを上手くつなげる形の一つです。
ホームページは閲覧数が増えると、検索エンジンでヒットして見つけてもらいやすくなるので、相乗効果が期待できます。
ぜひ【エゴサーチ+いいね】も広報の施策としてやってみてください!
まとめ
ホームページを開設せずSNSだけで情報発信を完結させている方も多いのですが、やはりホームページでしかできないこととというのもたくさんあります。独自のメールフォームの設置して連絡をしやすくすることや、文字数制限なく文章を書いて検索エンジンで見つけてもらえることは活動を後押しする大きな力になります。
専門知識がなくとも無料や格安でホームページが作れるので、ぜひフリーランス活動の広報手段としてご検討ください。
どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。
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