「InstagramやTwitterのいいねが増えないので何か打開策があるなら知りたい」
「お店のSNSのフォロワーが伸び悩んでいるので対策を練りたい」
皆さま、こんにちは。
SNSのフォロワー数やいいねの数がなかなか伸びないというのは、担当者さまにとって頭の痛い問題ですよね。
- どんな投稿がいいのか
- ハッシュタグは何を付けるか
- 誰をフォローするか、そのタイミングは
など対策は複数ありますが、まず見直したいのがプロフィールです(SNSによってプロフィール欄に書ける内容、文字数が違いますので、今回はInstagramを取り上げます)。
気になる投稿を見つけたら、「誰が書いているんだろう?」とプロフィールページ(SNSでは実質そのアカウントのトップページです)へ移動してチェックするユーザーさんは多いです。そのときこそがいちばんのPRチャンスです。
そのページを見て、ユーザーさんは自分と関連性が高いか、興味を持てるか判断して、フォローします。フォローに至らなくてもそこから過去の投稿を読み、複数の「いいね」をしてくれることも。
プロフィール欄もトレンドがありますので、定期的な見直しをオススメします。
ではプロフィール文の書き方やプロフィール欄の事例をご紹介していきます。今回の記事は[BtoC編]の前編です。消費者の皆さまがターゲットの業種を5つピックアップし、プロフィール欄の事例やポイントをご紹介していきます。
[BtoC編]の後半でも5業種、そして[BtoB編]と続けて公開していきます。ご自身の業種以外のアカウントも参考になる部分があると思いますので、続けて記事を読んでいただければ幸いです。
業種①飲食店
レストランやカフェ、Barなど飲食店ではジャンルを問わずInstagramを活用しているお店が多いと思います。他業種の方々と比べても、飲食店がいちばんInstagramをうまく活用し、集客につなげていると感じます。
書き方の基本は店名や住所などの基本情報+アピール文ですが、限られた文字数の中で皆さん工夫されています。
お店への問い合わせが多い情報から優先的に載せていくのがオススメです。例えば場所がわかりづらく問い合わせの電話が多いのであれば、地図や近くの目印など。予約の問い合わせが多ければ、予約の対応状況など。
<朝日屋割烹智>
https://www.instagram.com/asahiya.tomo/?hl=ja
- お店の特長/PR文
- 住所、営業時間
- メニュー、価格帯
- 予約
- URL
高級そうなお店なので、目安の価格を書いてくださっていることでハードルが下がりますね。予約への言及もあり、初めて利用する方にとってもわかりやすく親切なプロフィールだと思います。
<フルーツシュークリーム専門店 panier>
https://www.instagram.com/panier_kyobashi/?hl=ja
- お知らせ
- お店の特長/PR文
- オープン日
- 住所、営業時間
- URL
オープン日も書かれていますね。新店でなくても、オープン日の記載からそのお店の歴史を自然と感じ取ってもらえます。自分でなかなか「老舗」や「歴史がある」などの文を書きづらいかもしれませんので、オープン日を書いてナチュラルに伝える形はオススメです。
公式サイトがなくても、GoogleMAPからリンクをつくって貼るのはとてもいいアイデアですよね。そのほか食べログやお店が取材された記事などへリンクを貼っているアカウントもあります。
■GoogleMAPのリンクの作り方
GoogleMAPでお店を検索し、[共有]をクリック。
ポップアップで共有リンクが出てきますので、こちらをコピーしてプロフィールページに登録します。
※もしGoogleMAPでお店が出てこなかった場合は、自分で登録することができます。詳しくは過去記事:GoogleMAPなどを活用してホームページを宣伝する方法
業種②美容院・ヘアサロン
美容院はお店のアカウントとして運用している場合と、スタイリストさん個人(もしくはオーナー)がやっている場合と2パターンあります。
<KILLA>
https://www.instagram.com/killa_hair_official/?hl=ja
- 店名
- 住所、営業時間
- お店が運営する他のアカウント紹介
- 予約URL
こちらは名前の部分にキーワードも追加されています。検索で見つけてもらいやすいようにする工夫ですね。複数のアカウントをつかって、ターゲットごとに内容を変えて投稿されています。
<広島美容院 SYLPHY 黒岩 壌>
https://www.instagram.com/yuzurukuroiwa/?hl=ja
- 店名+個人名
- お店の特長/PR文
- お店が運営する他のアカウント紹介
- 予約URL
個人名で運営されているパターンです。肩書を書くことでお店の中での地位もはっきりわかりやすく、フォロワーさんが伸びる傾向にあるようです。
■予約用URL
美容室、美容系サロンさんは予約をホットペッパーで受け付けていることが多く、そのリンクを付けているところが多いです。その他LINEなどでも受け付けているなら、リンクを複数載せることができるツールを使うのもオススメです。
WEBサービス”Linktree”を活用すると、リンクをいくつか貼ったページを簡単に作れるので、そのページのリンクをプロフィール欄に載せることで解決できます。
Linktreeについては過去記事:Instagramからホームページへアクセス(リンク)してもらうコツ4つに詳しいです。
業種③スポーツクラブ、フィットネス
大手だけでなくパーソナルジムが増えたことや、「宅トレ」という言葉が生まれたことなども影響し、近年はスポーツクラブ、ジム、フィットネス系の業種でもInstagramの活用が広がっています。チェーンではない個人経営も多いためアカウントはお店としてやっているものと、トレーナー(オーナー)がやっているものと、比率は同じくらいあります。
<パーソナルトレーニングジム フォルツァフィットネススタジオ>
https://www.instagram.com/forza_fit_studio/?hl=ja
- お店の特長/PR文
- 料金
- エリア
- ターゲット層
- 見込み客を後押しするアピール文
- URL
トレーニングジム系は料金体系がさまざま、価格帯もさまざまなので、メインの料金設定を書いてくださっていると安心してフォローできます。
無料体験やカウンセリングなどがあると、リンク先も見てみようという気になりますね。どうしても決心(購入、申込)まで時間がかかる業態なので、無料のサービスがあることがわかるとハードルが下がりますね。
また、トレーニングの方法などノウハウを発信しているアカウントはフォロワー数が増加傾向です。動画などもInstagramにアップできるので、コンテンツをつくっていかれると良さそうです。
<山本 克弥【パーソナルトレーナー】渋谷>
https://www.instagram.com/kch.01/?hl=ja
- 所属店名/肩書
- 特長/アピール文
- 更新頻度
- 見込み客を後押しするアピール文
- URL
こちらも体験について触れられています。
新規顧客を集客することを主な目的にされていることがよくわかります。
そもそもプロフィールページを見るのは、まだこのアカウントをフォローしていないけれど投稿で興味を持って飛んでくる人たちです。新規顧客獲得に有利になる情報を優先的に載せるのは大切ですね。
更新頻度が高いと「見逃さないように」とフォローしてくれる人が増えます。毎日がんばって更新されている方は、毎日更新している旨を表記すると親切ですね。
業種④住宅・建築
住宅やリフォームといった高額な買い物も、Instagramを参考に施工会社を決めるという方が増えています。特に新築を手掛ける建築会社さん、設計事務所さんはInstagramに力を入れることが増えています。
<SHOEIの家>
https://www.instagram.com/shoei_no_ie/?hl=ja
- 会社名+キーワード
- 会社の特長
- 最新イベント情報
- URL(複数箇所へのリンク)
最新の情報が載せられているので、小まめに更新されていることが伝わります。建築会社さん、設計事務所さんも業務内容に幅があるので[新築][注文住宅]と書かれているとわかりやすいです。
建築系は新規顧客開拓のためにイベント(オープンハウス)へいかに集客するかが大切ですので、Instagramでの告知をしっかり定期的に行い、これまでにかけていた広告費を削ることができればすごく運用効果があると思います。
業種⑤WEBメディア
ページビューを集めたいWEBメディア、WEBマガジン、フリーペーパーなどの媒体もInstagramを活用しています。Instagramの中だけで完結しているメディアもあります。特に地域特化型=ローカルメディアは、Instagramを積極的に活用されています。
Googleなど検索エンジンを使わなくなってきているといわれていますので、まずは知ってもらう、見つけてもらうきっかけとしてInstagramを活用するのはすごくいいですよね。
<AlCO 宇治・城陽>
https://www.instagram.com/alco_uj/?hl=ja
- メディア名/エリア
- メディアの特長
- PR文
- URL
Instagramを活用するメディアが増えれば増えるほど、何の情報を中心に掲載していくのかはっきりと書いておくことが大切になります。このエリア名やキーワードが差別化になりますし、Instagramの検索窓でキーワード・地名検索をしたときに見つけてもらいやすくなります。
メディアは収入をどこから得るか、各メディアによってさまざまなので、それに合わせたPR文をつくる必要があります。例えば記事広告や撮影依頼への誘導など。投稿を見ているユーザー=お客様ではない場合も多いと思いますので、ただ情報だけを発信して収入に結びつかないということがないようなプロフィール欄をつくる必要があります。BtoCといいつつ、少し特殊かもしれないですね。
まとめ
Instagramはユーザー数が3,000万人以上といわれています。地方でも利用者が多く、利用の年齢層も年々広がっていると私も実感しています。
雑誌のように、気になったジャンルの投稿をまとめて見るために使われることも多く、特に店舗の場合はノウハウや体験談、情報などを多く出すことで、商圏外にもフォロワーが増えていきます。フォロワーが増えれば、Instagram内の検索結果ページ等での露出が増えるので、見込み客にも見つけてもらいやすくなります。
業種によって書いておいたほうがいいことは少しずつ違いますので、今回は業種ごとに事例を出させていただき、それぞれでポイントを解説する記事にしました。
Instagramを活用している業種がとても多いので、[BtoC 後編][BtoB編]と続きます。続けて読んでいただければ幸いです。
どうしてもホームページ作りが難しいという場合はページキットにおまかせください。
かんたん3ステップ最短15秒で、業種ごとにぴったりの文章が入ったホームページが作れます。サポートつきで30日間無料でお試しいただけます。